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2015年9月

2015年9月25日 (金)

★しっかし、進歩したつもりでも置いていかれてる!★とめどないな、ったく!

質問をいただいた読み手の方には

「後ほど(個人的に)返信」とさっき書いちゃったんだが、

その手前でいくつかインスパイアされた内容を書いていたら、

そこまで「企業秘密」じゃないのかなあ、と思ったので、

軽く書いてみましょう。

その1・枠順による有利不利、という日本語の用い方は不正確、である

その2・奇数馬番より偶数馬番のほうが有利である

その3・ケイバにおいては奇数馬番のほうが出走頭数が多い。

その4・内外で有利不利の度合いはコースによって違う、重視すべきケースと

ほとんど差がないケースがある。

ほら、この4か条で飛躍的に馬券成績が上がりそうには思わないでしょ?

ケイバなんてさ、それだけで絶対的に効いてくる秘術なんて、そうないわけでぇ。

なぜ、偶数馬番が有利か。理由は簡単。ゲートで待たされないから。

ゲートで待たされることで、能力を発揮できない確率が高まる。

それをいうなら経験の浅い馬ほど馬番有利不利理論が通用する、ってことになる。

(その逆もあるよな)

でも、ゲートで待たされる具体的な秒数はさまざまだし、馬の性格もバラバラだから統計

しづらい。ただオークスのクルミナル(17番馬)の荒業を思い出してみ?

(ゲートの前でごねて先にゲートインしていた奇数馬すべてをイラつかせてその結果

自分は激走…笑)

函館ダ1700、札幌ダ1700のように、フルゲート13頭のバアイ、13番は後入れ。

同様に、フルゲート割れの最外の奇数番馬は後入れ。

レースを見ていたらわかるでしょ。すると、となりの偶数番の馬は待たされることになる。

自分の理論ではこれらの要素により、必ず偶数馬番が有利の展開は紛れることになる。

さらに内枠不利なコースでも、上手な騎手が乗ると克服できることもある。

脚質によっても違う。人気がなければ、思い切った位置取りができる、ということも

考えられる。

ということで人気サイドでも穴人気でも、平均値より複勝率で3%、連対率で2%、

勝率で1%(高いか、低いか)のいずれか2つを満たしている場合に、

その馬番は有利(不利)であるとみなしている。

たあだあし。1~3人気がすべて不利馬番に該当しても3頭ともきれいに消えるとは

限らないからね。不出来種牡馬の子が出走の半数を占めたら、

全部消せばいいかと言えば、レベルの低い中での相対的な戦いになるのがケイバ。

だから、自分のはフルゲート馬番理論。

先に書いたように、フルゲートにならない確率が高いコースって、そういう意図が

すでに働いているのだから。

中山ダ1200のように単純明快な場合だけだったら、わかりやすいけど、

同じ中山でも芝1800はやめてほしいよね。

5年間で施行数が60や80はほしいから、中山芝2500には使えない理論ちゅうことやね。

2015年9月24日 (木)

★ここはバラしても即効性ないだろう★でも長期的には効いてくる…

どうでもいいけど、9月21日のエントリで

「オッズ分析×馬番×想定読み」って書いた「想定読み」は

関係者が想定をどう読んだか、という推測なので、誤解なきよう。

昔書いてた、っていうか現行のカテ名称の中にある「想定読み」は

一週、二週前の出走予定馬と予定騎手を見て、意図を推しはかる、という意味合いなので

違うワケっすよ。

で、この「新」想定読みと短期放牧が密接に関連していることをちゃんとは

書かなかった。まさか、実例を示して説明するつもりはないけど、

A・順調に使っている馬

B・弱いメンバーと見て急きょ出走の馬

C・強い馬が抜けていてあとはドングリなので5着はたやすいと出る馬(もしくは出走手当狙い

D・預託料目的でただただトレセンに滞在し、入れ替えできない厩舎の馬

E・こないだ使って放牧されたのに、1、2週足らずで戻ってきた馬

さて、馬券として狙いが立ちやすいのはどの順でしょう?

B>E>A>C>D

でしょ?

これを馬番の有利不利、オッズの動きを加味してチェックするという話、だな。

いちばん言いたいのは、

厩舎によって

「休み明け得意」「叩いて上昇傾向」というキャラ分けをしていた時代があったけど、

いまどき後者でいい成績を残すのは至難。オーナー側のリクエストも厳しいしね。

当然マイネル、社台は細かく調整しているけど、それ以外でえげつない馬の出し入れを

している陣営(厩舎or馬主)を見つけると、これは馬券に直結なわけ。

レーシングマネージャーが優秀、という場合もあるしね。

ということで日頃から「共通項を探る」トレーニングは必須。

その人(騎手・調教師・馬主)を動かしているのは誰か、だよね、ケイバは。

★じゃあ、誰かに何か言ってみる?★アクションから始まる、ってか

通常はオッズを解析してから、買い方(馬券種)を決めている。

少し前は「(オッズが)動いた馬」から狙ったものだ。

そのオッズの「動き」がなかなか納得できるものでなく、不的中で落胆するか

動かないのに買って不的中を食らうか、そういうストレスがたまったのちに

「動き」そのものをそこまで重視しなくなった。

一応「肯定されているか、否定されているか」は見るけど(否定されていると買わない、だけ)

「動いた」馬同士のボックスで、きれいに決まった記憶がここ半年で1、2回程度。

実は「動く」理由があることもわかってきた。

インサイダーじゃないのに動く馬。逆に読み取りやすいインサイダーはどんどん減少。

じゃあ、そのオッズ解析の真相は何か。

そこは言えないけどな。

ヒントは特定V4、特定S5のあたりだと言っておこう。

で、この「特定」に該当しない、3頭抜け、2頭抜けのレース。

これはおいしくないレース。

じゃあ、抜けた馬がいない混戦レースはおいしいのか。

これも度が過ぎると、見返りは小さくなる。

やっぱり最短距離は「出走意図」読みなのだと思う。

オッズ分布で買い目が自動的に決まり、自動的に的中するケースも確かにある。

でも、出走意図的に「どうでもいい」馬たちを必死に読み解こうとしても

時間の無駄なのだ。

ということで今いちばん気楽なのは、特定S5からの展開。

特定じゃなくても馬単(2着づけ)+単勝。

馬単で1人気トビがいちばんおいしい、というフォーム。

これ予想TVの亀谷、小林両氏の買い目を見てて、本格的にありなんだと思ったよ。

S5をS4に変えたり、馬番の有利不利でS3やS2になったり。

S6なら馬連+複勝、にアレンジしたり。

抜けた馬がいるのに、単6~8人気あたりが匂えばA-B-Cのフォーメーション三連複。

人間、複勝を基本に置きすぎると、なかなかガマンできないからね。

ただ、横に坂本さんがいるときは、三連単S9で、1人気アタマの50倍ぐらいを決めた

ときがいちばん「あれ、これ獲れないの?」と得意げになるんだけど(爆)

★次の何かは自分で見つけないとな★とりあえず「曲がり角」と言ってみる…

ま、いろいろあるよな、で終わっては前に進まない。

ブログを読まれている方から熱い質問があった。

すべてをここで答える筋合いのものではないので、

あとで返信しておこうと思っている。

で、自分の「モチベーション」について考えている。

残念ながらBB団のメンバーは、となりにいれば楽しいことは

間違いないが、

「くっそー、いい馬券、獲りやがって。今度は自分がギャフンと言わせてやる!」

となることが最近、とんとない。

坂本さんの三連単万馬券と、自分の万馬券とでそんなに回数は変わらない。

(どっちも少ないって?)

でも、自分が来ていて、彼が来ていない週末は40%ぐらいあるわけだから、

とうとう大きな大きな「差」が開いてしまった。

自分が漏らすノウハウはBB団の2人には2%ぐらいしか吸収されていないし、

自分が「なるほどね」と言えるほどのロジックは2人とも持っていない。

それよりも「毎土日」来るつもりはないから、というムードなのである。

高橋さんに至ってはことし開催でも会っていないので、残念ながら脱退なんだろう。

人生、ケイバより重要なこともある。

でもって、パドックシートの最前列は毎度毎度のありさま。

レポートしている通り。気を散らさないって自分にとってかなり難しい。

ここで最優先で書こうとしていたことが最後になった。

JRAがプロデュースしている部分は、一般ファンの意識とはかなり遠い部分だと思う。

的中が特に難しいレースを最終Rで設定しておいて、

「最終馬連」は笑わせるし、そこになんの疑問も持たない一般ファンは

哀れを通り過ぎている。

かといって坂本さんのように「だーれが馬連なんか買うか。べーだ!」と

馬単、三連単で外し続けているのもいかがなものか、だ。

精進するポイントは臨機応変の柔軟性を、決してヤマカンに頼らず獲得するには

どうするか、なのだと思う。

でも、獲得しても誰も褒めてくれないところが、厳しいところだけど(笑)

ま、誰かがふってくれれば、反応のしようもある。

少し元気を出して、今週は中山、来週は阪神へ足を伸ばしてみる。

2015年9月22日 (火)

★益々流れ読みにかかる比重★1レースは1レースだけど、その日暮らしでは必敗

ミュゼ問題の余波は

「頑張れる黒岩厩舎」「残念な大江原厩舎」という明暗になることは

ちゃんと読みましたよ。

ただ、サトノラーゼンがあそこまで「ヤラズ」に徹するとは意外でした。

余裕の3着じゃないかと、読んだのが甘かった。

しかし馬主的にもかなりヤバイことになっている。

G1に間に合わせられる勝負仕上げってあるんだね。

そんなことしていると馬はG1に出た時点で目標達成になっちゃうのに。

そうそう、ケイバって変わるもんだな、と驚いているのは

スーパー未勝利。

以前「名ばかりでやる気のない馬ばかり出てる。ホントにこれが最後?

次があるんじゃないの?」

ことしのスーパー未勝利のスーパーなところは出走条件だけで、

人気になっているのは6戦以上のキャリアの馬ばかり。

ま、この傾向は去年からあったけど。

しかも条件によってはフルゲート割れ。中山のレースでも関西馬が使えたり。

かと思えば、阪神の芝レースのような希望者多数のレースになると、

まったく違う人気の割れ方。

それこそ「仕組まれた」的中しにくい条件に見事該当。

ここで面白いデータを出しましょう。

実感している部分を数値で紹介。

2015年の2歳戦、新馬&未勝利。

頭数13頭以下の場合の単1人気成績。

勝率37.3%、連対率63.5%、複勝率78.8%

頭数14頭以上の場合の単1人気成績。

勝率34.9%、連対率50.0%、複勝率61.6%

勝たせる(馬券に絡む)馬があらかじめかなり決まっているのは

出走頭数で見抜ける、みたい。

★そのレースは買うな!★勝ち組を作らないためにJRAが考えた巧妙な戦略

まあ、ポンコツエンドレスの話はいいかげんにしておき、

9月の収穫から。

函館→札幌の開催替わり以降、ずっとチェックしていたのが短期放牧。

Targetで短期放牧の有無がわかるって知ってました?

知らない人がいるかな、と思って。

そもそも、北海道シリーズで連戦している馬が走ったり走らなかったり

バラバラなので、おかしいな、と思ったわけだ。

坂路もなく、短いウッドで負荷がかけられるのか、と。

現状維持が精いっぱいなんじゃないかと。

その証拠に前半戦は、鹿戸厩舎、矢作厩舎などのトレセン直入組が穴を

開けていて、ホントにできる厩舎は番組が読めると感心していた。

で、短期放牧の有無を調べていて気づいた。こまめに育成牧場でリフレッシュして

戻ってきて、きっちり結果を出している馬がなんと多いのか。

2、3週の放牧なんて馬柱に載らないからな。

この調子で秋ケイバも見ていくと、惰性で使っている組と、目標のレースに向かって

仕上げてきた組がわかる。

また、仕上げてきたのに飛ぶのはヘタクソ厩舎であることがわかる。

想定で好走確実な強力馬が複数いるから、ほんとにどうでもいい連闘や格下馬が

参加だけしたがるのがわかる。

フルゲートになっていないレースはなぜ、ならないのかがわかる。

これ、大きいんだ。

そのいっぽうで、JRAが意図的に「読めない」レースを設定していることもわかる。

典型が最終レースでしょう。

最終レースにむずかしいシチュエーションを意図的に持ってくる。

政治的にどの馬が勝たないとあとでマズイ、というようなレースは最終では

設定されないから。

その意味では最終はやらないで帰る、は正解。

新潟開催で直千が最終に組まれているなんて、単なるイヤがらせだからな。

3日間開催の3日目を見ていて、こりゃダメだ、と思ったわけ。

それまでの儲けを確実に吸い上げていくシステムが存在しているんだな、マジで。

とにかくそれを、

オッズ分布×馬番理論×想定読み

で確信してしまいました。

馬券ファンはそのテで簡単に転がせる。

2場開催だからどう、3場だからどう、ではないのでした。

「WN5、最高配当、的中はたったの一票」

「すごーい」

喜んでいるボンクラのギャンブル脳ではついていけないでしょうね。

売上5億を切って、「最高6億!」と叫んでいるJRAの陳腐さに

永久に気づかない人たちを意識してもしょうがないですよね。

★なんでそう言われるのかがわからない典型★噛みあうはずがない、か(笑)

ここんとこの「成果」は次あたりで書くとして。

土曜はポンコツお兄ちゃんズが登場し、月曜はポンコツカップルの登場。

ほんとうに最前列はバリエーション豊か。

特にカップルのほうは、女性のほうがスーパーDQNでびっくり。

延々書くと、きっと読むほうも不愉快になると思うので、少しだけ。

阪神10R。

言っておくけど、そこまで18レースケイバを見たあとの感想。

3着はきわどく5番だったわけだけど、

スロー再生で3着争いでインでゼッケンNO.が見えた6番が3着と「主張」。

12人気ですごい穴馬だと。

インでゼッケンが見えるということは遅れているんだけど?

もちろん馬ごとに勝負服が違う、ということは知らない。

実際に3着に入った馬も10人気で穴なんだが、とにかく3着が6番らしい、と思い込み

なんかコーフン。

横で大きな声で「5だな」と言っても聞きゃしない。

その前の阪神8Rでは自分は7枠10番ワールドリースターから買っていて、

直線先頭に並びかけた交わせず、後ろからも差されて4着。

サンデーRの服色なのでわかりやすいのだが、その女性曰く

「10番は何着?10番なら脚の先の白い馬」

帽子の色だけでもわかると思うんですけどね。

で、極め付きは

ドゥラメンテに関するミルコのインタビュー映像が流れたとき。

「あの人、日本語しゃべっているよね?」

いま自分がどこにいるか把握していないのだから、自分だけが知らなくてハズカシイ、

などとは想像ができないと来た。

女性がかわいい動物を見て「かわいい!」光るものを見て「きれい!」という本能とは

まったく別の頭脳構造をしているわけで、こういうスレスレの人って

価値観以前にかなり危ない。

おっと、だから保護者同伴なのか。

で、ケイバがわからないカノジョが着席中ずっと愛読していたのは

パチンコ必勝法雑誌でした。チャンチャン。

おまえ、ソレフィクションだろ(笑)

2015年9月21日 (月)

★たったそれだけのことが永久に理解できない★もうアナタは諦めなさい

K運転手とももう2年を超える付き合いである。

そのプロフェッショナリズムと人柄を気に入って毎週1回は乗車している。

彼が言うには、自分も馬券を買うし、ケイバ好きはたくさん知っているけど、

あなたのような人にはあったことがない、という。

どういう意味かというと、土日にかかわらず、朝イチから競馬場にいて

本当に買っているかどうかは別にして、全レースにチャレンジしている人は

いまだかつて知らない、と。

自分の実感でも全レース買いの確率は1%ないと思っているので、

少ないとは思うが、自分より年上の経験豊かな人物にそう言われると

少々違和感がある。

函館競馬場場外。朝9時20分の開門には30人ほどが並んでいる。

シルバーウィークなのにこの数はどうしようもない、と思うが、少なくともこのうちの

3分の1は全レース買いだろう。

来場者を1000人とすると10人。函館競馬場の全レース買いマニアは多いのか。

いっぽうでパドックシート最前列。最前列なのに見事に入れ替わる。

メインが終わったら最終をやらずに帰る、は理解しよう。

メインまでいない奴が朝からいるし、途中から最前列に座る客も多い。

先週のポンコツお父さんのように遅く来て「席がない」とぼやく間抜けもいる。

最前列だけが2連で空いてない、だけでしょ?

ということでそれだけで戦略なし、ギャンブル脳=負け組である。

そこで、こんな理論を紹介しよう。

仮称で「残金繰り延べ理論」

150921haibun_2

1レースの予算が1000円の人が3日間開催で全72レースをやろうとしたときに

負けてもいいやの回収率70%で初日を過ごすと、

1レース1000円のはずで始まった、のに、2日目のスタートは1300円ずつ

賭けても3日目の最終までたどりつく展開になる。

これは例の高田夫妻のマイナス上等ワイド7点理論からヒントを得た手法。

ケイバは7割がた心理戦だから、マイナスではあるが、お金が保つという展開は

最悪の事態、資金の枯渇を免れているということである。

実際今週金曜日の時点で「入金しなきゃ」と思っていたが、珍しいことにPATへの

追加入金を忘れてしまい、72レース均等配分値で通常の50%相当の予算で

スタートせざるを得ない状況に陥った。単なる自分のミス。

しかし、2日を経過して、通常の100%超の配分値にしっかり戻っている。

「高田夫妻の教訓」=マイナスでいい馬券ほどよく当たる

途中で帰る人の半分は約束・予定がある人。残り半分は無計画なギャンブル脳、

と言いたいわけである。以上

★ローズS本線的中に思う差分★可能な要素はすべて結集

3日間開催がまだ終了していないが、いくつか先に書いておく。

この馬券は紹介した気になっていたが、たぶんその日トータルがマイナスだったので、

空しくて書かなかったのだろう。

8月8日土曜日、札幌8R。

150808sap08

ここは譲れない、という馬券。見事な結果だった。

POG期間は終了したけど、タッチングスピーチが成長を見せてくれたレース。

札幌芝で上り34秒2にはちょっとびっくり。反動のほうが怖いぐらい。

でも、ここを勝たねば先はない。

150920han11

これが昨日の阪神メインの馬券。ど安め的中。

残念なことにBB団のお二人は先の札幌8Rを記憶していなかった。

場外に来ていなかったのかもしれない。

POGとその点ではっきり差がついた。

ローズSの単勝は12.2倍で7人気。穴人気になりすぎの感。

これはルメールに乗り替わった時点で覚悟せねばなるまい。

そして続くポイントはサンクトボヌールと併せた最終追い切り。

石坂厩舎のやる気がひしひし。

そしてA-B-C三連複の選択。

まあ元POGオーナーも勝ち切る、まで自信があったわけではないので。

的中が36.7倍に「しか」ならないのが、ケイバの厳しさでしょう。

横で坂本さんが15を買うつもりで、16を買っていた、と落胆。

ちょっとちょっと劣化が始まってますよ、それじゃあポンコツおじいチャンズの

仲間入りっすよ。

2015年9月19日 (土)

★嘆かわしいだけ★地に足がついていないその場しのぎ結果主義

ちょっと今回の件はひどいっていうか、見苦しいね。

トリンドルからラブリへガラっと企業キャラを変えるんだな、とか

呑気に思っていたけど、

ミュゼの高橋仁氏は所有馬をすべて売却、馬主から撤退。

これから菊花賞を目指す馬もいるってのにね。

ネット上では経営状況に不穏な噂が飛び交っているが、

まあ競走馬を手放すんだから、そういうことでしょ。

この業界に参入してから、どんだけやったというのでしょうかね。

ほんとうの大金持ちファミリーには取るに足らないことかもしれないけど、

身辺調査がなくて現有財産だけで、馬主資格を取ったら、あとは合法ってのは

業界的にもマイナスなんじゃないの?

大江原、黒岩両厩舎あたりは、焦げ付いていないんだろうかね?

「誠意が薄れていく時代」を痛感している身としては

「ルールにのっとった運用」を主張されても、それ見たことか、と言いたくなる。

まあ、人的モチベーション論者としては、今週のケイバにも影響あり、と

捉えます。それにしても

某食肉屋さんに負けないぐらいのスピード撤退だよな。

2015年9月14日 (月)

★屁理屈だと思う人はご自由に…★戦う相手はソレなんじゃないかと。

それにしても日曜は

三連単900円だとか、三連複190円だとか、

自分でもよくそんな馬券、買ってるよ、という的中が炸裂していた。

裏を返せば、そういうイタイレースが組まれている、ってことだ。

真剣に買ってもリターンが期待できないし、リターンを期待するとまずハズレる。

先日も書いたけど、

「想定」が形成されていく過程を「短期放牧」という側面で切り取っていくと、

どういう「料理」がそこに用意されているのかが、かなり具体的にわかってくる。

その結果、

「こりゃ難解だ」という設定になることも多いのだ。

いや、シンプルに解けることのほうが少ない。

土曜中山のアスター賞なんか、シンプルに解けすぎて、三連単790円だからな。

これ以上どうしようもない。必死にこれを300円買ったところで

「マイナスにならない」が関の山。

で、これが1点で買える神経では万馬券は獲れない。

土曜の紫苑Sも「おいしい激走馬」を発券しても馬連は39倍。

どう組み合わせても合成オッズは5倍がせいぜい。相手をどんなに絞れ、って言うの?

そういう料理が用意されていれば、そういう食べ方をするしかない。

つまり、JRAの出す料理がまずくなっている、って話だ。

その理由は「特定の馬を勝たせる反動」と見ている。

特定の馬が勝つように仕組まれたレースのいっぽうで、ほんとうにどれが勝つかわからない

レースを用意しているフシがある。

味が偏るのは当然だ。

見ましたか、日曜の中山8Rの八百長まがい。

さすがにあれは誰が見ても八百長でしょう。

それとも、ダイワスカーレットの娘はこれからG1馬になりますか。

どうしれば「プロでも獲れないレースを増やすか」

そして「プロなら獲れるレースの配当を下げるか」

考えているよ、彼らは。

2015年9月13日 (日)

★周囲を気にするポンコツお父さん…★その理由は「席空かないかな?」

きょうは最前列はポンコツおじいちゃんズならぬ、

ポンコツお父さんズなのであった。

しかし、周囲にポンコツ宣言している、とは気づいていないんだろうなあ。

ハズレてため息をつく、は不的中の原因がわからないんだろうなあ。

いやあオッズも人気順も調べずに買っていて、ため息つきすぎでしょ。

まあ、のっけから開門時間から大きく遅れてきて

「席、空いていないのかよ」だからさ。

2つ並びが欲しかったようなんだけど。

じゃあ、早く来いって話だ。

まったく見かけない顔が、遅れてきて、席空いていない、ってぼやいたとして、

隣りの人間はどう思う?

その時点で「こいつ、最後は負けるんだろうなあ」と自分なら思うけど?

阪神のメインって三連複いくらついたんだっけ?

的中していたら覚えているから、不的中の配当を知ろうとした?

で、ケータイは持ってないんか?

さっきのハズカシイ着メロは違ったの?

スマホじゃなかったかもな。

まあ、逆からどう見られているか、の視点変換ができない時点で、

たぶんケイバで勝つってのは理解不能でしょうな。

まあ、半年に1回しかこないポンコツグループは52組いても驚けないって話だもんね。

★理由が不明の荒れたレースも★まあ、どう獲れたか、反省するだけ

秋ケイバとやらの開幕週。

土曜は別にして、日曜午後はまあ困った展開だったな。

あくまでも冷静に淡々と打っていたけど、肝心の的中はスルリスルリと

手から逃げていった。

まあ、そこを試されていると思えば、

獲るレースは、獲る。1レースは1レースでしかないけどなあ。

でも最近想定の範囲が広いので、「え?そうなっちゃうの?」と

ショックを受けなくなったから

大概のレースはそう来たか、と思えている。

馬券を買っていて、不的中だからって動揺しない、っていう要素は大きいと思うけど。

土曜は中山で三連複万馬券。9月の1本め。

でも、調子が出てくる、とかはない。

いい当たりが拾えても「来たなあ」と感じることは、極端に少なくなっていて、

ほんとうに淡々としている。

ただただミスをしないように、という馬券購入もつまんないっちゃあつまんないけど

大敗するよりはまし。

でも大敗していないだけだったりするんだよな、安定しいていても。

2015年9月11日 (金)

★一応スーパー未勝利対策★でも馬券は基本つまらない???

これ書いておくね。

決定的なデータじゃないけど、

先週、先々週直感した、

叩いて2戦目でS未勝利勝負の件。

2013年の中山(9月)では、

Nakayama2013sm1

キャリアがあって優先出走権のある馬が優勢。

Nakayama2013sm2

キャリアのある馬の「2着」が目立つなあ。狙いは馬単?

2014年の9月阪神では

Hanshin2014sm1

こっちもキャリアを積み重ねている馬が優勢。

Hanshin2014sm2

でもこっちも2着、多い。

つまりしっかり仕事をしていれば、今頃

「間に合うか?」なことにはなっていないってことじゃあないのかな。

昔はもっと初戦激走多かったんじゃね?


★さあて今週からしばらく2場★秋ケイバという名の、夏ケイバ続編

今週から秋ケイバ。

ただし、これは番組上のことで、実質は夏ケイバの続き。

そして3歳未勝利はスーパー未勝利に入る。

とうとうこの季節だねえ。

JRAのさまざまな施行ルールに対して、出走させる側の意図は

必ずしも素直に沿ってはいない。

サマーチャンピオンが最たるものだ。

新潟記念はサマー2000のチャンプがかかった馬が1頭も出走しておらず、

ダービーフィズがタイトルを取った。

その罪滅ぼしか、たった3戦しかないサマーマイルの

京成杯AHに中京記念勝ち馬と、関屋記念勝ち馬が出走してくる。

お付き合いのようにしか見えないけど?

ほんとうはパッションダンスが小倉記念、新潟記念でチャンプになる予定だったけど、

小倉2000にどうしてもアジャストできず、あんな結果になってしまった。

直前オッズではそれでも勝負気配だったのに

イチオシをメドウラークとしてパッションを2番手に置いてしまった。

さらによくないのは2頭それぞれから馬連を流せばいいのに、それができなかった。

お決まりの悪い流れの中の引き間違い。

だから、今回はサマーマイルじゃなくスプリントのほうでウリウリなんだと思うんだよね。

こうして競走馬も「担当制」をしく傾向にある。

JRAのルールにちゃんと乗っかったうえで。

先々週の新潟2歳なんか「ディープ産駒が出ていないからみんな本気じゃない」

でマイネル軍団のステイゴールドを指名し、札幌2歳では、

やっぱり先手を打った(ローテに余裕ある短期放牧)組という読みで

その通りのつまらない結果に落ち着いた。

どういう馬券の結果になろうと、売り上げに通じればいいのだよJRAは。

で、「陣営」はオーナーに満足を与えればいいのだよ。

そこ、は忘れちゃあいけないぜ。

はあ、まだ今週は有力新馬が出てこないな。

中山はどうでもいいとして阪神の番組に注目しましょうね。

でもって11月ごろになると「勝たなきゃいけない馬がバッティング」してくるんだよなあ。

かといってあまり早く下ろしたくないのが本音、だもんなあ。

2015年9月 9日 (水)

★転んでもタダでは起きない…★という精神は馬券を買う側も走らせる側も

馬の入れ替えがなかなか不自由な北海道シリーズに比べて、

小倉開催は全然違う傾向。

滞在しているのは脆弱な関東馬だけで、関西馬は都度都度、栗東からの

輸送。もちろん再輸送で消耗する要素もあるが、消耗したらすぐに馬を入れ替える

機動性がある。

小倉2歳Sは中京デビューのシュウジがあざ笑うような快勝。

4着に敗れたものの、同じく中京デビューのレッドカーペットも2人気と人気を集めた。

勝たせる気の人たち、そして新興馬主をつなぎとめておきたい陣営のホンキが

差となって表れたと思っている。

9月はいよいよスーパー未勝利。押せ押せのラスト出走ではなく、

一発ツモにこだわった陣営の仕込み、にまずは注目したい。

★札幌売上失速にいかなる変化を読み取るか★「変遷」を察知するもの勝ち

まずはことしの札幌競馬の売り上げから。

Sales150906sapporo

開催日程が7週14日から、函館と同じ6週12日となり、

総売り上げでは80億の減少。前年比89.3%。

1日平均では2億と少し、上回り、前年比104.2%。

ただし、函館開催の数字は108.5%だったので、失速と見る。

ピンクの網掛けは重賞開催日の売上だが、

クイーンS=横這い、エルムS、札幌記念、札幌2歳S売上ダウン。

ワールドジョッキーと重なったキーンランドSの週のみ、上昇、というわけだ。

夏にあのメンバーでこの試みが成功した、とJRAは理解してしまうんだろうが、

全体の流れを見渡すと「施策が失敗とは断定できない=成功」という例の

事なかれ主義に落ち着くのだと思う。

昨年からのテーマである、函館を使い続けている馬の成績を見ていくと、

もちろん最後に粘って勝ち切る馬もいるが、ほとんどの場合、入れ替えられている。

函館には現在Wコースがあるが、あくまで調子を整えるレベルで、運動機能強化に

いたらないのは、プロがいちばん知っている。

だから、前半戦は美浦、栗東からの直行組が穴を開け、後半では、一度北海道シリーズを

使っても道内の育成で短期放牧を経て戻ってきた馬が好走する傾向が強い。

少なくとも人気の序列を崩すのはそういった馬である。

しかし、想定というものが存在するわけで、強い馬の出走が確定的なレースでは、

メンバーの質が大きく異なる。

フルゲートの馬番の有利不利とオッズ分布の両方を見ていると、

どういう意図のレースなのかが透けてくるのである。

まあ、問題は「混戦」のときの買い方なんだけどね。

だからことしの北海道シリーズは「いたずらに人気馬に逆らい続けるのは愚」が

キーワードだった。1人気から買わない主義としては、ここままあ

アジャストしにくかったポイント。

ラスト2週では、3歳未勝利戦では使うしかない馬たちばかりがどんぐりの背比べ。

古馬500万戦ではここで成果を挙げたい、という目標を持っている馬が揃う。

でもって、どちらも混戦で馬券が難しい。

フルゲート割れしたり、連闘馬が多いレースは出走条件が緩く、

かなりの高確率で「勝たなくてはいけない実力馬」が出走していた。

直前輸送組も、メンバーが足りないので出せる、という人数合わせ組と、

弱いメンバーを見越しての急きょ出走が混在。そこでも厩舎力がはっきり見て取れた。

人間のやることではある。

そして秋ケイバが近づいてくることで、

秋華賞、菊花賞への可能性を残したい3歳馬が真面目に走るケースも目立った。

もちろん真面目に走っても足りないケースも多く、的中を拾いづらくはあるけれど、

名門の3歳馬たちは、けっこうポイントポイントで激走していた。特に芝中長距離戦。

それでも、G1トライアルまでたどり着けばオーナーに言い訳もきく。

同じ芝中長距離戦でも3歳未勝利ではフルゲートなのにレベルが低いレースが

多くみられ自分としては「記念出走組」と呼んでいた。まあ実力グループも

まだまだ上へ行って通用しない馬も多く、馬券としてはまあ期待できない条件だったと

言える。

それとは逆に2歳未勝利の芝中長距離も実力差が激しかったが、

これはまあ、「新馬で勝ちそこなった馬が勝つ。そうでないとはっきりマズイ」

レースが目立った。JRAが企画した2歳単勝企画の狙い通り、

「勝たせなければいけない馬」が走るケイバがここ数年でかなり増えている。

おかげで1-2人気+2桁人気みたいな三連複でも取りづらいレースも出現。

1頭が強ければ、次位の有力馬は挑まないから。

とにかく函館→札幌の12週24日で、「デキル陣営」のやり方はくるくる推移していく。

この夏ケイバ、の「流れ」を知らないと、それことシンブンのシルシを基準に買うしか

なくなってくるだろう。

札幌2歳S。(自分の)馬券はアドマイヤエイカンからの流し馬券。

馬単、ワイドの的中だったが、これも2歳中距離戦の流れ。

早めに1勝して余裕を持ったローテの2頭が優位で、そこに1頭だけ穴馬の構図。

馬券種をしっかり選べない方々はこのケイバではまったく歯が立たないだろう。

★読める、のに結果が伴わない…★とすれば少なくとも「反省」は必要

相変わらず、馬券の結果は伴ってこないのだが、

少し、また少しとメンタルは鍛えられているような気がする。

函館競馬場のポンコツお爺ちゃんズとどれだけ差があるか、は

意識しても始まらない。

ギャンブル脳を解析するのが本ブログの主旨ではない。

技術的には特定V4、S5の兼ね合いで三連複A-B-C馬券が復活したところで

まあ主流な買い目抽出法は底をついたかもしれない。

あとは長打狙いを知っていて繰り出すタイミング。

全部買いでも回収率は100%超を強く意識した結果が、今夏の空振り連続。

そこだけ逃したら痛いので全部買い、というのがメンタルの弱さかもしれない。

たぶん、ミラクルセブンは遠い昔。マジカルエイトもデフォルトではないほうが

よさそうだ。

それよりもなによりも重要なのは出走条件ごとの、走らせる側の論理が

かなり見抜けるようになったことだ。堅くはないが難しいレースにチャレンジし続ける

のもある意味リスク、ということが出馬表からよく見てとれる。

やはり時期時期のムード、というものがある。

今後の狙いとして、この後でそういうテクニカルな話を少ししてみたい。

2015年9月 3日 (木)

★急務はギャンブル脳との離別(4)★好き嫌いが多過ぎませんか?

オッズの把握→回収率、レース進行無視
本命・対抗の概念(自己判断の欠落)
予想シルシと買い目表現(予想上手、馬券ベタ)

(1)~(3)でまとめたことは初出ではないですな。
あらためてまとめただけで。

そこに(4)として付け加えたいのは、(馬券が当たったあとの)

「ツキの使い切り」

こんなところで運を使い切りたくない!

は錯覚でしょう。

運は使い切るのではなく、波はありつつ一定レベル(実力レベル)。

そして(ツキの残高は)配当に左右されているわけじゃあない。

惜っしい4着。届いていれば三連複万馬券。

読みはあっているよ、馬連(馬単・ワイド)でまずは獲りましょう。

ハナ差追い込みが決まって3着!

三連単万馬券! 危ういよね。届かなかったら完全不的中?

的中買い目押さえている?

ああ、ツイてた!じゃないと思わん?

1レースは1レース。ジャンクフードからフレンチのコース料理まで

出された料理は残さず食べましょう。

これは前に言ったな。

焼肉食べ放題がいつまで経っても出てこなあい!

わがまま言っているんじゃないのよ。

しょうもないやつほど

「今日の午後2時~3時に寿司食いたい」とか

言うわけね。

2015年9月 2日 (水)

★急務はギャンブル脳との離別(3)★予想シルシなど90%不要

これも何度か取り上げた。

「予想上手の馬券ベタ」

これ、先日の競馬予想TVでもヒロシTMが言っておった。

「予想は調子いいけど、馬券がなあ」

それマジで言ってんの?

TVだから?

TVだから、なら性質悪いし、ホンネならレベル低い。

まあ、予想を売っている職業であるからしてシルシは大事だろう。

まだ、つづく?

それよりどう買うか、まで突っ込むのがその競馬予想TVとかいう番組じゃないの?

もう800回オンエア(18年!)が近いのに、ソレ言っているのは信じられない。

自分の見立てを具体的にどう「表現」するか、

それが個人の主観にまかせられている。

一部京大系馬券師による私論は見たことがあるけれど、

馬券の最低単位が100円である以上、資金の多寡による手法の差は

生じるのが道理。

あくまで自分の立場は「予想不要、シルシ不要論」

シルシは馬券を買うときのジャマ。っていうか全体の集中分散を感じ取るだけの役割。

当然オッズが先。オッズ分布が先。

それは論理であって科学である、とまで言いたいぐらい。

ま、それを証明する実績は足りませんがね。

他人と違うやり方、がここにあるんかなあ…。

いずれにしろ不的中をシルシのせいにするのがギャンブル脳。

★急務はギャンブル脳との離別(2)★馬券を買うことのいかに容易なことか!

函館場外のレベルの低さと繰り返すが、

その根源は

「ヒマだからケイバでもやる」発想。

用事がある時間帯は退出する。

ケイバの時間に合わせて行動しているのではなく、

自分の時間に合わせて馬券を買っている。

そりゃJRAは何も文句は言わないよ。

土日をケイバに捧げろ、と言っているのではない。

でも開催は施行団体の手順で進行している。

来場者が施行の流れに寄り添う前提で進行している。

その意識がないから、変な時間にメシを食う。

3場開催10分おきに発走するレースのどこを間引いて、

昼食時間をひねりだす?

間引くレースが見えるほどの上級者?

各場の50分の昼休みの共通の30分があるのに、施行の進行を無視した

自分のペース。

ま、ケイバのあとに競輪場へ行くのは言語道断だけど、

パチンコと同じレベルの娯楽ってことはもはやギャンブル脳宣言、だよね。

そうか、ヒマか、人生そんなに!

でもって自分の考えで馬券を買う、という発想はない。

当たってもハズシても、すべてはシンブンのシルシのせい。

だから

「また本命・対抗で決まった!」

などという他人まかせが象徴的。

オッズを見ていないわけだから、1人気・2人気で決まったとも言えないし、

単勝1人気・単勝2人気かも判別できてない。

そこで起こっていることが俯瞰できずに、お金だけ流し込んで、

なくなったら帰る。

まあ、誰でもスタート地点はそこかもわからんが、

ずっとそこにおる、か。

その「平面」から離脱しないと三次元世界は理解できんでしょう。

JRAとしてはそこまで育てば、立派なお客。

★急務はギャンブル脳との離別(1)★第一歩がそんなに難しい!

ギャンブル脳と決別するには果てしなく長い道のりがあり、

決別しきれるかは実は問題じゃなく、あくまでその意識の問題じゃないかと思う。

函館場外のレベルの低さはまさにそこであり、

開催競馬場の指定席もさほどレベルは高くないが、そこには確実に差がある。

その象徴が8月15日の札幌競馬場で見かけた合成オッズ6倍男。

合成オッズ6倍固定だけでは必勝法ではないけれど、

19倍の三連複を3100円買うという発想はこうでないと発生しない。

最初の大きな分かれ目はオッズをあらかじめ見るか見ないか。

ここで異論を唱えている→

「オッズがつかなすぎるのは面白くない」

「オッズがつきすぎると来ない気がする」

この一般的な心理状況を乗り越えられていない時点で、次の段階にはいけない。

投入資金をどの程度増やすのが「成功」か、把握せずに馬券を買っている。

大下さんのよくいう

「ああ、マイナスこいちまった」

悪くて元返し、これが大原則。

もちろん自分の当てたいあまり100%できているとはいいがたいが、

その大原則にのっとらないレースは1日1回あるかないか。

つまり、合理的に馬券を買う=ギャンブル脳からの離脱、第一歩と言えるわけだ。

★坂本家の大騒動にお付き合い?★だいじなことはソコじゃないけどね

そういえば日曜新潟メインの万馬券に、

外的要因もある、とちょろっと書いたよね。

深く考えずに買わざるを得なかった時間不足。

小倉10R。

激走トウカイセンスを見抜いたのに複勝のみの的中(350円)で

切歯扼腕したレースで、坂本夫人が三連複130倍を的中。

「ほら、オレのシルシをちゃんと買えば獲れるんだ」

自分が不的中なのに坂本さんのいつもの自慢(笑)

その熱も冷めないうちの札幌メイン。ウキヨノカゼ激走。

これをまたまた坂本夫人がゲット?

13番軸の馬連、306倍。

え?300円的中。

なんだ、息子から頼まれた馬券だと?

坂本さんの息子さん、ほんとセンスだけで買ってる?

するとさらに同じ買い目の100円的中の馬券が登場。

あれ?なんでまたそれも買っているの?

すると

「300円頼まれていたのに間違って100円で買っちゃったから、買い直した」

え~?。400円も309倍を当てたの?坂本家。

さっそく確定してケータイで息子に電話。

「当たってるけど、振り込むの?」

札幌に住んでいるんだっけ?

しかし横着な息子だ。

どうするの?振り込むの?じゃ、振り込んでおくな。

坂本家。こればっかりは周囲から顰蹙です(笑)。

と、気づいたら15時43分だったと。

それで新潟が万券になるオレもオレだけど?

この日は大下さんも札幌9Rで三連複万券をゲットしており、

BB団で不発なのは坂本ご主人だけ。

たまに、こういう楽しい日もある。

★波を「待つ」のはサーファーだけど?★いい「波」の場所に泳ぎ出す

まあ、土曜日の新潟最終は調子こいて、ミスってるけどね。

まずい終わり方だった。

「自分の慢心」は常にあるので、そこを客観的に俯瞰するのもだいじ。

日曜に大下さんが言った

「7頭立てが当てられないなんて世も末だ」

これ、自分より先に坂本さんから突っ込みが入ったけど(笑)

あなたの勝ちパターンは何?

ということを考えるよね。

大下さんの得意技は1人気が飛んでいるのに、

三連複の2頭軸がしっかり走っているコトでしょう。

7頭立て新馬戦はそれがハマらない。

私見ではこの2頭軸にこだわりすぎるあまり、「軸の1頭が来ない」ことが多すぎる

と思うんだけど、まあ、回収率との兼ね合いなんで、深くは追いません。

資金の集中、の問題もあるから。

どういう的中があれば「今日はうまくいってる」という自信が持てるか。

レースを買う、買わないのメリハリももちろんあるけど、

自分のバアイ、買い方のメリハリはまさにこういう感じで推移している。

もちろんそのジャッジはオッズ。

当初。ほんとうに当初は偏重オッズからの穴馬発見だったけど、

そこまでうまく行かないことを、こうして「狙うゾーンの判定」というカタチになってきた。

うーん、これは財産だと思うね。

あともう少しで夏ケイバ終わりだけど、穴を狙いすぎた(1人気を消し過ぎた)のも

敗因のひとつだし、もう少し素直に買おう、と思い直したのもある。

かといって1人気からは買わないけど、

ワイドBOX、串刺し定食にこだわらず、お茶を濁す的中を意識することも

時には大切。レースは自分の財布の都合に合わせてはくれないので(笑)

★8/29の「流れ」を変えたものはナニ?★当たるときに確実に仕留める技術を磨く

<続き>

いい当たりだな、と思っても、ここで「来た!」というほどの手ごたえはなく、

まあまあ、かな、のひまわり賞。

そして、新潟9R。

これもなんか堅そうだ。

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単7人気の10番が2着に食い込んだものの、三連複の配当は36倍止まり。

でも、この変換…というか「下げ」技術にカギがあるような気がする。

日曜の小倉7Rでも同じパターンで51倍をゲットしている。

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これ、以前からたまに使っていた手順なんだが、

(特定)V5→S4の選択に関連することにこの日、初めて気づいた。

V5を6点→10点→15点と点数を増やすことが正解じゃない。

しかし、土曜日36倍の三連複ではまだ結果が出たとはいいがたい流れが続く。

転換点は札幌10R。

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このトリプル的中で、ようやくひと安心。

丸田の300勝馬券。それをこのようにデザイン。

馬単と三連複。馬連と三連単のほうが破壊力があるんだろうが、

こっちのほうがディフェンシブ。

ツキがあるという部分は、調子に乗って同じようなデザインを考えたときに

おいしい組み合わせでまた来るところ。札幌最終。

150829sap12

モンドクラッセ、ここは通過点。つまり回収に寄与するレースにはならない。

そこで再び馬単+三連複。単勝はさすがに買えない1倍台。

推したかったのはミルコ騎乗の7番。ここに予算を傾斜。

430%の回収に。

結局20連敗したこの日、最後はこんな的中状況で終了。

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いざというときの爆発力もあるけど、1レースは1レース、待てることがいかに

大事か。待ち伏せレース+工夫した買い目。

あせって仕掛けても、レースは応じてくれないことが多々ある。

場のペースを見極めて打つ。ジコチューな馬券ほど大きく「運」に左右される、と。

★8/29の「流れ」を変えたものはナニ?★20連敗+低配当地獄からの脱出

日曜日のハナシを書いたところで力尽きてしまった…。

いろいろドタバタしていて。

土曜日の「挽回」にこそ、カギがあるはずだ。

単にメンタルの部分かといえば、そうでもない気がする。

技術の側面もあるんじゃないだろうか。

同じ展開は二度とないにしても、こういう経験は自信になる。

この不調の続いた夏ケイバで何を考えたか、はまた別に書くけど、

土曜はこんな最悪の展開で始まった。

札幌1R。

150829sap01

最低オッズには係数をかけていて、かけていない最低のメで決着。

5番が粘ると当たらないので、当たるように必死に応援したのは

1人気馬という不毛なパターン。

それでも当たらないよりは…。

そしてここから不的中が20レース続く。

で21連敗を止めたのがコレ。

150829sap08

札幌8R。

最後12番がタレて、馬連不的中、ワイドのみ。

まあまああるんだが、連敗を止めたというカタチだけの実効のない的中。

そして迎えるはひまわり賞。九州産限定。夏の小倉の名物レースだ。

150829kok09

で、こうにしかならないんだよ、買い目。ここで

「挽回できるレースじゃないなあ、はい次」という判断はつらい。

当たり方はいい、と思うけどね。

でもこうして「待てる」ことが何かを変えていくみたいだぞ。

(つづく)

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