★ナツタビ2015→要素(3)情報活用力を磨け★トライしたなら、同じ結果でも素晴らしい
写真のお父さん(左の青い服の人)は自分よりずいぶん年上だったけど、
傘を持たずにやってきた。旭宮では
萎えるほどの大降りだったけど、雨宿りしつつ本宮へお参りし、お守りを売っている売店には
傘もあったのに、目もくれず、雨の中を降りて行った。
信念があるのと情報がないのとどっちなんだ?
ありがたい石段を上った効果か、珍しいことにちゃんとお参りしようと思い立つ。
賽銭なんてあげたのは何年ぶり?いや十何年ぶり?
するとふと思う。お参りの作法って?
こういうときはスマホが役に立つ。二礼二拍手二礼なのだそうだ。
段取りにばかり気をとられ、肝心の祈願がおろそかに。手を合わせただけかよ>自分
そのぶんお守りセットも買って帰りましたけどね。
で、雨はやまない。雨宿りも兼ねて四百段の石段を上ってきたとおぼしき他の参拝客の
作法を観察してみる。
まあ、適当だ。二礼二拍手二礼とやっている人は二割もいない。
作法はどうでもいい気はするけれど、そこでスマホで確認する、ような輩はほとんどいない。
天気予報も含めた「情報活用力」を思う。
御利益を期待してありがたがる割には…である。
ついつい奉納された絵馬も見てしまう。家族の健康や志望校の合格、大会での好成績、
それらはいたって普通なのだが、刹那の好運を祈っている絵馬もある。
人生の上では大した節目ではないが、参拝当日においては気になっていたことなのだろう。
だけど神社へ行って「年末ジャンボが当たりますように」と祈る人はいないでしょ?
脱線したが、現代人はそこに金比羅さんがあったから来てみた、ぐらいの心構えなのだろうか。
まあ、自分も大差ないが「せっかくなら」という思いになったこの石段の数だったのだが。
一旦雨は止む。
石段を下り、予定より1時間早く高知行きの特急に乗車。高知市内は小雨、らしい。
そこでJR琴平駅の改札係が言うには「この先、大杉~繁藤間で一定雨量を越えたため、
徐行運転になっていて、特急列車は終着高知への到着が遅れる見込みです。」
え?順調に行程を消化したのにまたトラップ?
それほどに徳島・高知県境の谷合は天気の変化が激しい。讃岐が少雨なのとは対照的。
結局、途中で徐行は解除になり、
特急の遅れは6~8分程度で無事到着。高知駅付近は曇り。降っていない。
それでも心配だったので高知城へは傘、持っていったけどね。
考えようによってはここまで天気に恵まれた、とも言えるんじゃない?
やっぱり晴れ男の部類?
情報がなくて偶然こうなるのと、情報収集して都度都度判断して同じ結果になるのと。
旅=人生とするなら、あなたはどっち派?ということが言いたい。
首尾よく「同じ結果」になれば何のことはないけれど、同じ結果にならなかったら、
後悔しないの? 自分ができること以上はできないけど、
行程案を複数想定したり、こまめに天気予報をチェックしたりは難しいことなの?
すべてにおいてそれは言えるかなあ、と思った旅ポイントでした。
初心者は経験を重ね、熟練していく。いっぽうで永遠の初心者もいるわけですけどね。
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