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2015年6月 9日 (火)

★温泉論シリーズ2015-4★水面の見えるロケーション…湯船じゃなくても?

というわけで、全国「海(湖)の見える温泉シリーズ」となる前に、

最初のヤマを書いておきます。

そもそも一連の記事のスイッチは「金沢」なわけで、

そもそもここで取り上げたかったのは「片山津温泉」です。

柴山潟のほとりに広がる加賀温泉郷のひとつ。

山中温泉、山代温泉、片山津温泉。場合によってはこれに湯涌温泉を加えて

加賀温泉郷と呼ぶわけです。

せっかく北陸新幹線に乗って金沢に行くのであれば、ちょっと足を延ばしてみたい、

そう思って、事前リサーチをしたわけですな。

同じ石川県でもスタイタス旅館「加賀屋」を擁する七尾の和倉温泉に比べて、

ガツンと来るものがない。その昔、「奥座敷」と呼ばれて名を馳せたにしても

時代は変わり、いかにもな温泉地は宿泊客が減少しているわけで、

この加賀温泉郷も例外ではないということがわかりました。

その証拠に、日帰り入浴可、おひとり様可、リーズナブルな価格帯、朝夕食バイキング。

待てよ。そこまでウェルカムされても困るんだ(笑)。

いかも湯快リゾートやら大江戸温泉物語やらアパホテルやら、全国でよく聞くチェーンが

参入してきている。

もちろんそこにビジネスが成立するからで、ビジネスが成立しなければ話にならない

わけだけど、それはあの武蔵小山の商店街がチェーン店だらけになるのと一緒だ。

人が集まるところにアンテナを張る有力企業の手法はわかるけど、なあ。

で、片山津温泉。行程を総合的に考えて、宿泊は金沢駅前に2泊とし、

片山津の総湯だけを訪れることにした。

地元の高齢者で大人気だった。木曜日で自慢のカフェは定休日。

もちろん柴山潟の眺めは素晴らしかった。でも、人はいなかった。

浮御堂へ行ったら「屋形船」が15時から、と書いてあった。

あと15分だった。並ぶ客は皆無?だった。休業?

「季がさね」の玄関には「宿泊以外の方もどうぞ」と書いてあったが

喫茶コーナーは閉店していた。

その前にバス停が時間を見ていたら、すぐにJR加賀温泉駅行のバスが来たので

つい乗ってしまった。滞在は1時間ほど。

それ以上、散策をするモチベーションは…なかったんです。すみません。

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↑キャンバス(1日乗車券1000円のみ)。片山津温泉行は小松空港ルートで。

正月のテレ東「路線バスの旅19」で登場しましたね!

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↑まるで美術館のような総湯の建物。

150604souyu_ura

↑こっちは裏。湖側。

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↑浮御堂。だーれもいないや。

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