★4年前に読んだことが今ごろ現実として…★は、消化に時間かかりすぎ(笑)
昔、よく競馬で負けると悔しくて参考書をしこたま買って帰ることがあった。
実家の本棚に「ああ、あのとき…」というようなのが何冊か差し込んである。
ふと、目に留まった競馬王新書の棟広氏の本。グリーンCHの競馬コンシエルジュとかに
出ているよね。確か実家は進学塾。
「京大式鉄板の買い方講座2」とある。
こういうタイトルで釣らないと売れないのは編集者の心を読めばすぐわかる。
これも柔軟な発想?メインタイトルに
「同じ予想でプラスになる人ならない人」とある。
いつも言っているように自分はこの予想の2文字にひっかかる。
だからその予想とやらをどう買い目に変換するか、でしょう。
ま、言いたいことはわかりますけどね。ヘタクソな編集者タイトル。
で、冒頭20ページに、阪神競馬場の決まった場所にいるおっさんが20年間学習せずに
同じような愚痴をこぼしつづけている、とある。
ふむふむ。どこの競馬場にもいるいる。
筆者は「このオッサン、死ぬまでこうだろう」と述べている。そうだろう。
ギャンブル脳だから。京大出身の論理力をもってすればそう見える。
あ、言い忘れたこの本は2010年11月が初版だからもう出て4年半たった。
序文で「すずらん賞ではカク地馬を狙え」は書きすぎたか、とある。
確かに12年のすずらん賞では8人気のシーギリヤガールが勝っているんで
何年に1回決まる戦術、というのは理解できる。
でも、ギャンブル脳の人々にはすずらん賞を4年に1回は単勝で獲る、意味が
理解できないんじゃないかと思うんだ。
途中56ページに堅馬○頭、穴馬○頭のときはどう発想するという早見表(16通り)があるんだが、
そもそも堅馬って何なんだ?って話。単に相対的な人気で語るなら
堅馬0頭の場合は存在しない。つまりその人の主観で語れ、と?
誤爆でしょう。
たぶん本人はジャストにこうは馬券行動していない。
でも主旨を要約して単行本化するとこうなる。
合成オッズもわからず、それ以前で止まっている人には難解に過ぎる著作だ。
ちなみに特定オッズは堅い馬が4、5頭いる場合の鉄板馬券術だが、
ここでいう特定オッズの堅い馬と、それぞれの皆さんの堅馬は違うからねえ。
前項につづき、なんとなくそういう感じは否定しないが、
そのまま鵜呑みにするから負け続けるんでしょう。違っていた部分は常に修正すれば
違った現実が見えて来る。
オッズのパターン分けによって、馬券種も変わってくる、という部分ではこの棟広戦略と
大差ないもんな。
で、ひとつヒントを書きましょう。客観的な堅馬。シンブンに厚いシルシが普通に並んでいるのに
直前の複勝投票で嫌われない馬、ですね。
そこがフェイドアウトするようなら積極的に切っていく。穴から狙っていく。
5~9人気あたりのゾーンでワイドを中心に仕掛けていく。
あ、コツを書き過ぎちゃった(笑)
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