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2015年3月 2日 (月)

★馬券探偵15年3月の捜査ファイル(3)★必敗作戦、ここにあり!

こんだけ十分な証拠を残してくれれば、誰だってこのぐらいの「推理」はできるでしょう。

そこで「7頭ボックス」について考察しましょう。

まずは三連複。これは35点になります。

馬連、ワイドは21点になります。これらを組み合わせて買うとすれば、

三連複が的中した場合、馬連、ワイドは必ず的中しますから、総取りになるわけです。

ということは三連複メインの、馬連、ワイドは押さえ。

問題は資金配分が適切かどうか。

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小倉11Rの笠井買い目再掲。

三連複を買うとして、9頭のうちから7頭を選ぶ成功率は何%あるでしょうか?

仮に9頭を単勝1人気から9人気とし、この中に必ず1~3着馬を含める。

つまり切った2頭が3着に入らない確率。

あくまで2桁人気の馬なんかが来ないことを前提に考えた場合。

9頭ボックスは84通り、7頭ボックスは35通りなので馬券になる1~3着にハズレの2頭が

含まれてしまう確率は58.3%もあるわけです。

しかも単10人気以下が来ればこの確率は下がるわけだし、せっかく的中させても、

配当が35倍未満ならお金は増えません。

三連複的中が収支のカギととらえた場合に、3月1日の36レースのケイバで言うなら、

単9人気までで決着し、なおかつ3500円以上の配当になったレースは17レース。

その条件下で42%の的中率なわけです。

つまり三連複がうまく行く確率は20%。

しかし笠井クンは大きな配当をめざし肝心の単4~9人気馬を2桁人気の馬と交換することで

見事に的中率を下げていきます。(もしかしてそれに気づいていない?)

さらに。三連複が当たってもワイド3点で2100円を下回るレースがこの日は10レース

ありました。これらの10レースでは三連複でも3500円未満の配当であり、

馬連でもすべて2100円未満の配当。三連複の3桁配当が4回も。

これはいくら押さえて的中と称しても、マイナスを大きく増やしているわけで、

大失敗としか言えないのです。7700円買ってリターンが3000円未満というレースが

5レースも!

つまり三連複メインに対して馬連とワイドで押さえる作戦は、押さえになっておらず、

足を引っ張っている。ちなみにワイドが1点しか当たらず、配当が2100円以上になる

レース。なおかつ2桁人気が来ないレースは36レース中9レースしかありませんでした。

ここでワイドで回収しても馬連、三連複が不的中のことを考えると、

とてもとても非効率的な作戦であることが判明するわけです。

笠井クンは負けるべくして負けている。以上証明終わり。

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