★去年9月から中山3回めの週末★ことごとく…この頻度は異様
ほんとうにいい読みをしていた、と思うね。
土曜日のポンコツを早々に終わらせておいてよかった。
日曜日にはまた新たなポンコツが「群れをなして」登場したのである。
これではいくらスタミナを養成し、メンタルを鍛えても
無駄であろう。
正直に、もう中山競馬場へ積極的に行くのはやめたい。
どう考えても「偶然」ではないのだから。
身が持たない。
あたかも霊能者が地縛霊の真っただ中に放り込まれたごとく。
では、土曜の残り1組。70代男性のペアから。
ひとりは大きな双眼鏡を持って席についている。
その双眼鏡を持ってきているほうがこう言う。
今、先入れ(馬場入場)入ってきたのは赤だから3枠だよな。
5番だった?6番だった?
具合良さそうだったよな。
なぜ、それを連れに話しかけるのだろう。
カメラが映さないかな。
ああ、映した。6番? これじゃない。
じゃあ、5番だ。
あのう、その馬2桁人気なんですけど、そんなに長く続く話題でしょうか?
四の五の言わずに自分の双眼鏡で見てみたら?
連れもそうは言わない。
緩い。
日曜の後方座席。20代の若者とそれより2回りは上の連れ。
その連れは「師匠」か「先生」か。単なる「友達」か。
その若者はずっとずっと、ずっとしゃべりっぱなし。
飽きないなあ、と聞き流していたが、どうやらまったく当たらないらしい。
「どうして1人気は自分が買うと来ないのか」
知るか。
「このままではメインまでに財布が空になる」
知るか。
「だから早く、メインレースにならないかな。まだ1時間以上もある」
……。
「結局1万5千円負けた」
もう、うるさい。
「有馬記念の日は2勝して、あとは当たらなかったけどメインで逆転したんだ」
何?その2勝って。
「2勝と言っても、単勝が当たっただけなんだけど。自分には単勝が向いている。
2頭当てるのは難しくて無理」
このペースで終日しゃべりっぱなし。
で、今度は右横の熟年夫婦。
奥方「この馬とこの馬がいいと思うの」
ご主人「ワイドじゃなきゃだめだぞ」
奥方「3と6と7と8」
ご主人「だから最低人気とかの穴馬も1頭混ぜないと配当がつかないだろう」
まあ無責任な。
奥方「いま3番来たわよね」
ご主人「ほかの6、7、8が来ていないよ」
奥方「そっか、当たりじゃないのね」
あのう、ケイバ何回め? っていうか午前中ナニしてた?
日経新春杯では選んだ4頭のワイドボックスの6点のうち、半分の組み合わせ
がガミっている。
オッズを見ることを知らない、と来たか。
それはそれで同伴してヒマしないだけのための馬券購入、という考え方もある。
奥方「この3頭だと何点?」
ご主人「3頭BOX? えっと3点だな」
何?この「えっと」の間は。
またワイド3点か。
奥方「あなたとは負けている額が違うのよ」
はあ?どういう意味だ?
奥方「300円ね。あ、ないわ。お札しかない。買うのやめた」
超意味不明の掛け合いである。
ご主人は「騎手名鑑」を見ながら、
「武豊って通算勝利数の桁が違うな」とか
「キャロットファームってクラブ馬主かあ」とか……。
天然×天然はギャグ以外生み出さないことがよくわかる。
その意識で何十年ケイバを続けても上達しない。
いいかげん、おまえストーリーを作っているかよ、と言われそうなぐらい
豊富な素材。事実は小説より奇なり。
そしてこのほかに超スーパースターポンコツがさらにいるのだ。
もぉぉぉぉぉ! 勘弁してほしい。
« ★中山A指定=ポンコツの巣窟★真剣に考えないとマズイ! | トップページ | ★実物を見るとカンドーするぜ★3分の1、12レースをふざけて買う。100円だけ »
「競馬場のダメ人間」カテゴリの記事
- ポンコツさんの詩…2016第二回(2016.10.17)
- ポンコツさんの詩…2016第一回(2016.10.17)
- 「レースを見れない」は視力の問題か?(2016.10.16)
- 今週も…ポンコツレベルの大証明の巻(2016.09.26)
- 競馬場の空気はヒトの感性を鈍らせるの法則(2016.09.18)
« ★中山A指定=ポンコツの巣窟★真剣に考えないとマズイ! | トップページ | ★実物を見るとカンドーするぜ★3分の1、12レースをふざけて買う。100円だけ »
コメント