★現実は理想とは逆の方向に★海外競馬の馬券発売は朗報?
新聞記事ってのは、タイミングや順序もあるとは思うけど。
凱旋門賞の馬券を国内で売れるように法整備を検討、というニュースが出ている。
「海外競馬の馬券、国内発売へ前向き」
というところだろう。
さっそく何人かの関係者がコメントを寄せていたが、新聞と言うメディアの性質上、
肯定的、否定的、バランスをとったものを見かけた。
あわてているね。もっとじっくり考えましょうよ。
そもそも海外の競馬に馬券、はあるのか?
ブックメーカーがあるんじゃないの?
主催者が馬券を売っているところばかりじゃないでしょう。
残念だけど、サンスポの佐藤洋一郎氏が
「海外競馬はナショナリズム馬券の裏をかけるからこそおいしい」と書いていた。
これは日本馬を追っかけているボンクラは海外競馬で大儲けできないだろ?と
言っているんだろうか。
海外競馬を国内市場で発売すれば、日本馬応援馬券ばかりで賭けは成立しなくなる。
JCで外国馬全消し、のように、凱旋門賞で日本馬全消し、が「実」となる。
JRA理事長は言う。「日本のファンはそれを望んでいる」
マジ?
ここに見事に競馬ファンと馬券ファンの矛盾が露呈するだろう。
POGとおんなじだ。
かわいい家の子の応援馬券を買うばっかりに、ひいきしすぎて的中馬券を逃す構図。
サンスポの別の記者が言っていたのは、日本馬以外の出走馬の詳細情報が
どれだけ公平に入手できるのか、と。
ギャンブルで考えれば、実力相応のオッズになっていないところを狙い撃てば
回収率が上がる。凱旋門賞やドバイWCは名誉目的のレースだと思うが、
そこで馬券・買い目・回収率というリアルなものを手もとに引き寄せるのが
果たして適切なのか。
ちなみに凱旋門賞の馬券売り上げ、100億はカタイ、というのなら、
どんなに投資してもJRAは踏み切るだろうけど。
有馬記念と東京大賞典の売り上げをちゃんと比較してみたら
どうでしょうかね?
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