【関係者のスルー熱望】函館・個性派迷店ランチの1、2、3
全部で9店リストアップされましたので、3店ずつ3回に分けましょう。
こんなん9日やってたら、ばかばかしくてやってられまへん。
とにかくこれらはネットのクチコミがいくら書いてあっても、現場に行ったら
入店はさすがに「躊躇するでしょう」という店々。
別に入店して「え、こんな店なの?じゃ、帰る」という行動は
いかがなものかと思うので、やっぱり空気を察して、遠巻きに眺めるのが吉。
勇気を振り絞って食べてみたら、めちゃくちゃうまかった、という意見は瞬時に却下です。
とにかく、値段が勇気を要求するのでなければ、なぜランチごときに
勇気が必要なのか、と。
そういうことです。
いちおう、9店で足を運んだ回数は、25、26回。
その都度、写真をとっては返ってきたわけですね。
もしかしたら、その日だけ偶然そういう構えになっていたんじゃないか、と疑いつつ。
とにもかくにも、値段と内容が明記されていない迷店をそれでは1日3店ずつ紹介して
いくことにします。まだ1回しか足を運んでいない「疑わしいお店」は2016年版上期に
とっておきますね。
それでは記念すべき、この企画のきっかけをくれた
杉並町はレストラン箕輪の登場です。
初回は7/20でした。玄関の前に黒猫。何かを象徴していると思いませんか?
この時点ではこんな企画に発展するとは思わず、
店名を出すのはどうなんだろう、とずっと思ってました。
厳密にいえば、すでにブログで紹介済ですが、この日は一旦、入店しています。
で、1300円のAは売り切れとすぐに言われたので、2000円の
魚、肉はそれぞれどんな料理ですか?と尋ねたわけです。
すると、肉は道産ポークです、と返ってきました。じゃあ、魚は?とさらに追及すると
普通の鱸(すずき)のソテーです、という返事でした。
ここのお客さんはこれだけの情報で肉か魚を選択できる、ということなのか?
と唖然としたので、「それじゃあオーダーできませんね」とおしぼりで顔を拭いたのに
席を立って帰ってきました。3秒で決断したわけじゃないですよ。
当然会話の流れ、というものがあります。それをシェフの奥様?大シェフ、厨房にいる
メインシェフがなすすべなく見送ったということです。まさに
「この客は何をカッカ来ているんだろう?」
という反応。
聞くところによると、ここのローストビーフは絶品だそうですが、
ランチにはまったく無関係です。
ディナーの客だけ関係があるのです。「鎌倉山で修業した…」のフレーズがこの大シェフには
付くのですが、あとから知ったのは物産展で函館を訪れて定住することになり、
東京の物産展に積極的に出店しているお店だということ。
北海道物産展ではかなり有名なお店のようです。ちゃんと西武池袋店へ足を運んで
ウラはとってあります。
「料理内容はスタッフまで」の一行。これ、入店しないと聞けませんよね。
7月20日のときに「これじゃダメだと思う」といった自分の言葉が万が一、
この一行に影響したのなら、期待をかけてはいけないということだと思います。
たしかこの9月24日の3日前、21日の定休日に足を運んだときは、
この西武池袋の物産展の出店による臨時休業の告知がびしっとされておりました。
最後はダメ押しの11月4日。
2か月前と変わらず。はい、がんばって4回(5回?)足を運んでみました。
こういうお店がメジャーな旅行ガイドブックに載っているのは、
東京ほかの「北海道物産展」出店が何より価値あることなのだと思われます。
ちなみに「食べログ函館・昼ランキング(ランチ)圏外(=200位以下)」
「同函館フレンチ22位(31件中)」だそうです。
ことのほか、長くなりましたが続けます。
2軒めは湯川町のアシェット・キャプリス(Assiette Caprice)。
海岸の国道よりも海側にあって、隠れたシーサイドレストラン。
津軽海峡に面しています。ここにも4回以上足は運びました。
初回は7/24です。
まあこれはしょうがないのかと思い、再訪。
9月7日。
closedの札がopenになっているだけであとは同じ。
間違い探し、でしょうか。
相性が悪いだけでしょうか?
11/4。翌々日。代休。もういいですね、ストーカーしてるわけじゃなし。
「食べログ函館・昼ランキング(ランチ)圏外(=200位以下)」
「同函館フレンチ26位(31件中)」だそうです。
3軒め、です。柳町のラ・クチーナ・ヴェンティトレ(La Cucina Ventitre)。
初回は7/20。
表通りからかなり入った、雰囲気のある一軒家。電車通りから徒歩だと、
6~8分ぐらい。大妻高校の近所にあるイタリアン。
でも、予備知識がないとイタリアンかなにかもさっぱりわかりませんね。
まあ、welcomeなお店がほとんどな中で、この雰囲気だったら飛び込めないことも
ないかもしれないのですが、こういう企画を立てた以上、
OPENの札も出していないのは受け入れるわけにはいきません。
11/4の再訪。この日のお昼のタイミングでは、おひとり様が2組、
入店するのに遭遇しましたから、人気のお店なんでしょうね。
でもやはり「飛び込む」ことが前提。外見に似合わず敷居が高いお店です。
写真は撮っていないのですが、この2回の間にあと一度訪問していて、
そのときは扉の内側に「本日貸し切り」の札がかかっていました。
ぜひ、勇気を出して函館屈指のイタリアンを堪能してみることをお薦めします。
ちなみに「食べログ函館・昼ランキング(ランチ)25位」
「同函館イタリアン3位(38件中)」だそうです。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 【ミシュランGGJ基準を再検証】第二回・フランス人の見方=全外国人の見方ではないでしょ? | トップページ | 【ミシュランGGJ基準を再検証】第三回・函館への挑戦状?ミシュラン編集部のマニアック »
「はこだてグルメ、ぶった斬り」カテゴリの記事
「ハコダテ・ランチ・アーカイブス2015-」カテゴリの記事
- 【得意分野を評価しなくては!】明治パーラーの個人的懐かしハンバーグ(ランチ版)(2019.09.30)
- 【餃子の王将@イオン湯川】チャーハンだけでなく天津飯もオッケーした(2019.09.24)
- いまさらそこをホメてもしゃあないべ!!!冷や中普通盛700エン!(2019.09.20)
- ここの500円ランチは見事な出会い系。不安定が楽しい?(2019.09.17)
- カレーチャーハン×ナポリタン@本町トレール3回め(2019.08.26)
« 【ミシュランGGJ基準を再検証】第二回・フランス人の見方=全外国人の見方ではないでしょ? | トップページ | 【ミシュランGGJ基準を再検証】第三回・函館への挑戦状?ミシュラン編集部のマニアック »
コメント