しばし、メインルートから外れてサブテーマ系へとわき道を進むとします。
キーワードは「霧島」。
霧島神宮、霧島温泉。
韓国岳ほかの火山群と温泉。
温泉は旅館が固まっている丸尾温泉のほかにも、さまざまな温泉が点在している
霧島。マイカー以外に路線バスが走っているわけですが、このバスの終点が
霧島いわさきホテル。いわさきホテルはほかに指宿や、屋久島にもある鹿児島地元の
有力ホテル。でもバスの終点なのはなぜ?
実はバス網もホテル経営の母体であるいわさきグループが所有しており、
鹿児島の観光産業を統括している一大グループであることが調べるとすぐわかりました。
霧島いわさきホテルのある場所は林田温泉。この温泉は昭和4年に林田産業交通の
林田熊一氏が開発したもので、現在はいわさきグループの傘下である、霧島いわさき
ホテルとなっていることも同時に判明しました。
さまざまな紆余曲折、背景は置いておいて、なぜそんなことが気になったか。
霧島へ行く→霧島温泉で日帰り入浴→交通手段→バス
の順に発想したわけですが、やはりバスの終点であるいわさきホテルが日帰り入浴を
やっているのなら、そっちが便利、という単純な発想で訪れたわけです。
8月21日は夏休みと言っても平日、混んではいないだろうと思って行ってみると、
まあ、見事に閑散としており…。それはそれで気にしないのですが、問題はその事業規模
とのミスマッチでして。。。
温泉は別館の御山の湯(内風呂+露天風呂)のほか、栄の尾温泉という名称がある
「緑渓湯苑」という自然の中の露天風呂に昼食バイキングで2600円也。
以前、浜名湖の舘山寺温泉で同じようなパターンがあったので、想像はついたのですが、
まずはおひとり様、緑渓湯苑までの道のり。待っていれば送迎するというものの、
例によって時間が気になる身であり、ホテル裏手の徒歩5、6分の未舗装道路を
フル装備で歩く。すると渓流沿いに温泉が出現。先客はなし。
ここは水着もしくは浴衣で入浴のルールと言うことで浴衣を借りることにするが、
なかなかにこの浴衣入浴は勝手がつかめない。
しかも、時間は昼の12時でじゅうぶん陽も高いだが、いくつかの湯船には
まだ湯がたまっていないという。うーん、お湯もあまりきれいではない。
湯船から湯船までハダシで移動するのか(普通に岩と土の地面です)と
思いきやサンダルがあるという。でも湯船と湯船の間も岩盤むき出し。
どうやら、サンダルのまま入浴がスタイルのようで。。。(続く)
上手の重豪の湯のあたりが比較的まともだった。
流れをまたいで久光の湯のあたりは、ちょっと厳しい感じ。