★しっぽを掴まれる愚かさを考えよう★自信なさげな「傲慢」だと。
有馬記念の日、朝から左隣にいたのは、見かけないおひとり様(30代男性)。
その向こう側には20代の男女9人組の大騒ぎだったので、そのおひとり様の寡黙ぶりは
際立った。朝イチの椅子取りゲームをサバイバルしたわけだから、それなりの背景は
あるんだろうが、まあ、早い話が「ここへ何しに来たの?」である。
朝9時21分に肉弾戦を戦って、「したい事」は午後3時ぐらいまで、何もない、
のなら、それはそれではっきりしている、と言わざるを得ないが、
御多聞に漏れず、ちょろちょろと当たらない馬券を買っている。
当然、朝イチからレースを始める経験値が少なく、本気で買ってないと
言いながら、どんどん券売機にお札を流し込んでいく。
そんな彼の使っている資料がコレ。
才能以前の問題だろう。取り組む姿勢がこれでは、偶然以外頼るものはない。
パッと見、まっさらな優馬かと思うほどきれいなもんである。
よく、見ると馬柱に控えめに「鉛筆で」○が描いてある。
有馬記念を拡大すると、
2つの馬が5、11の2頭で、1つの馬が1、2、13、16と4頭。
出走16頭中、10頭に○をつけてしまっている。
これが中山1Rだと5頭に○1つ。(←複勝圏内は1頭だけ)
中山2Rだと自信の軸と思われる4番に二重丸で、残りは相手なのか○1つが5頭。
(◎のウマは12着)
中山3Rはまあまあの軸が4番で相手はやはり○1つが5頭。(軸馬は9着)
いやあ、まことにドヘタとしか言いようがない。
そんでもって、競馬場備え付けの芯だけエンピツで専門紙に○を書いている時点で
「全然自信がない」のだろう。
それで朝から席取りに参加するかな。
この一見さんにつらく当たるのは翌日、aibaで東京大賞典を買っている場面に
出くわしたから。
そんな根拠のない思いつきで、午前中のレースを買っている輩に、
有馬記念の出走馬中、自信の「グレード」を披露されても、笑うしかないわけで。
2、3、5、7人気のどれかが軸として適当と言われても、ヴィルシーナやオーシャンブルー
まで触手を広げて、何百万の馬券を獲りたいんだろうね。
「夢見がち」レベルということか。
自信がないなら自信がないなりの、殊勝な参加のしかたがあるはず。
馬券探偵にかぎつけられるのは、陳腐だと思うけどねー。
彼が帰ったあとの隣席。これじゃまた戻ってくる、と思うよね。偽装か!
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コメント
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(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
笑えるね。。。。その寡黙な人ってまさにあなた様では???
当たる馬券なんかわかれば借金苦にはならない世の中ですよ。。。
いろいろ作戦ねってるんですね。。
私もひそかに作戦で選んでますけど。。いや~楽しい
投稿: コロンパレス | 2014年12月31日 (水) 17時42分