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2015年3月 2日 (月)

★そんなこと気づかない、気にしない…★それこそが病巣の根本

自分で書いていて「年間600時間」は尋常じゃないと思うわけだが、

ちゃんと計算するとそんな時間数ですまないからね。開催時に指定席に並んでいる時間も含めたら

とんでもない時間数だ。そんだけJRAケイバに愛があるって話だが、悲しい片想いなのである。

JRAという組織と施行されているケイバそのものにはもちろん人格も感情もなく、問題になるのは

そこにたずさわっている人間なのである。

これをつい似たようなイニシアルのJALと比べてみたりする。JALに対して貢献している売り上げは

JRAに対するものの3分の2程度。だけど、JALのほうが心地よいサービスをしてくれている。

少なくとも人間は。レースと馬券と言うソフトに対しての評価は比較するのが難しいけれど、JALだって

「高速移動」という人格のない部分を考えれば、「関わる人間たちのなしていること」に対する満足度は段違い。

早い話がJRAには「いつもお運びありがとうございます」という感謝の気持ちはうわべだけで、

そこが民間企業と親方ヒノマルとの大きな差であると思う。

JALの機内でも同乗者のモラルは理想的とは言い難いが、かといって不快なものが

あるかといえば、巡航中は意識に値しない。いっぽうの親方ヒノマル系はどうだろうか。

低俗極まりないと思うのだ。これはBB団のメンバーを「良識」と呼んだことに象徴されている。

今週の馬券探偵に入る前に、日曜夜のタクシー運転手との会話を再現してみよう。

自分「おひとり様競馬も友達同士の馴れ合い競馬のどちらにも真剣さや向上心が感じられないんですよ」

運転手「でもひとつの目的に向かっている同志という連帯感が生まれても不思議じゃないと思うんですが」

自分「ないない。自分だけのことしか考えてなくて、周囲を見ようとなんて思ってない」

運転手「同じ趣味の人たちが集まれば交流が生まれるのが普通だと思いますけど」

自分「だから、ケイバは違うんだって」

運転手「向かっていく相手はJRAで共通しているのに?」

自分「向かっていく相手は実はJRAじゃなくて、横に座っている人だったりするわけですよ」

運転手「理解できないなあ…」

最後の部分、自分で言っておいてハッとしましたね。

控除率が決まっている以上、馬券と言うものは上手な人と下手な人で取り合っているわけで、

自分以外はすべてライバル。ただ公平な競争を楽しむために、公平な情報公開をしてほしい、

というのが胴元JRAに対する要望。

時にはそれをファン一同連帯して声を揃えて訴えたい。

ただそういった連帯感そのものはほとんど存在しないため、

そこを意識したサービスはJRAには存在しない、そんな構図。

一般の馬券ファンは誰とファイトしているかがわからないまま、ただただヒマをつぶしているのが実状でしょう。

そうでなければパドックシート最前列センターゾーンという定点で観測している馬券探偵にこうまで頻繁に

「居眠り馬券師」が捕捉されることはないわけです。まもなく居眠り馬券師図鑑が完成します。

10人になったら公開です。(笑)

居眠り馬券師画像は自分とその相手の間に誰もいないのでなければ獲得できませんからね。

それだけの頻度で自分のそばに居眠り野郎が集まってくる。

っていうよりも、それだけ全体から見ての比率が高いわけで。

それに応じたあまりに凡庸な地方の事業所の現地雇用スタッフ。

これもまた馬券ファン同様、日本の縮図なわけです。

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