★2月の馬券探偵(1)★カツマタ君から学ぶものはあるのか?
大切なのは勝っても負けても必要以上にひきずらない、ということだと思う。
そう思うのでいったん馬券探偵へと展開しよう。
まあ、自分のアプローチとあまりに違う。
もちろん自分のアプローチはBB団のアプローチともジョージ氏のアプローチとも
違うわけだし、もっと言うなら馬券のアプローチは人それぞれ十人十色かもしれない。
ただ、今回の3例の画像についていえば、自分とのアプローチとは大きく違うとして、
彼ら3人の間でのアプローチは非常に似通っている。
それで一人だけ馬券がうまいのならともかく、3人ともポンコツであるわけだから、
アプローチそのものに限界がある、と位置付けられる。
最重要なのは俯瞰の目線である。
まずはカツマタ君。いくら土曜日の最前列が空いているとはいえ、
自分のひとつおいてとなりに座ってきた。
そこで自分が反応したのは登場時間、である。10時48分。
次に着目にしたのはこの日の最初の時点での彼の構え。ヤル気、テンションである。
ここまでに観察されているとはいまだに気づかないのは彼の感性のなせる業
としかいいようがないのだが。
もう5回も6回も、さらにそれ以上手の内を見られて観察されているのに変化がない。
だから、こちらは彼の「今日の変化」を観察するのである。毎回相変わらず、
のはずがないと思うから。
10時48分の時点で、彼のテンションはポジディブである。
小倉3Rが彼の最初のチャレンジ。10時50分の発走。つまり、競馬場に到着するなり、
まず間に合うレースの馬券を買って、この席についたということだ。
内容は…1人気の5番から総流し17点。1700円の馬券購入。5番は4着。
もっとも問題視したのは小倉4Rでの彼のリアクション。
この小倉4Rは彼にとってこの日、4本目のトライ。
このレース、彼の馬券は的中である。よって画像はない。
馬連1110円、馬単1940円。彼は入線を見て「ヨシッ」とうなづいた。自分はわざと聞こえるように
金額をつぶやく。反応はない。もし仮に馬単5点でこれを獲ったとしても、
彼の馬券の1日の流れにいかほどの影響があるだろうか。
小倉3R1レースの負けすら挽回できてはいないのである。
でも、彼は確実に「ヨシッ」とうなづいた。
東京5Rも馬券がない。このレースも1→6人気で決着していて馬連1810円、馬単2790円。
ただ小倉6Rの購入金額を見ると、彼のケイバはすでに収束に向かっている。
小倉7Rで彼が単勝100円を買った馬は単勝6.2倍。
ここで的中しても財布の中はムシの息ということだ。すでに予算払底。
この日の退場13時14分。(小倉7Rの発走は13時10分)
つまり、最初の1本目から買い方が間違っていて、
最初の的中から喜び方も間違っている(その前に買い方が間違っている)
小倉3歳未勝利芝1200mで1人気から総流し。なぜ総流しなのか。
その5番は間違いなく走るから、だろう。
長岡騎乗の単勝3.8倍の1人気馬が間違いなく2着内に来る、根拠は何だろうか。
カツマタ君を責めてもしかたない。出会いがしらに期待しているだけである。
(1人気に対して)2桁人気馬の激走を期待するなら、
3歳未勝利はやめたほうがいいけれど、10時50分は彼がこの日、
1レース目を買う時刻だから、変えられないのである。
これ以上は言うまい。もう1レース目から負けているケイバを彼は
2時間26分粘ってみるのである。
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