★金比羅さんの場合はレアケース★とはいえ地元みんなで協力、じゃない?
2015ナツタビ1(前編)=徳島・香川・高知編
さほど大きな動きをしていないけど「香川」として考えると、いろいろ難しいことがある。
それが「高松行きのサンライズ瀬戸で大歩危行くのにどこで乗り換え?」問題。岡山から電化された予讃線で
松山へ。同じく岡山から気動車で土讃線を高知へ。高松へは途中で枝分かれして向かう。幹線じゃない。
そしていったん高松に終点として収まったあと、出直して高徳線で徳島へ。宇高連絡船の名残でしょう。
徳島へは淡路島・鳴門経由で関西方面から直接入れるから、いちばん取り残されてしまった感のある高松。
何か不足な感じがあったのは事実。
で、ここでは金比羅問題。今回のナツタビ、取り残しポイントは大歩危峡。香川~徳島~高知と進むJR土讃線の
徳島の喉の奥のつまった部分。吉野川上流。そこから祖谷のかずら橋。あれ?あの歌舞伎でも有名な金比羅山って
行ってない! そういう順序で発想して、高松に泊まろうとしたのになぜかその日だけ部屋が高くて、
いっそのこと、と思い(こんぴら温泉)琴参閣へ泊まったわけだ。
これが、力関係的に言えば、いちばん格上なのが金刀比羅宮本体。でもってそれに行政と門前町の事業者が
取り付いている構図。そもそも温泉も門前町の集客を改善しようとボーリングした結果だもんね。
9日の朝、駅から参道手前までずっと歩いたけど、かなり来ていたよ。普通だったらホテル、旅館から出てきた
方々がもっとうろうろしていていいはずだ。団体客多めなせいもあるんですかね。自分の散策時間帯が
遅いのか。いずれにしろ、午前8時の活気? と感じたね。ホテルは申し分ないのに、ロケーションそのものに
いまいち魅力がない。
そこんとこのギャップの表れが、コレでしょう。
金比羅さんは金比羅さんで先へ行っている。これはこれですごいよ。
でも、雨の本宮で観察していた、参拝の皆さんのバラバラなお参り。昔はこうじゃなかったよね。きっと。
とりあえず来て、「来たよ」と言ってそのまま帰る。としたら、いちばん浮かばれないのは、
待ち構えている観光地。とりあえず来た客に「なるほどそうだったのか!」を感じさせないと。
このほか「笑顔元気くん」シリーズが2012年に登場! 新感覚続々)
午後1時。予定より一本早い特急南風で高知へ向かおうと戻ってきたJR琴平駅。
何?期間限定でサンライズ瀬戸が「琴平終着」となるんだ。朝8時に琴平に放たれた観光客は
1日つぶせないと思います。
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