★高度なことを言うつもりはありませんが…★科学的、論理的にはね。
オッズの、時間の経過によるしかるべき形成の様は、
5日のようなリアルタイムで買えない日の早朝オッズで痛いほどわかる。
締め切りまで6時間とか、8時間とかあるのは知っていても、その時点の情報は
セッティングと専門紙のシルシの厚い薄いとその時点のオッズ情報ぐらいだ。
その時点のオッズがあてにならないことはわかっていても、あのマルカバッケンの
ように、つい「さすがにないか」と思ってしまうんだよね。早朝オッズだからこそ
「知~らね」と買えたはずなのに。。。
いかにセッティングの比重を心を鬼にしても大きくするか。まあムズカシイ。
5日はリアルタイムでオッズ形成をトレースしていないけれど、
本当に面白いなあ、と思うのは30分前オッズと5分前オッズを比較すると、
ほぼ高い確率で1人気馬が買いこまれる。ここで支持率が落ちるのは
ほんとうの1人気じゃないんだよね。で、5分前オッズで1人気が支持を集めても、
そっから有識者の穴馬探しが始まる。1人気から支持率を削り取って自分のものに
する馬はどれか、っちゅうこと。1人気に人気が集中していて、削り取った馬が
2人気だったりすると「皆さん、平凡な発想しかできないのよね」となる。
こういうレースがもっとも買いにくい、期待値の低いレース。
4人気、5人気できるだけ薄いところで支持を集める馬が見つかればいいが、
そう都合よくいくとは限らない。
で、直前になると目を皿のようにして、穴馬探しが始まるはずなのに、6人気以下が
どんどん離れていくレースが堅いレースとなる。
これも以前書いたけど、小倉のダ1000なんて、3分前ぐらいに5、6頭の穴馬が
そこかしこに台頭して、レース結果は1-2-3人気で終わるケースが多々ある。
これは短距離なんでスタート、ミスったら堅く収まるはずがない、と一般票が散るから。
そもそもダ1000を志向する人気馬なんて、鉄板の強さを誇るとは思えないもんね。
でも、意外と堅く収まる小倉ダ1000。
そんなふうに、インサイダー票と完全一般票の間の有識者票の動きも読むと面白い。
いったん人気サイドに盛り上がってからの揺り戻し。オッズ読みの最大の醍醐味、だわな。
ま、リアルタイムでオッズが追えない人はその精密さをトレースすることができない。
とすればリスクを考えて、購入レース数を絞って、収束を遅らせるしかない。
ただし、そうして経験値が積まれないと、上達するチャンスも失う、そういうしくみだね。
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