★気づいて直すのくり返し!★最初から気づけばいいのにな。油断大敵!
きっかけをつかむときも「自動的中」の活用がおいしいし、追撃のときにも「自動的中」を
活用したらいい。
けれど、収支がプラスになると、人間明らかに油断が頭をもたげてくるので、
徐々に厳密さが失われていく。そこも自分との戦い。
ということで、日曜日のよい流れの中での緩い馬券、ダメ馬券を紹介してみたい。
そのつもりで買っているわけじゃないんだが。
いずれも福永騎手騎乗の有力馬の見極めを誤った馬券。
ピックアップは6、8、13、14。ただし3と6が人気を二分しており両方とも来る確率が低い、
という前提の買い目だから、おいしい順は(13、14)→8。これに3なのか6なのか。
ところがどっちも消えて13-14で馬連4570円(ワイド1550円)。
まさに獲り切ろうとする欲が裏目に出たケース。
これは4頭のワイドボックスに3の串では配当が低いので、
4頭の馬連ボックスを飛び越えて、初めに串ありき固定にしてしまったのが敗因だ。
いくら人気サイドに迎合しない主義でも福永と岩田の双璧がこうして人気で構えていると
ついなびいてしまう。
・京都12R
いわゆる恥をかかされた馬券。これも10番フミノファルコンの実力が抜けている。
ので相当に高い確率で馬券になるはずと最初から見ていた。オッズも当然の裏付け。
そこでまず見たのがミラクルセブンの可能性。該当馬は12番のブラボーランサー。
しかし、ここで8枠2頭が定年調教師の頭数合わせ発走であることに気づく。
なら12頭立てでも、実質10頭だから、ストレートナイン(シックス)で簡単だろう、
と展開してしまう。さらに低配当を欲張ってこの形式で多めに資金配分をしている時点で
気持ちが負けている。回収するレースではないのに回収したい欲求が首をもたげてしまう。
実はこのブラボーランサーの次位にいたサクラエールがずっと狙ってきた馬だったのに、
回収に気を取られて、見事にマークを外してしまった。
オッズルールでは12頭立てでストレートナインなんてものはない。
8枠2頭を無視できると都合よく思い込んだ。サクラエール、見事に少頭数なのに
しっかり隠れて激走3着。
冷静になれば、隠れた、というのは都度都度オッズをチェックしている過程で穴があるからで、
前日の準備の時点で「要マーク」となっているのをわざわざ無視している。
もちろん、あまりに不人気すぎて「イラナイ」ケースも「買えない」ケースもあるわけだが、
チェック穴馬の範囲のオッズなのに取り落とすのはまったく油断。
12頭立ての8人気なんで十分においしいポジションと知るべきだ。
日経新春杯。競馬予想TVの影響もあったがタマモベストプレイは最有力だと思った。
ところが直前の京成杯で枠を見なければベルーフ鉄板であるところを捻ってしまい、
あまりに見事な結果になったので(ここは坂本さんは夫妻で三連単万券的中)、
その余韻が残りすぎ、京都の時間が足りなくなった。
すっかり雑な買い目になってしまう。
最後までアドマイヤフライトの取捨を悩んでいたはずなのに、見切り発車のこんな買い目。
ここは事前のこだわり、信念が正解だったので、的中を拾うことができたわけだが、
こうして耐える流れに変わって今週が終了と相成った。
いくら完璧を目指しても人間は見落とすし、ミスをする。その流れの中でどうふるまうか。
修正に次ぐ修正だというしかない。
日経新春杯は想定を見た瞬間からまずはフーラブライドなのである。
昨年の3着馬だからとか、そういう理由ではなく。
誰も注目せず人気が落ちれば落ちるほどにおいしい。
以前にも言った見事な季節ネタ、なのだが、ここで単10人気に注目するから盲点か、となる。
オッズのギャップは11番目のコウエイオトメとその次のムーンリットレイクの間にできているので、
馬券対象馬は11頭はいる計算になる。
季節ネタは通年、真摯にケイバに取り組んでいれば知ることができる情報。
ただし専門紙やスポーツ紙はその要素を第一に取り上げることはないオフレコ情報
であることが多い。それでもレースが終わると「○○だった」とネタばらし。
ちゃんとその記事を見て積み重ねているかどうかである。
今季の冬の季節ネタA・B。どちらもそこまで大きく炸裂している感じはないけれど、
もう少し楽しめるので、折に触れて紹介していく。具体的にどういうことを差すのかは
自分で会得してほしい。
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コメント
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調教師の引退ネタは、もう少し、楽しめますか?
投稿: | 2015年1月20日 (火) 02時44分
コメントありがとうございます。そこそこ突っ込んでいただくことで、知識の浅い方も深まりますのでよろしくお願いいたします。JRAケイバの年度替わりは3月1日からです。
定年の調教師は2月28日土曜が最終発走になると思います。3月1日から所属馬たちは新しい厩舎へ行くか、登録抹消となります。新しい厩舎とは、定年調教師を引き継ぐ新人の厩舎もしくは馬主の意向に沿った既存の全然別の厩舎となります。もちろん解散厩舎と新規開業の数は一致しません。これを機にスタッフも他へ散らばるケースもあります。そこで新人調教師がどのぐらい馬を残してもらうかによって動向はがらりと変わってしまいます。
ということは、新人さんのために馬をとっておく定年調教師と、使うだけ使ってあとはご自由にと2タイプに分かれるのです。
(新人さんの営業努力によって、よそから新規の移籍馬などをかき集める場合もあります)
まあ「使うだけ使って」のほうが馬券的においしいのはいうまでもありません。
すでに稼げる馬が残っていない厩舎も多いようですが、丹念に見落とさないように
すれば、どこかで穴は拾えます。
投稿: fishlights | 2015年1月21日 (水) 09時14分