★函館ランチ番外編★基準を探し、積み重ねる。。。
武蔵小山フェルムドレギューム。
略してFL。
東京の武蔵小山のビストロです。
函館ランチに何が関係あるのかって?
はい、今回は番外編。
複数の視点を持つことがいかに対象物を立体的に見せるか、
というお話です。
税別1380円のランチのセカンドプレート、メイン料理「魚」です。
もちろんちゃんとメニューは店頭に出ていますが、
この日の新しいローテーションの週替わりランチ、
単に「魚」としかありませんでした。
しかも、13時過ぎの時点で「肉」は売り切れ。
さてこの不自由な状態でどうなったでしょうか?
内容を尋ねると「真鯛のソテー」
まさか、普通にソテーじゃあるまいな。
でも、この皿の作り方、盛り付けも含めて、フレンチ精神を感じます。
別に美食家じゃないので、高級店を多々食べ歩いたわけではない素人なので、
より一般目線だと思います。
ソース→イカ墨のアイオリ、甲殻類のビスク、サフラン風味のポテトのピュレ
メインの「真鯛のソテー」よりいかに文字数が多いかが語ります。
この3種のソースが素材を引き立てる。
知人にこの写真を見せたら、「黒いの、お皿の模様かと思った」
自分も知らずに触って、手が汚れました(笑)。
もちろん添えられた野菜にもこだわり。
冷製スープは「焼きなす」。
何の?と聞きなおしましたもん。
野菜を大切にするお店。
「東京」で語る場合、もしかして取り立てて…の部類かもしれません。
でも、函館の料理人、もっと学べるところがあるよ。
ランチの値段は豪華版の2000円もあります。
通りに面した、武蔵小山、というロケーションを考えたら、
コストはバカにならないだろうし、厨房、接客、スタッフは全部で5人。
さあ、考えてください。(って誰に言ってんの…笑)
8月26日のランチ。7月22日ルクリマ函館以来の衝撃でした。
東京で半分に近い価格設定。
カギは回転、でしょうか???
こうして新たな基準店が登場するたびに、展開の構想は崩れ、
紹介し損なった店が増えていきます。
それでも、感性の赴くままに、連想、連鎖させるから、食は面白い、とも思います。
↓ファーストプレートは野菜中心のビュッフェ。このほかにドリンクがつきます。
デザートはなし。ね、勝負する工夫がされているでしょ?
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