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2015年11月14日 (土)

★ドコイク函館ランチ(29)後編★プチコション→遠足は帰宅するまでが遠足

後編です。オードブルの段階で期待が膨らむ。

自分の採点基準は(今まで辛すぎたので)この店のせいで修正なのか。

料理を待つ時間も何か、手持無沙汰ではなく、

ゆるやかでかつ期待に満ちた時の流れに思えてくる。

メイン料理。

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予告された通り、左にブリのソテー、トマトソース。

右にパイを敷いたブリの叩き(半生)。

パイ仕立てにはアマランサスのソースが仕込んであるという説明。

アマランサス?またまた未体験ゾーン。

そして真ん中にはご覧のようにムール貝。敷いてあるのは青梗菜。

白いのはこれも半生のイカ。

おっと、これは函館らしい。味のバリエーションが豊かなひと皿。

パイ生地の上のブリの叩き…。こちらの甘めのソースと、

ブリのソテーのトマトソースのスパイシーな酸味。素敵なコントラスト。

どんどん幸せになっていく。

デザートの前に登場したのはブリュレ。

151106p_cochon_d3br

出来立て。

焦げたキャラメルの層がスプーンに抵抗する厚み。

いま焦がしたキャラメルの熱と、ブリュレの冷たさが絶妙に混じり合う。

できたて、いいよね。

そしてデザート。デザートはシェフ自らワゴンを持参して説明。

7種の中からお好きなものをぞうぞ。

151106p_cochon_d4ds

↑シェフ自身の盛り付けがこれ。ということは4種め、5種めを希望してもいいみたいだな

全部ひとくちずつ食べたいです、という客が多いのでは?

洋梨のタルト、プリンのマーブルタルト、プルーンのスパイス煮の

3種をチョイスする。

プルーンの煮汁から黒胡椒がポロリ。

食べる順番に悩むこれも幸せな時間。これ、ひとつずつ片づけていかないと

いけないよね。

151106p_cochon_d6dis

↑いつものポイントで「ここまで来ておや?」と。まさか?

この店をもっと早く訪れていたら、全体の採点基準に影響したんじゃない?

などと考えながら、100点満点もあるか?と思いながら、

レジでの精算する際の、賞賛の言葉を探す。

「とてもおいしかったです。舌に刺激があったばかりか、脳にも刺激を受けました」

ごくごく正直にそう言ったのだが、レジでの反応は???

あれ?すべったか?

「ごちそうさまでした」

を告げる、その瞬間、見てはいけないものを見てしまったんですね。

というかそれが減点材料そのもの。(でも、注意深く見ない人には関係ない事)

いまいちインパクトに欠ける料理をデザートが救う、というパターンは

ありますが。デザートまで感動させておいて、精算時に「!」となることも

あるんだなあ。初めて知りました。

94点。

それでもルクリマの上を行く、でいいのか悩むけど、あの日の自分の採点は94。

そこは間違いがない。

100へ突き抜けるのと、やっぱり94止まりなのと、大差はないかもしれないけどね。

でも思い返して、

・船上で活〆の説明、ムカゴ、アマランサス、デザートワゴン

すべてが練られたシステムだとしたらどうでしょう?

さらに場数を重ねると、そこの不明瞭な部分が見えてくるはず。

当然クリスマスと年末の予約はいっぱいらしいですけど、この日に限っては

先客のご夫婦しか見かけず、長閑なランチタイム。

このペースで1日3、4組だったら、やってけないでしょう。

たまたま、ですか?

こんな店、特別の日にしか行きません、でしょうか?

きっとその答えもいつか出る。

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