昨日、都内某所で仕事でとある教職関係の方と話し込む機会があったが、
世代間の感覚のズレがなぜ発生しているのか、ちょっとわかった気がした。
これ、先の世代から見て「○○じゃないか?」という仮説は立つが、
若い世代が上の世代を俯瞰して「自分たちとはここが違う」とは推論できないのが、
一般的だろう。
悔しかったらやってみな(笑)。
で、コミュニケーション欲の発散の仕方てな話なのだが、
時と場所を選ばず?という観点ではブログやツイッターは便利。
ただ、だから一方的になるんだよね。
あとはその他人のコミュニケーション欲にどう対応するか、シンクロするか。
自分だったら、と立場を替えて考えられるか?
下の世代にはその後半の部分が欠けている。
情報を一方的に受け取るだけで何もしない。消化もしないし、ほぼ反論もしない。
意味ねえな。
ディベートという手法は演技としての反論力を養うので有効だと思うけど、
そういうクリティカルな手法は(ネット社会においては)圧倒的に欠けている。
昨日はブログにまた恒例の波がやってきていたが、
いくら「どんなブログ主か興味を持て」と書いたとて、
そっから(開設一本目の記事から)こつこつ一本一本
読み漁っていたらくたびれるだろうな、と思ったね。
こいつは持たないな、と。
早い話が、欲しいネタをリクエストしたほうがぐっと効率的だし、こっちも喜ぶ。
ただ「自分」がないので戦えないから、いざ戦闘場面になれば圧倒的に不利を
感じるんだろう。
戦闘場面にしなきゃいい。こっちが仕掛けても(笑)。
そのぐらいの意図は察するよ。
過去にネット上で論争になった奴は、だいたい相手に勝とうとする。
勝ってどうするか?って思うけど。
単にこっちの上から目線に感情的になるだけ。
昔、自分の発言を削除しつつ、反論する奴がいてネット上でタイマン勝負に
持ち込もうとする。客観的なギャラリーの目があっては勝ち目がないから。
でも浅はかだから、自分の発言を逐一こっちに引用されて客観性をキープされ、
しっぽを巻いて逃げていく。
そいつは言った。「合成オッズ2倍でも馬券を買います」
だから、それはどういうケースか説明すればいいわけだし、こっちは4倍ぐらいが目安かな、
と言っただけ。
的中率25%なら4倍が目安で、的中率50%なら2倍でもあり、でしょう。
で、彼は言うにことかいて「あなたの日本語がおかしい。めちゃくちゃだ」
すんげー盛り上がった。
こういうタイプは自分の意見が言えない、他人の意見がきけない典型。
さらにこの部分を自覚すると発言しないのが吉。発言すると傷つくから。
(と退行していく…)
こうなる。恋愛でもあるよな。ふられるから告らない。
いやいや、皆さんの記事の読み方や検索を見ると、日本はいよいよここまで来たな、
と思う。
その教職関係の人が危惧するように上の世代の将来への心配は思うように
解決されないんだろうな。
それでもやる。そんだけだ。書き手、発信者がつまらなくなってはそれこそ終わりだ。