★スロー症候群というより…★馬がレースを知ってる、強くなってる
まあ、どうでもいい話から。
シルクロードSを見ていて、スタート直後、ニザエモンがどこまで深追いするか迷っている
のがわかったけど、あそこでレースを壊すほど深追いしても…と騎手は思うよね。
レースを壊すことが目的なら、いくらでも走れる。AJC杯のアノ馬もそう。
レースを壊す直前でうまく立ち回れるか。
でも結果は勝ち馬から1秒6離されての最下位入線のニザエモン。
1秒6ならましなほう?
最初の3Fが33秒9で、リアルタイムで自分はこう言った。
「こいつ33秒9で出たら、33秒9で戻ってくるから」
はい、アンバルブライベンの上りは34秒0。
あれ?なんかデジャビュ。。。
「つぶれてもよかったら、どうぞ競りかけてきなさいよ」
これ、ハクサンムーンの専売特許じゃなかった?
ニラミが効いてラクに逃げられる時代があった。
当然、テンのダッシュ一辺倒では重賞クラスは勝てない。
1200でもある程度出ておいてタメが効く。これがホントの上級逃げ馬。
手もとのデータによればハクサンムーンはデビュー戦を控えた当週水曜日の
栗東坂路で14.5-13.0-12.1-11.9=51.5秒という破格のタイムを
たたき出していた。天性のスピードだよね。でもロードカナロアという強敵を目にして
このスピードの配分を微調整した。テンに行かなくても、トータルで最速になるように。
そして勝てなくなった。
逃げ馬の難しいところはそこ。逃げられるギリギリまでダッシュをセーブして、
持ちスピードを残す。でも、ある程度の流れに乗って差し切る、のは逃げ馬の仕事ではなく、
ロードカナロアタイプの仕事。
アンバルブライベンの今後に注目だね。
勝ちに行かず、自分のケイバに徹する。そんなカノジョがいちばん脅威。
だって、理詰めの血統構成じゃなく、突然変異型の個体だから、面白い。
« ★「違和感」ってこういうことなのだよ★乗る、が勝負でなく、乗らない、が勝負だったり | トップページ | ★全頭揃う前に2頭リタイア(屈腱炎)★POGはこれからが正念場… »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- やっぱり3場開催はお宝ザックザク!!(2017.01.14)
- デキレースもここまで来れば見事というしかないね!(2016.12.19)
- 必勝の極意は人それぞれ、かあ…ホントかね?(2016.12.11)
- 土曜のケイバと日曜のケイバ。(2016.11.13)
- 当たるって何がどう当たっているかが肝心。誰?1人気から買う人…(2016.10.16)
« ★「違和感」ってこういうことなのだよ★乗る、が勝負でなく、乗らない、が勝負だったり | トップページ | ★全頭揃う前に2頭リタイア(屈腱炎)★POGはこれからが正念場… »
コメント