★ニーズ分散!★函館→東京、ベストレートに向けての事前学習
北海道新幹線の開業日が正式に2016年3月26日土曜日に決定した。
当然この日はJRのダイヤ改正の日である。
現状「東京駅→函館駅(東北新幹線経由)」の最短所要時間は5時間21分である。
これが「東京駅→新函館北斗駅(東北・北海道新幹線経由)」で
4時間を切るということになっている。3時間59分としておこうか。
問題は新函館北斗駅→函館駅の接続である。
この問題は完全にクリアになっていないので
とりあえず持ち越しにしておくが、短縮分82分の中から捻出されると考えるべきだろう。
標準的に観光目的でこれまでのようにJR函館駅前に宿泊するとしよう。
新函館北斗駅は現在の渡島大野駅に建設中だから、渡島大野→函館間は
普通列車で所要時間26分。快速を走らせれば少し短縮できるにしても、
時間短縮分は17%に留まる。これはあくまで始発東京乗車の場合で、
上野乗車、大宮乗車の利便性を考えると心理的な便利度アップは確実に見込める。
現時点ではこの話を深めるのは尚早と考えるので、本来の話題、ベストレートへ移行したい。
函館東京往復切符という企画切符がある。
\12,340
ここには特急券が含まれないので、東京まで往復するとすれば、
新幹線特急券(閑散期)\7,000に在来線特急自由席券\860(乗継割引済)で
\7,860x2=\15,720(+\12,340)=\28,060となる。
これが事実上のJR移動における東京→函館のベストレート。
ただし、函館から東京往復の場合であって、その逆ではない。
これで発地を逆に設定すると片道なので、空路のほうがよほどお得なのだ。
現状JALの先得割引で料金を調べると、片道\14,030を下回る設定は
75日前以前に予約するウルトラ先得で便を限定した場合。平日の昼便などである。
このケースでは\12,000台が設定されている。
さてさて、この75日前の予約は現実的だろうか、ということである。
利用客はかなり条件が絞られてしまうに違いない。
もちろんGWや年末年始などピーク時の設定はない。
仮に都内品川区、港区、大田区、目黒区、渋谷区在住で、
函館空港から車で30分圏内に目的地がある場合
(JR函館駅前のホテルは空港から15分程度)
ドアtoドアでの所要時間は3時間~3時間30分といったところ。
さらにこれで新幹線移動中にPC仕事をひとしきり消化できると考えれば、
自分のバアイは飛行機・鉄道甲乙つけがたい。
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