★旅で思う★丸岡城編
「現存十二天守」と限定されると「四国八十八か所参り」よりも難易度を下げてもらった
気がする。
古くは「日本三景」やら「新日本三景」やら「三大夜景」やら「三大車窓」やら、
観光振興のためのベスト○○という形式は日本人の好むところであった。
さてこの丸岡城。戦前に国宝に指定され、戦後法律が変わり国の重要文化財だという。
え?格下げ?
戦後すぐの福井の大地震で倒壊、再建した経緯も絡んでいるらしい。
いずれにしろ16世紀あたりに作られた建築物=城が補修なく300年現存するはずがない。
手の加え方次第で国宝になったりならなかったり?
それによってまた観光客の関心が変わってくる?
いずれにしろ「現存十二」をくくった真犯人は誰なのか?
熊本城、名古屋城、大阪城はこの十二には入らない。
大都市の中心で威容を放ち、多くの市民に支持されているのなら、
「限定品」で付加価値をつける必要はないからだろう。
現存天守もこれで半分以上まわったが、もしかして踊らされているのは自分か?
ちょっとそんな気がしてきた丸岡城、でした。
石瓦に特徴がある…タクシーの運転手さんが教えてくれなかったら、気づきもしないわな。
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