★函館競馬開幕週を終えて(1)★来場者それぞれの立ち位置は?
まあ、最初に肝に銘じておきたいのは函館開催はことしあと5週しかない、つーことだ。
きょうはいかに素早くアジャストするか、という話にしようかと思っていたんだけど、
本来は1年の流れありきであって、6週しかない地元開催にアジャストしようと悩んでいるうちに
開催は終わっちまうつーこと。
たぶん、この視点は大多数の函館競馬来場者と真逆のものだと思う。
開催直前週からブログのPVが伸びていて、前にも書いたがそこに紛れもないギャップを感じている。
あわよくば、ソレを反逆の原動力にしたいところだが、現実はそうそううまくいかない。
だから月曜日からMAXヘビーな話からスタートさせておきたい。
「世の中にはいろんな価値観の人がいる」
そんなことはわかっておる。
しかししかるべき価値観を持たない人には合わせることはできないし、その必要もない。
仮に彼らが「お客さん」だろうが、やっぱり「哀れな人生」と見なすだろう。
函館競馬の現場で感じたギャップを無理矢理括れば、
「函館競馬場に来てみたい」が「函館を積極的に観光したくはない」ということにつきる。
レース内容も含めて「函館競馬」は観光化し、馬券を当てたいのはヤマヤマだが、
同じプラスにするなら、他場のほうが簡単に思える。
わざわざ難しい函館競馬に腐心するのも、ちょっと人生のムダっぽい。
「函館競馬場に来てみたい」が「函館を積極的に観光したくはない」
考えられる理由として「競馬最優先」があるだろう。
全国のあまたある競馬場の中で函館競馬に参加してみたい、という気持ちは理解する。
ただ、参加してみてどうだった?というだけである。
ほぼ皆勤の自分からすれば「函館競馬の優先度」が高い理由がわからない。
地元に住んでいるわけでもなく、わざわざ交通費をかけてやってきて、
「まあ、いい経験をした。一度経験してみたかった」以上のものを求める心理は
まったくもって理解できない。でもってあなたの日々の競馬はどうなんですか。
多くの場合、日々の競馬どころか、旅と競馬をこじつけているだけだ。
でも函館市はどうあれ、観光客が欲しい。ノドから手が出るほど欲しい。
自分の視点とBB団でやや準じる大下さん、坂本さんの視点を通して、
「場外時のパドックシートの住人」と「それ以外の来場者」の段差を見ていくと、
パドックシートの住人は相当に軽く、指定席にはほぼやってこない。
彼らのケイバの中心は「場外」であり、開催はお付き合い程度だからだ。
ということで指定席の住人のほとんどは「旅の人」である。
だからこそ「日々のケイバ」を意識し、「指定席の住人」であって、旅の人でないのは
BB団しかいない、と言い切ってもいいぐらいのレアさかげんなのだ。
あなたがたが求めているものの違いによって、この記事、次の記事は受け取り方が
変わってくるだろう。
思い直してほしいのは「函館競馬場」を通じて見渡す、あなたのケイバ観であると思う。
その「ギャップ」を踏まえて、次の記事からは開幕週で見えた景色をいくつか紹介してみたい。
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