★線のつなぎ方を「旅コンプリ」主義的に変えていくと★まさに、「次ドコ行く?」
さて多くの記事を書いているうちに、旅コンプリ主義に行きついた。
現存十二天守コンプリがその最たるもの。日本三景だとか、三大名園だとか、
四国八十八か所もそう。旅マインドとコンプリ気質は密接な関係がある。
世の中にコンプリを嫌悪する人は何割いるのか?
真剣にやろうとすると萎える部分はあるかもしれないけど、堅苦しく考えずに
並べてみると、何事も楽しい。違う?
今回も9か所めの高知城で初めて、現存十二天守は
「国宝5、重文7」だと知った次第。
歴史の学習と同じで二次軸、三次軸が積み重なって、立体化するんです。
ただただ十二覚えて回ってもしかたない。十二はそれぞれどんな共通点があって、
どう違うの?
だからこそ、次ここ行ってみよう、となるのだ。
全日本タワー協議会の20タワーとか、なかなかそそるお題です。
内藤博士の6兄弟のうち、1名だけ除外されているよ、協議会に。
でもね、スタンプラリーだけが芸じゃない。実際別府タワーではスタンプラリー
への導線は全然引かれていなかった。
イベントはもう終わったんだ、と思ったけど、違うみたい。
別府タワーからすれば20分の1だけど、
残りの19のタワーを思いやってあげないとだめだと思うんだ。
日本の観光が「他の土地も行ってみな、コンプリ目指してみようよ」になると
活性化すると思うんだよね。でも、お仕着せのパック旅行業者は
そういう主体的な旅が増えると嫌かも。でもそういう至れり尽くせりのパック
って初心者向けとして存在していてもいい気はするけどさ。
「じゃあ、次はココ」のインスピレーションをどこで得るか、伏線は常に張り巡らされて
いるけど、それが表面化する瞬間、きっかけこそが旅の醍醐味。
「満喫しきれなかったから、また来るね」
そう思って、旅を続けたい。
こないだ会社の元同僚に「目指すは旅人」って言ったら、「中田ヒデですか?」と
返された。ちょっと違うと思いませんか?
ちなみに高崎山のサルの伏線は、札幌円山動物園のサル山の家系図。
さらにルーツは函館熱帯植物園の温泉ザル。
八幡浜~別府フェリーの伏線は、三崎~佐賀関の九四フェリー。
あのJR松山駅の「1万5千で佐多岬までどう?」のまるしげタクシーの運転手さん。
会社名あってる? 2001年? 大昔、ですな(笑)
14年越しで実現した、豊予海峡横断。
だから旅って面白いんだよ。ホント。
過去の経験が、すべて未来へとつながっていく。
まあ、そのためにも「記録」が大切なんだけどね。
しかし、アマゾンばりに「この場所を訪ねた人はこの場所も訪ねています」とかできんのか。
リアル×バーチャルの日本全国、位置取りゲームって面白くない?
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