★函館の坂<第5回>大三坂、チャチャ登り★教会の間を下りていく快感
函館坂物語再開です。
現存十二天守もそうなんだけど、たまたまその十二だった、のが真相であって
十二がそのラインナップになるべくして繰り込まれたか、と言えばそれは言えない。
函館の19坂も、18坂という説もあり、じゃあ、大三坂とチャチャ登りは1つでいいのか、
ということだし、谷地坂だけ異端じゃない?という主張も可能である。
つまりは、函館市が規定した坂標の19の名称に対して、ツッコミを入れることで
事の真相が明らかになるだろう、ということなのである。
ということで数時間のセッションを3回ほど行った結果、第五弾は
セオリー通り、大三坂(+チャチャ登り)としてみる。
函館市が坂の舗装を石畳にしている時点で、ポジションは第四位なのである。
それはしょうがない。
地図ではNo.12とNo.13(上手がチャチャ登り、下手が大三坂)
八幡坂の起点を横にたどっていき、そのラインから下が大三坂。上がチャチャ登り。
チャチャとはアイヌ語でお爺さんの意味で「爺々」と漢字を当てる。
国後島の爺々岳と同じと覚えればいい。
チャチャ登りを最上部から下りていくと、右に聖ヨハネ教会、左にハリストス正教会。
ラインを超えて大三坂に入り、左に元町カトリック教会、右に東本願寺函館別院(重文)
と寺院の間を抜けていくとても雰囲気のある人気のエリア。
繰り返される大火の結果として、このエリアに異なる宗教の寺院が集められた
必然を思うと、函館第二の寺町ゾーン(第一ゾーンはもっと北西寄りに存在)
と意識できるのかもしれない。
まあまあ、石畳はけっこう歩きにくいんですけど?
この下に、
で、このオールインワンなアングル(↓)が発見できるのも、
チャチャ登りを登った人だけの特権。
左の2つ(の塔)がハリストス正教会。右側(の塔)が元町カトリック教会。
合間に摩周丸と五稜郭タワーが見えている。
(元町カトリック教会の陰にあるのは、ホテル・ラビスタ)
し・か・も! 塔のてっぺんにはカラスが休憩中。
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