★宿毛~西宇和★絶妙な過疎感に甘んじてはいけん、と。
2015ナツタビ1(後編)=高知、愛媛、大分編
夏7月はほぼ旬を外しているけど、宿毛からの西宇和柑橘ロードは、
今後も追いかけたいテーマ。小夏との出会いがその感を強くしている。
東西に広い高知は採算のとれない路線を第三セクター「土佐くろしお鉄道」として切り離してしまっている。
西端の宿毛は北の愛媛県宇和島まで路線バスで2時間。運行は宇和島運輸だ。
高知から特急を乗り継いで2時間ちょっと。
高知県西端、と愛媛県南西部はいずれにしてもなかなか交通の便が厳しい地域
で、あまり観光客は訪れないようである。
だから一観光客目線で語っていいのか、とは思うが、こんな場面があった。
↑宿毛駅。写真をこう撮るとほんとうに何もないように写る。町はずれに駅があるパターン。
宿毛駅での乗換15分。宇和島行きのバスを待つ間、あまりに駅前に何もないので、
すっかり油断してしまう。
ターミナルに入ってくるバスの車体を撮り忘れる。
乗車してから気づき、「写真1枚撮ってもいいですか?」
と運転手に聞いたら「ダメ」。20秒くれれば終わったのに。
もしかして、愛媛県の事業者のバスだから、高知県内のサービスは軽視なのか。
違うか(笑)。
ちなみにお客は二人で、宿毛から終着まで乗る客は自分ひとりなんだけどね。
でもってショックだったのは、降りるときに5000円以上の紙幣は両替不可だったこと。
これもまた自分の不注意なんだが、不幸は重なる。
「駅のコンビニで両替してきてください」
宿毛駅での停車時間はカウントしていない、ダイヤなんだろうし、安全運行という
自分の仕事に徹する、ということだ。文句を言っちゃいけない。
↑料金を払って即写。宇和島運輸さん、上手に乗れなくてゴメン。
1800円払うのに五千円札でゴメン。
↑宇和島駅。駅舎の上はホテルです。
そして宇和島市街。到着が午後2時すぎで、城山まで往復して4時過ぎに戻ってきたが、
ほとんどの店が夕方休憩の時間。やってない。もちろんファーストフードはない。
wifiなんてありえない。電源カフェ? ボケもいいかげんにしなさい、だ。
東京の下町だったら、お爺、お婆が昼飲みしてたりするんだろうが、そういう気配もなし。
結局、松山まで戻っちゃえ!という強硬手段になる。
お城以外に時間がつぶせない。
まあ、おかげで「なが坂」で「ひゅうが飯」にありつけたわけだけど。
↑大街道のこのあたり、という土地勘でよくこの店に出会った。でも面白そうな
居酒屋たくさんあったけど。宇和島にこだわっていたらどうなった?
自然はすばらしかったけど、西四国、ちょっと惜しかった。次回は柑橘限定旅でもう1回
練り直しかもしれないな。
« ★不屈の精神?高知気質★発見はカツオだけじゃなくて、小夏も | トップページ | ★さあ、別府よ「昭和の名門」から脱皮せよ★温泉資源と何をコラボ? »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 【地下街も7つ…】高層ビル愛知県内1位から8位が駅前全集合!大名古屋の大いなる偏り。(2023.09.18)
- 【低床車が走る街】3度めの万葉線と、2度めの福井鉄道【普通車と独特のコントラスト】(2023.09.22)
- 【またまたボタン掛け違い】残念だった福知山城でのスタッフのリアクション(2023.09.16)
« ★不屈の精神?高知気質★発見はカツオだけじゃなくて、小夏も | トップページ | ★さあ、別府よ「昭和の名門」から脱皮せよ★温泉資源と何をコラボ? »
コメント