★函館の坂<第3回>二十間坂★防火都市計画の最初の痕跡
函館の歴史は大火の歴史。少なくとも戦前までは。
この二十間坂がそれを物語ります。
そしてこの二十間坂通りが函館夜景のキーポイントになっているのです。
まあ、のちのち説明していきます。
ブラタモリでさえ、突っ込んでいなかったポイントですからね。
凾館石畳三大坂…まあ大三坂も入れてあげて四大ですけれど。
機能的にはロープウェー麓駅に近くて、FMいるかに通じる、
観光的にはやや弱い坂ですが、ぜひ押さえておいてください。
目印は、東本願寺函館別院。耐火を意識してコンクリートで建てられた
仏教寺院です。



この坂が幅広(36m)になったのは、明治12年の大火なんですよ。
昭和9年でも、明治40年でもなく。
函館の大火と格闘の歴史です。
ちなみにお気に入りのカールレイモンはこの坂下りかけて左側。
東本願寺別院の先の通り、でした。
この坂は港に向かわず、海岸線と平行に走ります。
これがポイントなのです!
そして坂の起点が揃っていない、これも作られた時期がほかと違うことを
示しているのではないでしょうか。
函館で有名な洋食レストラン「五島軒」はこの坂を下りてバス通りを右手すぐ。

(2012/12/24撮)こっちのイルミネーションもきれいです。
函館山山頂を入れ込んでみました。
« ★函館の坂<第2回>八幡坂★ビジュアルNo.1で、定番中の定番 | トップページ | ★2015アキタビ島根旅(詳細編1-1)★日御碕、出雲大社 »
「函館坂物語19プラス」カテゴリの記事
- はっきり言って函館市は信用できません。以上(観光掲示板の谷地坂の件)(2016.07.12)
- 【函館駅の無用の長物=第二回】函館の冬の坂は…(2016.06.25)
- いやあ自分でもびっくりしました。函館駅に無用の長物???(2016.06.21)
- ★いわゆる「谷地坂問題」第11回★観光部とブログ主、それぞれの見解(2016.06.05)
- ★「谷地坂問題」第10回★すべてを「函館だからのんびりしている」で片づけましょう(2016.06.04)
« ★函館の坂<第2回>八幡坂★ビジュアルNo.1で、定番中の定番 | トップページ | ★2015アキタビ島根旅(詳細編1-1)★日御碕、出雲大社 »



コメント