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2014年12月

2014年12月31日 (水)

★オッズは「生きている」もんでしゃあない★求められるのは対応力!

ま、ここで全部手の内をさらす必要はないけどな。

ことしの前半と後半で打ち筋がどう変化したか券種別にチェックしていた。

後半、複勝とワイドが減っていた。

三連複が増えていた。V4のせいだろう。

見つけると徹底的に使おうとするのが自分の悪い癖。

依存しすぎるとすぐに破たんするから。

三連複が増えているのはマジカル8フォローの徹底もある。

三連単で長打を狙うマジカルエイトのグレードダウンバージョンがコレ。

ほぼ併用タイプだね。

押さえながら中程度の破壊力があるので、もう少し試したい。

本体のマジカルエイトとは共存しないからそこが注意ポイント。

特定V4は年間120回成立しているんだが、率としては20%前後。

これだと合成オッズが5倍にならないと。ちょっと厳しいな。安心できない。

そこでV4を成立させる騎手、ダメな騎手も見てみた。だいぶ偶然性がありそう。

でも和田とか仕込まれて応える感じはいいんじゃないか?

単勝の成果が薄い。これは特定S5とのセットだからね。

特定S4としての単勝はあるんだけど、V4にして三連複にシフトしたら単勝は買わない。

ここをV4+単勝というバリエもあるのか。もちろんV4+複勝、S5+複勝というバリエも

あるけどなあ。

というわけでパターンわけしてシステマチックに自動的中しそうで、やっぱりひと工夫

いるんだよ。

ちなみにV4のウラ、単勝成功の逆成立系はけっこう強力に成立しているけど、

いかんせんレア。特に+2以上はそうはお目にかかれない。

まあ+3もあったら逆に疑うけどさ。

そういえば、12月最終週、阪神11Rでマイナス5があったっけ。

実金額は午前11時に224万。レースは見る影もない10着だったけど?

同じ馬主で9Rに穴があいていたけど、何かの間違い?

この手の大ギャップはつい疑ってしまう。だってみんなにバラしているんだから。

でも今年後半、逆成立の単1人気(ギャップ+1程度)はけっこうリアルに

絡んでいたんで、そこからワイドボックス、串刺しへ展開するほうが着実かもなあ。

いずれにせよ、V4狙いで直前で単勝が入ってギャップ解消のパターンは

引いたほうが賢明。特定オッズが消えたり点いたり、やっぱオッズは60秒前からの動きを

見てるとスリリングでいいよね。

★「要所を締める」とは?★馬券のトータルマネージメント

あくまでオッズ馬券術は、メンタルの安定が主眼なんで、絶対的なもの、とは思っていないよ。

まあ、回収率90%はカタイ、程度のレベル。そこからの上積みは「安定したメンタル」次第。

14年最終日の11的中のなかで、印象に残ったものを紹介。

数ある的中の中には、偶然も必然も、意味あるものも、あまりないものも、成功作も

失敗作もあるからね。

阪神7R、古馬500万下。

141228han07

金額的にはしょぼい。でもこれがケイバなんだよね。

松山の5番が狙えたことで完結なんだが、思ったよりつかなかった。

結果だけ見ればV4(V5かな)で三連複を獲りに行ってもよさそうなんだけど、

結果的に12.3倍しかついていない。しかも3人気9番が消し、なので、

V5にしても、そこを切って、点数を減らすか、別のウマを補充しないといけない。

それにオッズはV4のオッズ・順位じゃないし、S5にしていたら、5番は3着なのでハズレ。

うまく「応用形」になっていると思う。ポイントは相手に1人気の13番を絡めたこと。

こんなのが来ても安いのはわかっていて、161%のレース回収率。

現実ってこのぐらい厳しいんだと思うし、「まあ、当てておく」レースだったんじゃないかな。

一転、同じ日の10R。非常にアブナイ結果だったけど、結果オーライの典型ね。

141228han10

2・3着が逆でもワイドは当たりだけど、そこからの展開が大きく変わってしまう、アタマ差。

この3着馬、ながらく追っかけてる馬なんだけど、年末のここで来るかよ!とノーマーク。

ま、マークしていても三連複は買わないから、そこまで大爆発したかといえば、

ワイド万券、レベル。でもね、これもケイバなんだよね。チャンスだったからメイチに3着。

ふだんは狙ってもヤラズ。9割がヤラズ。この脚を見たら、来年も楽しく現役続行、でしょ。

ホントにどっきりしました。

ただ、この10Rの的中も、出発点はミラクル7。ミラクル7の単勝推しするには、

ちょっと不安があって、馬連基調になったけど、ここで藤沢+ブノワは必死でしょう。

ここで2-12のワイドを買えているのがカンペキだったかもしれないけど、

三連単100万、三連複16万を出されても、これをひっかける才能はさすがにないかな。

でも、この的中のおかげで、1か月の努力が報われたんで、ほっとひと息の

レースでしたね。あとはワイドが200円買えているのが進歩。

会心の的中は万馬券だけじゃないって。

★進化&深化、止まらない★オッズ馬券術のパターン細分化

順序としてはこっちが先か。

ことしの後半、馬券術はオッズ分布によって以下のように進化してきた。

・特定オッズV4

・特定オッズS(スタンダード)5

・ミラクル7

・マジカル8

・マジカル8フォロー

・ストレート9

・ワイドBOX

・ワイドBOX+馬連BOX

・ワイドBOX+串刺し定食

・馬連BOX+串刺し定食

・その他従来型

従来型だけでは戦えない、と判断して以降、半年でこんなに一気に細分化されるとは

思わなかったけどね。

そうだ、捨て身の馬単BOX20ってのも、あるっちゃあるかな。

結局は従来型だけで的中&回収に落とし込もうとするとけっこうストレスが大きくなる

ってことに気づいたので、これまでの「なんちゃって型」「おちょくり型」を

自動的中形式にアレンジしてみたってわけ。

それぞれ、騎手や勝負気配によってのアレンジもあるだろうし、応用形は無限だろう

けど、今後の記事に頻繁に出て来るだろうから、このぐらい(の数が)ある、ということを

理解していただけるとうれしい。

ま、28日の阪神最終のようにV4とS5がかち合って、エイヤ!で両方行ったら、

どっちも失敗ってこともあるわけで、あくまで回収率/的中率の問題、だけど、ね!

★少しずつ積み上げていく発想すらない、らしい★ま、何事でも「基礎基本」

自分としては客観的な情報の量と質を求めて、今の馬券スタイルになっているわけだけど、

そういったものにまったく興味がない、勝ちパターンなんか考えない、

運があればそれでいい、という人がほんとうに多い。ご愁傷様。

野村克也がID野球のくだりで言っていたのは、「ヤマを張れ」と言えば、多くの打者は

そんな適当な、と笑うけど、「配球を読め、狙い球を絞れ」と言えば「なるほど」って

いうのだそうだ。あんまり変わんないけどな、と。

そんな野村氏も「長嶋(監督)のカンピュータ野球には負けたくないとずっと思ってやってきた」

というのだが、カンピュータもそれなりのデータの裏付けがあった部分も否定できないのじゃ

ないかね。野村氏的には認めたくないだろうけど。

まあ、ギャンブルだから運任せ、と言っているうちは、負けの山を築くばかりでしょう。

じゃあ、運任せじゃなく、どうアプローチするか、と言われたら、さっぱり見えない人が

多いんじゃないだろうか。

高橋さんですら、「JRA-VANとかのデータはだいじだよね」というので、

イジワルにも「ここまでのデータじゃなく、これからのデータを見極めないとね。」と

言ってあげました。

有馬記念について、競馬予想TVで水上学氏が非常に良いことを言っており、

「確かに」と思ったから、有馬記念的中できたんだよね。血統派なのに、そこをプッシュする

なんて、伊達にケイバでメシ食ってない、か。

まあまあ、どうレベルを上げるか、には膨大な段階があり、レベルが低い人ほど、

それを自覚していない。それも真理だからね。

競馬新聞、パドックから得られない情報で差がつく。

オッズでも単複の倍率だけじゃない部分で差がつく。

有馬記念でたくさん見かけた、

過去を振り返らない人にはそれはわからない、ということで先を急ぎます。

★しっぽを掴まれる愚かさを考えよう★自信なさげな「傲慢」だと。

有馬記念の日、朝から左隣にいたのは、見かけないおひとり様(30代男性)。

その向こう側には20代の男女9人組の大騒ぎだったので、そのおひとり様の寡黙ぶりは

際立った。朝イチの椅子取りゲームをサバイバルしたわけだから、それなりの背景は

あるんだろうが、まあ、早い話が「ここへ何しに来たの?」である。

朝9時21分に肉弾戦を戦って、「したい事」は午後3時ぐらいまで、何もない、

のなら、それはそれではっきりしている、と言わざるを得ないが、

御多聞に漏れず、ちょろちょろと当たらない馬券を買っている。

当然、朝イチからレースを始める経験値が少なく、本気で買ってないと

言いながら、どんどん券売機にお札を流し込んでいく。

そんな彼の使っている資料がコレ。

才能以前の問題だろう。取り組む姿勢がこれでは、偶然以外頼るものはない。

141228mumei131

パッと見、まっさらな優馬かと思うほどきれいなもんである。

よく、見ると馬柱に控えめに「鉛筆で」○が描いてある。

有馬記念を拡大すると、

141228mumei132

こうなっていて、○が3つの馬が、3、7、14、15の4頭。

2つの馬が5、11の2頭で、1つの馬が1、2、13、16と4頭。

出走16頭中、10頭に○をつけてしまっている。

これが中山1Rだと5頭に○1つ。(←複勝圏内は1頭だけ)

中山2Rだと自信の軸と思われる4番に二重丸で、残りは相手なのか○1つが5頭。

(◎のウマは12着)

中山3Rはまあまあの軸が4番で相手はやはり○1つが5頭。(軸馬は9着)

いやあ、まことにドヘタとしか言いようがない。

そんでもって、競馬場備え付けの芯だけエンピツで専門紙に○を書いている時点で

「全然自信がない」のだろう。

それで朝から席取りに参加するかな。

この一見さんにつらく当たるのは翌日、aibaで東京大賞典を買っている場面に

出くわしたから。

そんな根拠のない思いつきで、午前中のレースを買っている輩に、

有馬記念の出走馬中、自信の「グレード」を披露されても、笑うしかないわけで。

2、3、5、7人気のどれかが軸として適当と言われても、ヴィルシーナやオーシャンブルー

まで触手を広げて、何百万の馬券を獲りたいんだろうね。

「夢見がち」レベルということか。

自信がないなら自信がないなりの、殊勝な参加のしかたがあるはず。

馬券探偵にかぎつけられるのは、陳腐だと思うけどねー。

141228mumei133

彼が帰ったあとの隣席。これじゃまた戻ってくる、と思うよね。偽装か!

★自己との対話量というより…★そもそもその習慣がない、という…

馬券成績を上げるには自己との対話が欠かせない、と言って久しい。

BB団でも最近大下さんは「どうしても当てたい病」が治らないにもかかわらず、

朝日杯FSをワイドで、有馬記念を三連複(万馬券)で撃ち抜いているから、

彼なりの「どうしても」の技術は磨かれているんだろう。

ただし、自分としては「購入レースを減らして」そうなっていることを見逃さないからね。

ま、自己防衛も大事っしょ。

それに比べてスランプなのは坂本さん。

高橋さんのスランプはいまに始まったことじゃなく年間10週だけの人

(もちろん家でPATで買っているということだが)になってしまっているので、とやかくは

言えない。

仕事が忙しくて研究(反省)がおそろかになっている、のは言い訳にならない。

週ごとレベルの話じゃないよ。

坂本さんの買い方で1日万馬券2本はノルマでしょう。

月間8本は最低限。(もちろん8日間全レース買う前提ね)

それが年間10本前後では目も当てられない。三連単のシェアが少ない自分ですら

年間22本だから。

彼らにはもう直接言わないけど「残念だね」という気持ちしかないかな。

それでも「いっしょに楽しめる」ということが大事で

「なんで、そう買うの?」は嫌味じゃなくストレートに表現するのが愛情。

…そりゃあ人気通りに決まったんだから三連単4桁配当が獲れるんでしょうよ。…

という部分のそれはそれ、が理解できなければ、このまま負け続けることだろうね。

とにかく「悲しくならないように」がんばって、というしかない。

★年末って、自己を見つめるよい機会★何を意図して、どう進む?

最終形のイメージがないまま、馬券を買っている人が大半だと思う。

言い換えれば「勝ちパターン」。

もちろんそれは人それぞれでよいのだが、客観的には勝ちパターンがそんなに

何通りもないのだと思う。たぶんそれぞれのイッパツをどれだけデカくするか、

できるか、でしょう。

去年の成績とことしの成績を比較して、

Kinngakutai1314

こうなっている。

いつも言うように、「たいしたことねえな」と言う人は

「自分の数字」を出してから、にしてほしいところだ。

3桁配当が減り、的中率がぐっと下がったところで、回収率が上昇していれば

問題はない。そうでないところが問題なのだ。

確かに夏から秋への弛みがあったので、それがなければ、という話になるが、

これで的中率が25%を超えていれば、十分に年間プラスで戦えると思っている。

あと3%がとてつもなく大きいと感じている。

・そんな安い配当をとってもしかたがない

確かにそれは言えるが、それって合成オッズの組みかた、ひとつ。

そこを科学的に補うことで、安い配当をしっかり獲っていることが全体の底上げに

なる、と確信している。

的中する馬券にはそれぞれ「役割」があるからだ。

試行数が少なく、果てしなく有効打を求めると、うまく行かないのは

駄的中、というものが世の中に存在するから。駄的中はそれはそれで評価してあげる

余裕がないと、せっか当たった三連単が4桁配当ばかり、という醜態をさらすに違いない。

いずれにしろ、「馬券当たらない」という人ほど、熟読すべきでしょう、このブログ。

そこで疑問質問や有効打が発見できないのなら、あなたにそもそも才能はない、と

言い切れる。

2014年12月30日 (火)

★自分の下手さを自覚するからこそ獲れる馬券★坂本さんもそう言ってました(笑)

順を追って読まないと意図がわかりませんから、

いま遡って読んでいる人はご注意ください。

この有馬記念63点のハズレ馬券。

・年に1回しか買わない馬券師なら単なる哀れ

・もっとコンスタントに買っている馬券師なら、学習能力を問題視

なわけです。

哀れなんて、誰にでもしょっちゅうなんで、ほぼ10回に1回は

「誰は哀れだっていうんじゃい!」な快勝、大勝の場面に出くわすことでしょう。

これが10年に1回でも、確実にやってきます。収束が遅いだけ。

ところがもっと回転の速い人はそうは言ってられませんよ。

まあ、自分も相当「当てたい」とは思いますが、これはもう楽しくツッコミたい買い方ですもん。

ちなみにブログ主は恥ずかしく37点買い、4800円が2014年の有馬記念でした。

枠連2-3を200円的中で、5220円が戻ってきました。可もなく不可もなく。

しかも、ジェンティルドンナを完全無視。おまけにゴールドシップも完全無視。

これで2・3着が逆だったら笑いもんです。

読みは完全にハズレていたにもかかわらず、元取りになったのは、過去データと

テクニック以外の何物でもありません。

回収率的には何も見るべきものがない、有馬記念でしたが、こういうアプローチが

できた自分にとても満足でした。

ま、中山2500mは枠です。何がどうでも、枠です。

ちなみに7Rの同距離のレースでは8枠→4枠→4枠で決着。

メインでも8枠が1・2着に来るという発想は相当わかってないと思います。

内枠が有利、というよりは7・8枠、とりわけ8枠に厳しい有馬記念。

終わってみて気づいても遅いんですよ。

そして、確信・思い込みでいつもハズレる自分を客観視してみると買える、

5枠から内側の枠連。

枠連7点買いだけで勝負していたら、レース回収率580%でしたが、

ま凡人ですから枠連はあくまで「押さえ」。

押さえが押さえになってなくて「気休め」馬券を数千円買ってしまっている素人との

ちっちゃな「差」かもしれませんね。

★どうしても当てたい、の弊害★学習能力の差は認めるものの…

「娯楽が少ない」という点はふまえるとして、

何のために「有馬記念」の馬券を買うか。

・お祭りだから

・友だちと騒ぎたいから

そういう答えなら、ツッコミようはないでしょうな。

この馬券をご覧ください。

当日、偶然拾った有馬記念の馬券。(実は中山9R、阪神9、11Rもあり)

ハズレ12枚、〆て12100円。

よくこんなに細かく買いましたね。馬券探偵をなめてはいけません。

141228mumei12

コインメーカー夫妻が見せてくれたいつぞやの31点買いをしのぐ、

有馬記念ならではのハズレ買い目数最大値、でしょうか。

これ三連複33点、枠連9点、馬連11点、三連単10点。

合計63点のハズレ馬券。よくも細かく買えますね。これひとりのぶんじゃなく

複数人分でしょうか? 券面をしっかり見ると、窓口で買ったタイミングが

A、B、Cの3回あることがわかるんですね。

どうしても的中したいからこう買うんでしょうか?

それともどうしても儲けたいからこう買うんでしょうか?

最後に迷ってわけがわからなくなっているんでしょうか?

ま、これが初心者の有馬記念だということです。

馬券探偵はただハズレ馬券を拾うだけではありませんよ。

Mumei12_odds
これが三連単を除く、買い目のまとめ。なかなか統一性を欠きますね。

しかも買っても儲からないメがこんなにある。結局、自分の選んだ穴馬お願いします、

馬券に過ぎません。残念ながらジェンティルドンナを一銭も買っていないため、

この馬券は全面的に報われないのです。

しかも、枠連、馬連ではプラスになるメがたったの4パターン。

これなら、三連複だけで多点数勝負をしたほうが潔い。

ジェンティルドンナを完全に切っておいて、「どうしても当てたい」がこういう結果を

生むんでしょうな。トゥザワールドを高評価しているだけに、惜しいんですが、

これこそがありがち有馬記念馬券なわけです。

こんな買い方でも4番を9番の代わりに入れていれば勝ち組なんでしょう。

もしかしたら馬連も三連複ものダブル的中かもしれませんね。

たった8.9倍しかつかない13-14-15を押さえに行っている時点で、

実力がわかるということでしょうかね。

★列に並びえない悲しさ…★その哀しみから早く立ち直ろう

有馬記念からの考察…順調に展開中。

そんなこと言っても、北の港町には適当な娯楽がないから、いいオトナはギャンブルに

うつつを抜かす、とこうなるわけですか。

「競馬愛」はかけらもなく、儲けられるならケイリンだろうがパチンコだろうがかまわない。

そう言いつつ、確実に負ける人たち。

確か去年は大雪の東京大賞典だった、と思い出しつつ、29日は道営の発売所、

aibaまで足を運んだのでした。11月にJBCをここで買ったときは、JRA函館で見た顔が

何人もいたんだけど、この日はたった一人しか見つからず。

それが有馬記念当日に自分の左側に来た「一見さん」だから、もうなんと申しましょうか。

大井競馬と帯広ばんえいを同じテンションで買える人たちなわけで、

そこに競馬愛などという代物は存在しえない。つまり、ことしの函館での東京大賞典は

「どっぷりギャンブル党本部への侵入」という願わない事態になってしまいました。

あのJRA函館に巣食っている、ドロドロの高齢者軍団は、利用者にやさいしくない

「aiba」ではサバイバルしていけないんでしょう。公共交通機関も乏しいし、「マイカーで

来れるギャンブラー」限定ですもんね。はい、裏はパチンコ屋さんですもん。

パチンコ屋さんのトイレも大開放の道営発売所ですもん。

★理解しようとも思いませんが…★寂しい人生ランキング?

年末年始の記事は、しばらく「総論」を意識して、あっちこっち手を出しながら

進むので注意深く読んでください。

それにしても、道路が雪で覆われていない年末は何年振りだろう?

12月にいったん「真冬モード」の週末が一度あったけど、ここまで総じて、

道南地方は緩い冬みたいです。ま、それはそれで。

有馬記念の日。BB団的には30分早めの集合、というから、自分も20分早く行きました。

(学校に近い奴ほど遅刻が多い的な遅れ…笑)

すると、まあまあ最前列は確保できそうだな、的な1列目の直後。坂本さん、高橋さんの

真後ろ。競馬場の責任者が「あぶないので絶対に走らないでください」というので

「そんなの、誰も聞かないよ」と思う。

それでも何度も「走らないでください」と事前に注意する彼。

で、開門は5分たりとも早めないJRA、きっかり9時20分。そうしたら、後方から

こっちを突き飛ばさんばかりに、ガチで追い抜きをかけてくる、人、人、人。

おまえら、ふざけんなよ!と喧嘩腰。

センター席、進入順位20位前後では16席ある最前列はすでにイス取りゲーム状態。

もちろん、先行する、高橋・坂本氏を頼っているので、排除は免れたものの、

「今日だけは最前列じゃなきゃダメ」の必死さは、おまえらアタマおかしいだろ?

という印象。

ま、それはそれでサバイバルなのだが、実は後方に坂本夫人と、大下さんがいたんで、

BB団的には5連ほしかったわけだ。ところが4連が精一杯な上に、間に約1名、

おひとり様が割り込みあそばされたんですな。かわいそうに。

もちろん自分の左隣も一見さん。

ほんと有馬記念ってば、しょうもない、と思いつつ、

「こんな奴らに負けねえ!」と力んでいつも失敗することを思い出し、

ま、自分の馬券に集中しよう、と思い直す。その結果は、報告の通り。

どう考えても最前列がイス取りの状況で2列目が全部終了しているわけはなく、

「最前列である理由」がない、おひとり様A氏(40代)の末路は推して知るべし。

坂本さんのいつもの「この馬券惜しいっしょ」の会話が嫌がらせのように彼の頭上を

飛びかう、日曜午前となったのでした。

中山4Rが終わり、昼食を買って席に戻ってみると、A氏のいたはずの席に、大下さん

が座っている。

「もう帰ったの?」と聞けば「そう」

もしかして坂本さんてば、机の下で何か嫌がらせをして追い払ったのか(笑)。

それにしても、あれだけ必死にイス取りをして、メインまでいないボンクラには

かなりの驚き。写真撮って載せたいぐらい、の憎しみだね。

左側を見渡すと、これも見慣れない男女9人組。まあ、うるさい。

有馬記念はこういう場違い、はた迷惑を呼び寄せるから、あんだけの売り上げがある

わけですね。

★もしかして……?★…は、常に思い過ごし、ってか。

いったん「反省」がまとまると楽だな(笑)。

「ああ、なんであいつらはその程度なんだ?」と嘆くから、

マイナスのオーラを引き寄せて来るんだよね。

注意しなくちゃ。そこから卒業はできないと思うけど。

函館競馬場、新キャラ登場です。

たしか今月、一度仮のコードネームで登場しているんじゃないかな。

土曜日限定男、ジョージ義行(さん)。

そうそう1日に三連単(で万馬券)4本当てた人。

妙にこの人、こっちを意識しているんだよね。

自分はこの何年も、函館でほとんど意識されていないから、

それはそれで何かあるんだろうとは思うけど、意識してる。

そこをふまえて、ここ何週か、彼の実力を見極めておりました。

ポイントは土曜日限定。

しかも、自分の背後に座る。

自分より後に競馬場に到着して、その位置取りで意識しているとすれば、

やっぱり何かある。

でもね、1日競馬場にいて、自分に対してだけ行動しているってことはありえず、

要所要所で本音が出る、ってことを配慮すれば、

はっきり言って小物でした。

万が一、自分の想像より大物だったとするなら、

「ブログにたいしたことない小物」だと書かせる、意図があるとしか

考えられんもん(まあ、その可能性は皆無でしょう)。

万馬券4本の日、最終レースが終わって、未使用のマークカードを回収に来た

職員のおばちゃんに「今日は7~8万勝ちました」とうれしそうに報告。

これは自分に「聞かせて」いたか?

聞かせていたのなら「今日は7~8万しか勝てませんでした」と言うよ。

7~8万がそんなに嬉しいことなのか、とそこでは思いました。

翌週も土曜日に登場し、相変わらず「ヨシ!」を連発。

買った馬がスタートを普通に出て「ヨシ!」、直線向いて好位置につけては「ヨシ!」

で買った三連単の着順で入線して「ヨシ!」

まったく同じペースでヨシ!を連発し、配当が40倍でも200倍でも同じテンションで

「ヨシ!」。

そりゃ、上級者はありえないでしょう。

三連単を何点買っているかわからないけど、万馬券4本で7~8万から

推定してくださいな。

これで「今日は76500円の勝ち!」というのなら、さらに聞き耳立てますけどね。

4→1→5人気の万馬券を常に5、6点で獲れるような上級者は、

こっちを意識したりはしないでしょうよ。

当方の観察眼をナメられては困ります。

ただ。

ただ、坂本さんより上を行くんだとしたら、ちょっと坂本さんが不憫。

もっと応援したくなる。

★2014年ラスト2週を振り返って★変革の行方、って話。

12月22日の日に、その週の回顧をいったん下書きした。

いまいち納得がいかず、いま一度見直そう、と思って忙しさに紛れてしまった。

そのまま公開するには違和感があった。

「そういうことなのか?ほんとうに?」

そして今見直して、やはり少し無理がある。

12月20日・21日は72レース購入で14レース的中。うち万馬券が3本。

週に3本はなかなか記憶にない。

ただこの3本、どれもかろうじて100倍を超えた程度の「形だけ」万馬券。

的中率2割を切って、しかも万馬券が出て週のトータルマイナスでは納得がいくはずがない。

でも、うまく「反省」ができなかった。

土曜はわずかに890円のプラス。計算づくでプラスを残して日曜に入った。

そして日曜は、マイナス基調から2本目の万馬券でなんとか土日チャラにたどりつく。

しかし以降、やはり攻めてそのぶんがマイナス。

12月の開催はぐっと成績が良化しているが、この「流れ」が説明できそうで

説明できず、ぐったり。

有馬記念の週は、土曜が撃沈。

つとめて冷静に打ち切った自信はあるが、的中3本(購入24レース)で、

回収率43%、ほぼ15000円のマイナス。

この時点で開催プラスぶんはすべて取り崩した。

いったい最終日、どうなるのか?

で、有馬記念の最終日は23レース中、11レース的中で、

阪神10Rの時点で開催プラスは復活。前日のマイナスは取り戻しておつり。

有馬記念に楽な気分で臨める状況になり、とりあえず枠連的中、という

1年のエンディングとなった。

やはり流れの戻りはあるのだ。そこまで信じて我慢ができるか。

そして今年後半の変革は、購入額のギアアップ。馬券術の細分化により

自動的に落ち留まるテクをだいぶ増やした。

その結果、5000円以上の配当が36本から57本へ、万馬券は21本から22本へと

増加した。もちろんその分、3桁配当の数は激減。4割ほど減った。

見事な的中率と回収率の関係!!!

このバランスがやはり不完全だったということだ。

2015年のテーマはいかに「低額配当をなめずに拾えるか」

低額配当を狙わずに拾う、これに尽きるのではないかと思う。

中額配当は自動的に回収し、高額配当は機を見て狙っていく。

いかにそのまま冷静でいられるか、なんだろうと思う。

12月の開催プラス、去年は5回あったのに、わずかに3回目。

夏以降の崩れが非常に悔しい2014年なのだった。

2014年12月28日 (日)

★最終日…必死の思いで久々の開催プラス★失敗を血肉に…

なんとか無事にことしも有馬記念まで終わりました。

平地G1だけを取り上げれば22レース中、10レースの的中でしたが、

あまり芯に命中していない的中が多くて回収率は80%をちょっと切るぐらい。

障害のG1も含めて84%という数字は決して誇れるものではないですな。

春シーズンよりも秋のほうが少しは成績がましだったけど…。

ま、G1には全然こだわらないので、来年はG1も頑張りたい、ぐらいの抱負です。

とりあえず、28日、1日に限って言うなら、前日のマイナスを取り返して、

自分らしく石にかじりついて、有馬記念までに「開催プラス」(4週8日)に

持ち込むことができました。

いつもこれを日常としたいのですが、勝つときは小さく、負けるときは大きくの

パターンをなかなか変えられず、ことしはこの12月が久々の開催プラス、という

体たらく。精進が足りません。

まあ、そこらの微妙なところを年末年始に少しずつ掘り下げることとしましょう。

とにかく今日のところは最終日の荒れ場で的中レース11本(23レース購入)に

満足しないとバチが当たるでしょう。

2014年12月26日 (金)

★有馬記念→三段論法の二段目で間違うと…★結論は失敗作、だな、と。

有馬記念に限らず、大事なことだと思うので、ちょっと時間ができた隙に書いておこう。

今回は過去10年のデータ。2004年1月以降に行われた中山・芝2500のフルゲート16頭の

枠順成績。

Nakayama_t2500_waku

まあ、8枠はダメなんだが、今回の公開抽選の

内枠偶数枠→内枠奇数枠→5枠→6枠→7枠→8枠の希望順は

だいぶ先入観が入っているように思うよ。

この情報をちゃんと紙面に書かない、「論外」の新聞もあるようだけど、

JRA-HPにちゃんとマー君らが引いたクジの順番が載っているから。

どうも内枠がいい、とばかりに1・2枠の人気およびオッズが他に比べて

差があるように思う。で、複回が高いのは6枠と。

それより、人気馬の好走率は複勝率45%でやや低め、程度。

そして1人気馬の実績は

Nakayama_t2500_waku_1ninki

3~7枠に入った(フルゲート時の)1人気馬は複勝率100%なんだよね。

8枠はこれまで1人気が入ったことがない枠…。

須貝厩舎の2頭の人気ぶり注目だね。

さあどう解釈する?

「きっと1~4枠に穴馬が潜んでいる」という意見は撤回すべきかな。


★だから年末はキライだ★皆さん、有馬記念頑張っといてくださいな(笑)

年末はなかなか時間がないね。

ことしは特に。

有馬記念もあまりに情報が多すぎて、以前のような「嫌な感じ」がちょっと

近づいている。

どうせなら枠順公開抽選のオンエアをしっかり見とくべきだったけど、

そんでもってまた迷うようにできてんでしょう。

先週の反省点・馬券探偵も含めて、有馬記念後にまとめます。

さあ最終週、適当に頑張るわ。

2014年12月16日 (火)

★馬券探偵の調査=12/14★無名馬券師の墓標No.8&9

このパターンは9月の加藤兄弟を思い出すんだが、どうも同一人物である

確信が持てない。買い方もちょっと違うからね。馬券画像にすると4枚に及ぶので、

ここは省略してサマリーだけ。

141214mumei89

なかよく26枚ずつハズレを置いていきましたとさ。

最初のA氏のポイントは、阪神6Rの三連複178倍的中。

でもそのあとも順調に買い進み、プラスをなくして終了。

4レース的中で回収率99%なら「1日遊べた」という評価でしょうか。

B氏はA氏より多い多い6レースを当てたにもかかわらず、

ドツボの回収率33%。結局投下金額はA氏を上回って、31700円。。。

前半がどうだろうが、7R以降で明らかにギアを上げて、負けを増やしています。

ま、A氏もギアを上げて、貯金を取り崩していますけどね。

連続性を意識していない、その日限りの刹那的なアプローチじゃないですか?

このふたり、馬券の裏に金額をメモるくせがあるため、その情報と照合した結果、

グレーのレースは的中じゃなくて、買っていないようなんです。

別にそのレースの馬券だけ残ってない、という推理もなくはないけど、

そうだとしたらあまりに歯抜け。

つまり集中してコンスタントに買っている、わけでもない、ってのがポイントね。

買い目のセレクトはゲーム男氏とさほど差はないように思うけど、

自分にはもっと「気のない」買い方を徹底したほうが成績がいいんじゃないかと

思っちゃう。超中途半端。

午前中のレースは400円か600円しか買わない、ってところが最大の弱点でしょう。

600円買うなら600円なりの買い方をちゃんと考えるべき。

「午前中(前半)は本気じゃないんだよ」

この意識が負け組への道でしょうね。

★馬券センスのなさは救えない★だって、論理的な背景があるもんね。

まあ、どうでもいいのだが、今月の「最強」誌には

「佐藤哲三の予想はなかなかだ」とだいぶ持ち上げている。

土曜の朝のアノ男女の会話はいったい何だったんだ?

と、それは置いといて、先週の悪徳馬券。

141214cm

いつぞやのバウンスシャッセ推しを思い出す、センスのない買い目。

このセンスのなさだけはどうしようもない。

例によって例のごとく、だ。

ところでハービンジャー産駒は2勝馬がまだ1頭しかいない。

トーセンバジルが葉牡丹賞でようやく2勝目をあげた。

この時期2勝馬がそんなにいるか?と思って数えたら55頭もいた。

ディープ産駒も2勝馬4頭。

だから「ハービンジャーの立場」をよく見極めないと、この悪徳馬券の主のような

ことになるね。ま、そんな自分も阪神JFの買い目の5割強をロカに割いてしまいましたが。

現時点でハービンジャー産駒は114頭登録されていて、母父、母父の父、母母の父に

SSを持たないのはたったの18頭。

114頭のうち勝ち上がりは17頭で、このうちSSを持たないのは1頭。

これで「立場」がわかるでしょう。

競馬予想TVで亀谷氏が力説していましたが、きっとこういう年もあるんですよ。

待っていても、結局来ない。

ま、ほんとうにそうかどうかはディープ縛りのわがPOGが首尾よく展開されるか

どうかでわかりますけどね。

さっき9頭め、10頭め、指名終わりました。

未勝利の3頭は放牧中。新規登録の2頭は年明けデビューのようです。

彼らが上がってくれば、勢力図はぐぐっと入れ替わるんだけど、どうでしょうかね?

★全否定だけが道じゃない★可能性は取り込む主義ですから

どんな場合でも「固定観念」はあるわけで。

「そんなやり方で勝てるはずはない!」としても、

「そこまで悪くない」ということは考えうる。

コインメーカー打法はできるだけ持ち出さずにその時間を楽しむことが目的、とすれば、

回収額に期待はできなくてもそこそに過ごせる。

日曜の重賞の悪徳馬券がなければ、価値観としてはなくも、ない。

そんなことを考えながら、ゲーム男の悪徳馬券を振り返ってみていた。

馬単4頭BOXとして、2人気を抜くのがいいのか、3人気を抜くのがいいのか、

4人気を抜くべきなのか。

いっそのこと5頭ボックス20点にしてしまえば、5人気以内なら必ず当たる。

ちょっとさかのぼって検証する気は起きないが、

この方法で12月に入って、36レース中ほぼ半分は当たっている。

当たっている、ということは楽しめる。

コレ、合成オッズと1人気絡みを比較して取捨したり、資金配分すれば、

そこそこイケるんじゃないの?

無気力馬券の一貫として20点はちょっと抵抗があるけど、50%の確率で

回収率200%が可能なら、なくはない。

こうして一見ダメ打法も「引き出し化」するってーことか。

とにかく「競馬に集中しない」は肯定する気がないけど、

意外とちんたら買っているようでいて、「自動的中」が発生することもあるのかもよ。

これはこれで完全には取り込まないで、適当に評価をしていくことにしたい。

だってさ、なんも難しい事考えなくてもいいんだもん。それが最終の正解のはずは

ないけど、その作戦が成立する「条件」だったあるはずだからね。

たぶん45%の確率でレース回収率180%までは楽勝なはずだから。

↑これじゃマイナスの再生産だけどね。

2014年12月15日 (月)

★省エネ打法で勝てれば世話はない★それより楽しく打ちましょうよ

わざわざ競馬場に来ておいて、最前列に陣取っておいて、競馬に集中しない。

あまりに当たらないので飽きてしまったのならいざ知らず、最初からその気がない。

「おまえはもう負けている。アタタタタ!」である。(くだらない)

40代のゲームマン、実はこんな馬券を残していった。

141213game_baken

いやあ、時間帯的にはもっと座っていたような気がするぞ。で、集中していない

わりにはけっこう買っているな。

阪神3Rが馬単で獲れているかどうかで、結末はだいぶ違うけど、

額が動いていないんだから、せいぜい中山5、7Rしか獲れてないんでしょう。

1-3-4-5人気、1-2-3-5人気的な省エネ馬券。

そりゃあ5人気→3人気と馬単が決まれば回収するわ。

確率はゼロじゃないからな。運があれば、な。

堅いと見たレースで三連単を買い、金額も下げる方針。

ケンしつつ、ハマれば大成果、という考え方はあるけどな。

中京6Rも頭数のわりに堅いようだから、見立てはそれなりにできてる。

問題は態度だけ、か。

★連チャンが止まらない、と?★もちろんすべて「おひとり様」注意報

年に1、2回、実際にケイバをやっている競馬場で雪が降り、

それを観戦している函館のパドックの大画面の前でも雪が降っていることがある。

あれ、どっちの雪なんだ? 両方? (笑)

でも、ほとんどの場合、ケイバをやっている場所は降っていなくて、

函館が大雪で、ビジョンが見えんぞ、ということはまったくもって珍しくない。

先週土曜日はまさにそんな1日。

で、翌日、ちょっと晴れてこんな風景になっていた。

141214hakodate

途中で出て来る客を待つタクシーも暇そうだ。

パドックは誰も立ち入らないので、一面の銀世界。

さて、こんな「真冬」な感じの競馬場、しかもパドックシート最前列に

こんな人がやってくる。

141213game

いい大人が朝から馬券も買わずにスマホでゲームしまくり。

ぱっと見、40代半ばですね。

しかも、AC電源があるから最前列に座っているわけではない。

まあ、しっかり音は消してやってくださいよ。

そしてそのとなり。最初の写真の向う側に座っている高齢者。

これも見ない顔。

141213mm_a

真昼間に突っ伏して寝る。「船を漕ぐ」は自分もやらなくもないが

この年で「突っ伏して」はよほどだよな。そうまでして馬券を買いに来ているのか?

いや「座りに来ている」から、不愉快なんだよね。

翌日はバッチ徹君(新コードネーム)。

141214batch

実は十代にしか見えない彼、15インチのノートPCとスマホを駆使しつつ、

馬券は買わずに、マンガを読んでいる。

どうして手の届く範囲に次々と「競馬はどうでもいい」輩が座るのか、

自分が呼び寄せているとしか、思えませんけど。

この原因を「地方は娯楽がないせい」と片づけたら、日本中の地方在住者に

怒りを食らうだろう。プラス何が彼らに欠けているのか、レポートせずには

いられないわ。

★少しの油断でやってくる失速…★だから日々是決戦なのね

いやいや前記事が

見事にヒット記事「競馬当たらないはそれ以前の問題に気づいていない」

と似通った内容になってしまいましたね。

本人にその気がないんだから、事態は改善しないでしょう。

雪の朝、土曜日。9時5分に競馬場に到着。

積雪20センチ。数えたくなるほど少数の開門を待つ客。

うーん、25人?

それでも25人いる、と言っておくべきか。

そこでタカダご主人と顔見知りの年配女性との会話。

タ「ワタナベってさ、元騎手。関西の。調教師なんだって」

女「ワタナベ? ふーん。(佐藤)哲三は引退して調教師を目指さないの?」

タ「目指さないでしょう。」

女「哲三の予想、全然当たんないの。どうしようもない。」

タ「アンカツみたいなことやりたんじゃないの?」

おせっかいにもここで自分は会話に加わってみた。

「予想はさ、あんまり当たると困るでしょう。アンカツだってレースが終わって、

わからなかった、って言ってるし、予想すると人気馬中心になっちゃうのはしょうがない」

「問題はレース後に次走に向けてどう見ているか、じゃないですか?」

この二人がアンカツのツイッターを読んでいるかどうかは知ったこっちゃないが、

会話は見事に「見えなくなって」終了、開門となる。

わざと見えなくしてからかったみたいなもんだけど(笑)。

このおばちゃんが、「こないだまでプロだったのにこんなに予想が当たらないの?」

と真剣に思っている、いや認識している自体が

負け組宣言でしょう。

ふつう、そんなこと気にしないから。

そしてそこに本人たちは気づいていない。

地方で、年金を資金に、毎週、雪の朝でも、必死にケイバにやってくる。

大切な大切なお客さんですからね。JRAさんしっかりケアしてよ。

★「なんちゃって」で買っている限り変わらない★「競馬あたらない」の真相

よかった、アクセス解析の不具合が解消していて。

「競馬あたらない」

「馬券当たらない」

という検索がまた目立つようになった。

ケイバへの取り組み方も含めてリアルな現実をもう何年もつづっているが、

そのからくりがわからないからこそ

こういうナンセンスな検索を繰り返すのだろう。

当初、

「こういうナンセンスな検索が多いという事はあなたにもチャンスがある」

と主張したが、

そのナンセンスを踏み台にする意欲ある層もまったく存在を感じられない。

競馬の構造と面白さを理解していないようだから、無理からぬことだろうね。

強い言葉で言うなら、このブログに出会って「ここに何かがある」とは感じずに

すれ違っていくだけ、っていうのが負け組上等の象徴でしょう。

函館PWのPS最前列にて、朝の開門ダッシュを決め、なおかつ無気力にくつろいで

ハズレのヤマを築いている、そういう娯楽観を目の当たりにして、

本気で検索しているわけじゃないんだろうな、それに感想を言う価値もないんだろうな、

とすら思うわけ。

どうしたら今より良くなるか、真剣に取り組めば成果は出る。

「競馬当たらない」という検索ワードが出て来ること自体、本人に問題ありを

自己主張しているようなもんだ。

ことしは夏の不調が尾をひいてレース的中数は713と伸び悩んでいるが、

去年は936レースを的中している身から言わせれば、かるーく検索している皆さんは

本気じゃないんだな。

そういうことだ。

2014年12月14日 (日)

★この的中から伝わるのは…★そりゃ馬券は私欲の塊だろうて

恥を承知で晒す。

そこに真実があるし、このブログの主旨でもあるんで。

141214han11

我ながら汚い買い目だ。三連複18点。

最初は特定V4によって不本意ながらコートシャルマンから。

G1でもV4通用するんかね?と思いつつ、半ば諦めて。

じゃ、どうせならレッツゴードンキ軸も買わないと悔いが残る。

こっちに事情によってオーミアリス、クールホタルビを含めたため点数が増えた。

ロカが消せるなら、購入額は45%に減る。ロカを抑えたために金額が倍以上。

しかもコートシャルマンは不本意だ。

でもショウナンアデラもどれだけ自信があったかといえば、人気順に買っただけ。

特定オッズだもんね。それでレース回収率235%。

しかない。だから汚い買い目で、不本意で、もやっとしている。

まさに「大下さん、そうまでして外したくないの?」

を自分でやっているということだ。

でも、裏返せばそれがG1。やっぱり獲りたいから。

本心で言いたいのは、この買い目、均等買いで合成オッズ2.71倍。

人気馬をこんなに絡めて、こんなにつくのか?

さらに堅めの決着になり、回収率235%で想定値を下回ったけど、

じゃあ、三連単を買っている人はどれだけカッコよく当てたいのか?

カッコよく当てられる根拠は何なんだ?

G1の格にいい意味で負けるか、悪い意味で負けるか。

そうでしょ? ポイントは。

★改善の成果を結果に反映せねば…★作業ミス、判断ミスはもっと減らせる!

ほんとうに思うけど、欲しい当たりはちゃんと来るんです。

ただ悲しいかな、その前に負けすぎている。いつも悩みはこのバランスだよな。

次の週じゃなくて当日中に巻き返しているけど、巻き返したりない。

この美しい串刺し定食。

141214han12

串が美しく3着に刺さって(ハナ差だ!)のダブル的中。

でも、収支プラスに足りない。うーん、うなってしまいますな。

たぶん今年の「串刺しダブル」の中でいちばん美しいレースじゃないだろうか。

でも、足りないんだよ!

4着馬まで(人気でも)あきらめて買っているところが自己評価高いんだけど、

でも、足りないんだよ、そこまでが負け過ぎ。

そこで思ったのは、マイナスが大きいためにテンションが上がって決まった的中だった

としたらそれ「マッチポンプ」じゃね?

着けなくてもいい火をつけて、それが消えた!と感動しているドアホの可能性があるわ。

そこがケイバの面白さ、難しさだけど。

中京メインの特定オッズ(単勝パターン)→阪神メインも上位堅実系という流れで

ロカのおかげで三連複は34倍もついたけど、ほんとにちょっとした流れだよな。

中京メインががっくり断念の特定オッズじゃなく、イケイケ穴期待オッズだったなら、

またしても惜しいハズレでG1で無茶買い、大きくはじけていたかもしれないもん。

とりあえず今日のところは「守るところは守る」ので、攻めるところは攻める、

と貫く、ということにしておきたいけど。

8割以上はシステマチックな攻守に終始して2割流れを見てアレンジする、

択一の当たりを引くと、1日負けない流れになるんだけどね。

★5週連続G1的中なのにまたしても、どよーん★再び一から積み直し

なんだ、ココログアクセス解析故障かあ。

ちょっと寂しいな(笑)。

しかし、ケイバはホントに当たるけど、プラス収支を維持するのはやっぱり

いろいろな技術がいるよな。

今日で4日連続プラスのはずが、中京2Rから炎の17連続不的中。

それが中山8Rで止まったのだが、内容が悪かったのか、そこからまったく巻き返さず、

さらに9連敗。9連敗目のカペラSなんて、事前のチェック通り、津村から強気の勝負を

した結果、馬連+三連複にこだわり、ワイド42.6倍をすっ飛ばしてしまい、

もちろんメイショウの複勝も押さえず、ここ最近MAXのどよーん状態。

こうなってしまうと歯止めが効かない。

だがしかし、特定オッズは我を見捨てなかった。

中京メイン、阪神メイン、中京最終、阪神最終と4発決めて猛追。

しかしながら、情けなくも収支トントンに少し届かず。

まあまあ途中緩み過ぎ。

土日で17レース的中は悪くないけど、日曜は集中力がすっかり切れてしまった。

自分に勝ててない。反省。

2014年12月11日 (木)

★リーディングトップ厩舎と207位厩舎で明暗?★ソレ、あまりに当然でしょう。

いやあ感心感心。

カペラSで補欠5位(当初の登録全体の順位ね)、出走優先順19位のウマを登録してたヨシ君。

きっちり上位で4頭が回避して無事出走。神業の情報力だよね。

もちろん記者が取材時点で投票が行われていないわけだから、

確証はないんだけど、手ごたえはあったんだろう。

なんたって確約ラインから下に2頭回避予定が潜んでいるとは!

これだから虚々実々。

おかげさんで切れ目の16頭はメイショウノーベルなんだが、

いつぞやの根岸Sで大ヤリを決めているこの軍団も要注意だな。

それにしても除外競走。除外されるつもりだったのにもしかして出れてしまう?

とビビって回避する陣営にツキのなさ、要領の悪さを感じるね。

出走優先順23、24は自主的に回避だもん。

で。もっともっと下にいるのに投票せず、除外されない方々はまたまた理解に苦しむ。

除外されたいポーズだけだったのか?

わざわざ除外されなくても目的のレースに出れそう、情報?

ところで、中京の500万特別は予想通り、除外ラッシュになりましたね、

ダブル登録馬も相当数回避したけど、それでも

3レースで23頭の除外馬。

ダブル登録しておいて、狙って投票して除外は痛烈。

つまり特別3レースとも「ここに入れておけばよかった」という結論はナシ。

でも、もっとも厳しかったのは豊川特別で中8週のチョコレートバインは

1頭だけ「抽選」で落とされた。つまり中7週以下では通らないってことですな。

長良川は中4週がボーダーだったから、ダブル登録したのに、

わざわざ厳しいほうの豊川に確実に除外されにいった

トーセンゴージャス(中4週)はどうしちゃったのか。500万下は優先出走権発生しないのに。

2014年12月10日 (水)

★はい、ここ突っ込むところです★忙しい人&入魂の人…

さて、中京の出馬ラッシュのほかにも、今週の見どころ、を押さえておかねば。

出馬表が揃う前に。

今週は日曜に香港国際競走が行われる。

日本からは9頭が参戦。

福永はイベント参加で週のアタマからいないが、岩田、池添は土曜の騎乗が終わってから

香港入り。これ大事。柴田大知はラクリマ故障で渡航中止だそうだ。

ライアン・ムーアもいないが、彼は香港で日本馬に騎乗しない。

さっすが国際的名手、だね。

岩田がアルキメデス、ストレイトガール、グランプリボス

福永がフィエロ

大野がスノードラゴン

池添がカレンミロティック

ハナズゴールにはパートン。ワールドエースにもパートン。

リトルゲルダにはミルコが予定されている。

最後が大事かな。

香港のレースは当然ながら馬券が買えませんから。

留守番部隊の動向でしっかり儲けたい。それだけ。乗り替わりをよく見ましょう。

★虚々実々の駆け引きは師走競馬の一部★厩舎の実力が出ます。

冗談はさておき、

先週から開催が変わって、風向きが変わったと感じる最大の要因は

中京の人気ぶり。

やっぱり栗東トレセンから近いし、第三場としては「待ってました!」と馬を使いたい

競馬場なんだろう。

特別登録の500万では、長良川特別芝2200、豊川特別芝1600、犬山特別芝1400に

それぞれ46頭、67頭、67頭と延べ180頭もの登録がある。

あくまで「延べ」だけど。

前2者のダブル登録が38頭、後2者のダブル登録が10頭だから、実質は132頭。

それでも多い。フルゲートは3鞍で52頭だからね。

土曜に芝2000の牝馬限定があるんで、そっちへ流れる馬もいるだろうけど、多い。

以前、福島開催のとき、あんまり多いのでチェックしたら、蜘蛛の子を散らすように

フルゲートにおさまって除外がごく少数。出来レースかよ、と思ったことがあったっけ。

中京だとどうなるんかね。

出走のルールだと4節以内の1~5着馬。続いて間隔のあいた馬。間隔がつまっていて

前走6着以下の馬はなかなか枠に潜り込めない。

優先出走権のある馬、間隔のあいた馬はダブル登録が少ないのは当然でしょう。

間隔がつまっていて前走6着以下なのにダブル登録してないのは単にヤル気がないか、

そこだけしかお目当ての騎手が乗れないから?

お目当ての騎手が乗れない>出走できる

というのも馬主的にはどうかと思うよ。

また間隔があいていてダブル登録をしてるってことは、よりベターな条件を狙っているのか。

こんなに混雑しているのに相手関係を睨んでいる?

なかなか直前での他陣営の情報収集が激しそうだな。

こういうときに周到なマネージメントのうまい厩舎がバレるので要注意。

そういえば中山のカペラSも登録が54頭と多いけど、

これは次週以降の中山・阪神の平場オープンへの確実な出走のため、

ここで除外されておきたい馬が山盛り混じっている。

段取りを踏んで使われてくる馬のほうが、ちゃんと管理されているのは言うまでもないけどね。

年明けも平場のオープンは出走希望で混み合うこと必至。

しっかり登録→除外→出走を繰り返して、勝ち上がらずに賞金を稼ぐ方々を

しっかり見極めたいところ。

ところで矢作師はカペラSに3頭も登録しておいて、3番目のウマを

「何とかここを使いたいね」

タイセイファントムは補欠4位なんすけど。

場合によってはサトノプリンシパルを引っ込めるのか。

去年東京大賞典を使ったウマを今はカペラSに使おうとするのは何かひっかかる

ものがあるね。(って言ってもすでに前走で1400を使っているけどな)

★儲けるための、のはずが楽しむための?★革新的買い目構築?理論(笑)

しっかーし。

マジカルエイト。

ミラクル7。

特定オッズV4。

ネーミングは確かにダサい。

でも、ネーミングはどうでもいいんだよね、区別できれば。

最終的にそこが結論じゃなく、いろいろ細分化していく方向にあるんだから。

それが実際日々の運用で自分の手のうちに収まるかどうか。そこが問題。

実は必勝システムはかぶることがある。

もちろんかぶらないように発想するんだが、このレースはどっちを採用?って

ことが起こる。

いちおう特定オッズはV4より上は回収を諦めているけど、

5、6番手、じゃなくもっと下にフォーカスされたら、

ワイドBOX+串刺し定食方面に進行する。

その「もっと下」を1点で勝負すれば複勝の3~4倍はカンタンなのだが、

組み合わせて当たればリターンが大きい、と欲張るのが常。

ま、だいぶシステマチックになってきたわけだけど。

数十連敗して待ちくたびれた果てに209倍をゲットしたのをきっかけに、

もっともっと反省しておくと、あまりにこの必勝パターンがおいしいために、

「早く獲りたい」と思いすぎたことが最大の反省点。

考えようによってはこのレースも「マジカルエイト」だよな?

好意的に(自分の都合のいいように)解釈したレースもけっこう多かった。

鉄壁の掟をすぐ変形させちゃうあたりが自分も相当の凡人だよな。

他人のこと、言えない。

さて、今後マジカルエイトの進化はどうなるのだろうか?

広く拾えるように変形させたらマジカル17になってしまった。

購入金額はほぼ倍。これで的中率が2倍にならなかったら、ただのドアホだ。

万馬券、いやほぼ2万馬券確約、という罠にどんどんハマっていくのか。

獲ったときにBB団の面々に胸を張れることだけを想像していたら、来年の馬券成績も

推して知るべし、なんだろうな。

2014年12月 9日 (火)

★"マジカルエイト"改造宣言★ってか、雑にやってた自分が悪かっただけ

ま、はっきり「立場」ってものがあるんで、そこは譲りません。

大変申し訳ないけど。

さて、最後に「マジカルエイト改」という話。

導入すぐで三連単万馬券がポンポンと当たったのですっかり甘くなった。

土曜阪神7Rで久々に決まって、ちゃんと連敗数を数えようという事になった。

結論は49連敗。理論上25連敗ぐらいは許容なので、許容の倍、不的中が続いたことになる。

まさか、見逃して不的中はないだろうな、見逃してなくても直前の集中投票で

「結果的に決まっていた」という悲しいオチはないだろうな、と確認してみた。

最初は88連敗、という数字が出て、除外条件に気がついて81連敗という数字になった。

でもこれは違うんだよね。1人気ウマの条件はもっと厳選しないと回収率は上がらない。

つまり8月以降の対象レースは161レースではなく、98レースしかなかったんだよね。

ちょっと適当にやっていて反省。

とすれば対象レースの範囲内で可動域を広げる工夫がないか、の検証。

そして対象範囲外で、逆張りできる可能性はないか、の検証をした結果、

改善の余地あり、との結論に達した。

ま、これも慣れるまでに2、3か月はかかるでしょう。

的中例で報告できる日を楽しみにしてます。

こうして日々モディファイが続くわけだ。ケイバは流動していますからね。

★反省しなけりゃ理解は不能、と★「流し」と「BOX」の使い分けはなぜ起こる?

相変わらず三連複二頭軸の買い目点数を検索する人がいるよね。

どうやら二頭軸の意味がわかってないらしい。一頭軸×2だとでも思っているんでしょうか。

スマホその他に不適切に頼るムダ目買いの話をしようと思ってるのだが、

流し馬券の点数がわからない輩には驚くよ。(点数は本人が決めるもんでしょ?)

まあ、三連単を1点買いしていて、レースが終わってからそれに気づく初心者も

いるぐらいだから、何でもありなんだろうけど。

BOX買い。馬連・ワイドなら3頭で3点、4頭で6点、5頭で10点。

三連複なら3頭で1点、4頭で4点、5頭で10点。

ここまでは「似たようなもん」かな?

馬連・ワイドは6頭で15点、7頭で21点、8頭で28点。

三連複は6頭で20点、7頭で35点、8頭で56点。

6頭買うと点数に差が開くね。

仮に「有力」と6頭選んだとして、その思い入れは均等なのか。

逆にまず軸馬を1頭決める、などと強制的にいちばんに思う馬を決める人もいるけど、

それは買い目を減らすための手段だからね。思い入れに差がないのに、

強制的に絞り込んで「タテ目を食らう」のは自分が悪い。

三連複のような3頭馬券だと「3着ならあるかもしれない」と思うもの。

「アタマはないけど2着ならあるかも」とかね。

思い込むほどに当てにならなくなるんですけどね。

で、面倒になって軽重をつけずにBOXで多点数を買ってしまう。

おかげで回収率が下がる。ま、馬券あるある、だよね。

そのレースがどう見えているか、がなくてシンブンのシルシをマークカードに写して

いるだけなら、コインメーカー夫妻のように無責任な新聞記者と心中ですむんですがね。

ワイド5頭BOXが成立する場合を考えてみてほしい。

これまた、ワイドなんていうしょぼい馬券は買わない、なんていう合成オッズ音痴もいるだろうから、

話がややこしくなるけど、ワイド5頭BOXの合成オッズ6倍も、

馬単5点流しの合成オッズ6倍も、三連単1・2人気1・2着固定の合成オッズ6倍も

回収期待値はいっしょだろうて。

つまりどういうときにわざわざ5頭BOXなどと手抜きな買い目になるか、でしょう。

そ、手抜きな買い目。

もう1回言うけど、そのレースがどう見えているか。

見え方が違うからアプローチも変わってくる。

軸を決めることにしている。

BOX買いならタテ目の心配がない。

その固定観念がムダ目を生み、オッズ効率、回収率を下げるんだな。

外したくないキモチ、大きく回収したいキモチ。

そ、自分のキモチこそが敵だって話に堂々巡りなのですよ。

★まじめすぎるのも考えもの、かあ★でも運頼みで儲かるほど甘くないし

有馬記念に向けてG1が続くシーズン、スポーツ新聞の競馬欄の読み方にも

注意が必要だよね。ま、いつも言ってることだけど。

「なんとか盛り上げよう」が透けて見えてしまうと、一般大衆がダマされる方向も

おぼろげに見えてくる。大レースでは必ず「悪役」を買って出る奴がいて、

ちゃんとその人たちも別の場所で補填してもらってるわけだよ。

それがなければやってられない。盛り上げ隊の一翼を担っているとね。

JCのあのレースラップを作り出した張本人。

次の週でまあ、4500万ほど賞金を稼いでいきましたが?

競馬予想TVはスポーツ紙に比べてそこそこまじめだけど、

こっちは「大振りする」が番組コンセプト的に染み込んでいるので、

正面から受け取るのもどうかと思う。

でも、通常の情報収集で抜け落ちている濃い目の情報がぽろぽろ出て来るので、

役には立っているよ。

チャンピオンズCは1.ホッコー、2.インカーテーション、3.ローマン…と

ここで書いたけど、ホッコーは「軸」じゃないからね。

でもでも後ろからつつかれるとがんばるキャラは番組を見ていてよくわかった。

インカーは「うまく調教できました」とならないトレーナーが問題。

前走も「ばっちりです」って言わなかった。直前オッズを見ていて、アレ?

泣いてたんじゃなくマジで仕上げ不十分?と思った。

ローマンは出走間隔。しかも最後が栗東Bコース追い。あのトレーナーが

「これでいいんだ」と言ったら信じるしかないんだろうけど、2週前にフィエロとガツガツ

坂路で競っていて、当週はBコースでスピード重視、なのだと?

でも、これこそ、ここが下手するとダートG1=6連戦のうち、2戦めなのだから、

有力トレーナーほど先を考える。

常にこの路線は築き上げられた強力な既存勢力に、誰が割り込むか、だからね。

全体像を俯瞰できない方々の逆を発想することで的中に近づくし、好配当になる

と思うのは自分だけ?

さすがにここへ来てさっぱり盛り上がらん14年終盤のG1戦線にもだいぶ慣れてきた。

無理せずそこそこに的中拾っとこ、だな。

中京に替わったダートG1、売り上げ減なのだそうです。

G1の売上前年比減はスプリンターズS以来。

秋華賞以降、6戦連続売上アップだったのは主場開催だったから?

事の本質がそこに透けて見えませんか?

2014年12月 8日 (月)

★ここまで伏せてもわかる人にはわかる、か★脇が甘くてゴメンナサイね。

追っかけて面白いことはほかにもあったけどね。きりがないのでもう1コだけ。

日曜中京7R。

そういえば2週前だったか、H1ニシダ18万氏が「○山さんのとこの馬も走っているんだけどな」

このひとことが脳裏にひっかかっていて、今度こそなんじゃないの?と狙ってみた。

複勝230円、ワイド1400円(単6人気-単7人気)だったので、レース回収率は

170%にしかならなかった。でもでも。あのレースぶりを見て、これは使える馬なんだな、

と思ったわけですよ。稼ぎそうなニオイがぷんぷん。

いちおう直前に複勝はすごい入り方してたしね。確定オッズの状況が予めバレていたら

こんなレベルの勝負にしなかったもん。(アタリマエ)

Y厩舎の勝利を区切った馬で、

これから頼りにしたい馬だからね。エースはそろそろ引退が近いし、春までにもう1回

勝って、夏に降級してそっからまた稼いで1000万下に戻る、が青写真。

来年いっぱいは的中に絡んでもらいましょう。いい馬めっけ、てなもんでした。

★ヒトと同じでは獲れない★どれだけ実感できるか、実感できるほど試すか

たかが1レース、されど1レース。

たったひとつのレースでも大切にしたほうがいいし、どこで1日の流れが変わるかわからん

のがケイバだ。

週中の記事から関連したところをいくつか。

例のPOGネタ。

自分が指名を見送ったパラダイスリッジは3着、マーシフルハートは2着。

ま、これで次走必勝なら、見送りが正解かどうかは保留だな。

ここでは新馬勝ちしなかった、ということだけ。

パラダイスの単勝オッズを見て、「よかった」と思ったよ。

ふつう、自分ちの新馬が低人気なら、「勝たない組」なのか、不安になり、

人気がかぶっているんなら「有望か」と思うのが馬主心理。

その点では1倍台の単勝オッズは、胸をなでおろすべきなのだろうけど。

この日、続く6Rも新馬戦、牝馬限定。ここにも同じ厩舎のディープ産駒が1人気で

待っていて、こっちも届かず2着。牡馬混合戦でマイルを使うほうと、牝馬限定で1400を

使うほうとどっちが脈あり?

牝馬限定の1600ならよかったのにね。

デビューが阪神開催にズレ込むということは、暮れのG1どころか、年明けのローテも

きつきつになっていく。気は早いけど桜花賞はとっとと諦めて、オークス対策をしたほうが

馬のためかもしれない。今週の2歳戦はそういう流れをすごく感じたね。

三連単万馬券をゲットできた土曜阪神7Rもそう。レーヴドスカーの息子が、ここで

デビューってなんか挫折があったんじゃね?と切ったら4着。念には念を入れる

マツパク師ですら、このありさまだよ。

翌日のシクラメン賞も、レトロロックとポルトドートウィユの一騎打ちに「直前まで」

直前まで見えていたけど、一瞬で買い目をずらしたら三連複72倍がかかった。

ここで堅実に走って一角崩しに加担したのはマツパク厩舎のアルバートドッグ。

使っていくほどに上昇していくパターンの厩舎だからね。

レトロロックがなぜ小倉デビューだったのか、考えてみましょう、だ。

すでにそのアドバンテージは失ってしまったよ。

いやあ、土日の新馬、500万はけっこう人気サイドに否定的な流れだった。

そういえば土曜の中山葉牡丹賞も着実にヒット。

ここもトーセンバジルの必勝パターンだったけど、抜け目もしっかり押さえて万全。

いちいち見極めがうまく行った2歳戦だったな。

忘れちゃいけないのは、人気馬を信じて裏切られるより、信用してなくてきっちり

来られるほうがダメージは小さいってこと。逃がした魚の大きさが違うからね。

基本、人気馬に対して非情な態度を取る、が極意でしょう。

「あ、また穴狙いしている」

言いたい人には言わせておきましょう。

ちゃんと8日早朝更新の記事、「そうまでして獲りたいかね?」の買い目を見たら、

穴狙いオンリーじゃないことがわかるもんね、わかる人には。

★この調子で…はムシがよいかも★でも安め対策は、ノリに直結

ズバリ、 以下が「特定V4」の買い目のオッズだ。

14120607_v4

馬単から三連複にシフトしたことで、このぐらいの力加減の的中になっている。

11打数5安打のうちの4本。

V4であるおかげで、合成オッズは4倍以上あるんだね。

もうちょっと安めに張っているか、と思ったけど。

4本のうち3本は6点のうちの安め。

まさに傾斜配分の恩恵をこうむっている。

これ均等買いにしていたら、回収率はイマイチもいいところだ。

安めにもかかわらず、合成オッズの値の近くまで回収値を引き上げていることが

わかるだろう。

4本めの日曜中京4Rはご愛嬌。高めを引くこともあるって話。

高めを引いた結果からだけ言えば、「傾斜配分の必要はなかったのに…」

でもでも、安めを引く確率のほうが圧倒的に高いわけだから、その対策をしたほうが身のため。

もちろんこれで購入額が増えるので、「安めを引いたら運が悪いとしよう」と諦めていた

のだが、特定オッズ軸馬の3着率を見て、馬単を断念した次第。

もちろん傾斜配分が絶対ではないので念のため。

こういう発想も実はだいじ、という話。

でもって、マークカード手書きでこれをやるのは至難って話でもある。

★どうしたいのか、自分でわかるからこそ★ノー天気なイケイケの時代ははるか遠く

どうやら土日で的中22本はシーズン・タイ記録(2014)のようだ。

1月25日・26日の週でも22本を記録していた。ただし、この週はそんだけ当てていて

土曜が100.2%、日曜が47.8%という惨憺たる成績。22本的中で惨憺たる成績?

週土日トータルで71.1%という低い的中率で完敗。

当時、開催プラスがかかっていたので置きに行った結果か。

13年の成績を見ると土日両方で10レース以上の的中というケースも珍しくなく、

感覚的には好調?というよりは「少しは戻った?」という程度なのは正直なところ。

欲が深いのとは別のつもり。

さて土曜の成績がよかった場合、守備的な打ち回しになるのは当然か、と思う。

初日のリードを守る方向でガマンして打つ。これがセオリー。

だいたいの場合、「守り切れた」手応えと同時にメンタルの解放が出現して、

それまでのリードを減らしてしまうことが多い、か。もう少しプラスは多かったんだけどな…。

逆に土曜の成績が悪かった場合、「出していく」ことが多くなる。

「出していく」だなんて、どっかの騎手みたいな言い回し、だな。

出していくのが裏目、と感じているときには、一転殻に閉じこもる作戦になる。

1日のうち、どこかで何かが起こるのがケイバ。一瞬の瞬発力に神経を研ぎ澄ます。

つまり。だらだら振り回しているほうが気をつかわなくてラクだし、だからといって

大逆転を目論んで振り回して結果が伴わない日曜はもっとも痛くてツライ。

それにしても土日のどちらかしかケイバをしない人は、悪い流れの日に当たったときは

どう奮闘するのであろうか。もちろん土日両日参戦してもさっぱりという可能性は

ゼロではないが、だいたいにおいて違う風が吹くのが常であり、それに乗れないのは

自分に何か原因があるのではないだろうか。

だから自分のケイバは土曜日にまずリードを築くことから始まる。

それがうまく行ったときの日曜は幸せだがつまらない。

負けていなくてもいちいち小言が多くなる。

というわけで、実際昨日の日曜(7日)は、「解放したらどんなにラクか」と口走ってしまうほどだった。

★的中馬券製造システム?★いいとこどりをすれば、その通り

確かに開催が変わって風向きが変わった感がある開幕週だった。

ケイバなんで油断はできないけれど。

特定オッズのリニューアルパターンV4が早速効果がが出た。

でも特定オッズを始めたときにも最初の週においしい配当が出て、つい油断したんだよな。

土曜は4レース中2レース的中

日曜は7レース中3レース的中

回収率は248%

改めて、そういったケースでは均等買いではなく、回収額均等化の効果が大きい

ことが証明されたカタチ。

この5レース的中を含め、土日で69レース購入で22レース的中という、

久々の20レース越えを達成し、土日ともプラスという結果をおさめることができた。

土曜は久々にマジカルエイトで三連単209倍も釣れたし、ね。

でも感覚として、攻守の切り替えをだいぶ考えた週末だった。

「的中率を上げて当てるだけなら」のレースにどれだけつぎ込むか、つぎこまないのか。

「当てるだけなら」レースの失敗は1日の流れに大きな影を落とす。

わかってはいるけど、これでよかったのか、なレースがいくつかあった。

こういうレースで「全然買わない」が正解なのか、まだ自分の中で完全に答えが出ていない。

正直なところ。

日曜阪神2R。こんな買い方。

141207han01

そうまでして買う必要があるんかい?というナメた買い方だと自分でも思うね。

同じく阪神9R。

141207han09

こっちは当てにいっているでしょう、リスクは無視して。

どっちも結果が出たからよかったようなものの

「どうしても買いたい自分を許して~」な買い目になっている。

それをいうなら特定V4も買わなくていいレースの部類。

買わなくていいレースで「プラス収支にできる」という矛盾。

たまたま今週は読みが当たっただけ、では正解は遠いってことだよね。

★今週の捜査は次週へ持越し★安定しない=人の入れ替わり

見かたを変えれば、PS全体を敵に回して、ガチで馬券勝負を挑むのも

一種の楽しみ方かな、とも思うけどね。

ま、そのためには最前列の初心者は捨てて、2・3列目の上級者にも

視野を広げなければいけない。

堤のオヤジ、62歳。新コードネーム候補登場。

先週は三連複5万馬券を獲っていた。どうも共感しないキャラのようなので、

ちょっと意識してみようかな、と思ってますけどね。

まずは土日両日の出席率の調査、からか。

遠山の爺さんは「1レース300円予算」であることが明確になったので、

もうウンチク不要でしょう。でも、運よく三連複15倍が6レースに1回当たれば、

そこそこ楽しめるパターンのようで。

コインメーカー夫妻、ジョニー23と並ぶ高齢者馬券の3大巨頭かな。

広い意味での「人それぞれ」の中で自分のポジションを確立するには

いい環境、という考え方もあるかも。

★海峡はるばる…★高齢になってのギャンブル初体験は「毒」

雪が降り、日曜日も土曜日に続いて開門時間に出遅れた。

日曜のアサ、左隣には見かけない70代の男性二人。

めっちゃなまっとるやんけ。どこの人?

自分の左隣は若干遅れて席に到着。コンセントにプラグが差さらない。

函館競馬場がリニューアルされてはや5年。開催時(の指定席)も含めて

一度も訪れたことがないことがわかるできごと。プラグが差さらないだけでね。

だって自分もはじめてPS(パドックシート)の最前列に座ったときは同じことをしたから。

ま、コツは1回やって学べばいいだけのこと。

問題は…。

隣りから乗りだして「差して」みせたんだけど、「あ」としか発せず、

お礼の一言もなかったこと。

そういうレベルの人生だ、ということだ。もちろん

「そんなこともできないのか」オーラが漂っていたのは否定しないが、

それを「きっかけ」にできない素人&田舎者ぶりが一瞬にして見て取れた。

で。

このおっさん、プラグを差して何をするのかというと、スマホを取り出して操作しまくり。

ま、当初この行動だけでは読めないので経過観察。

初めて買った?のが中山2レース。

買い目は1→6、9→1、6の(フォーメーション)三連単。

入着したのは1→6→9で配当が3390円(1-3-2人気)。

これをだ。ほーら、いきなり当たったよ、と連れに見せるじゃないか!

ったく、30倍程度で喜ぶんじゃねーよと馬券をチラ見して「!」となる。

なんでフォーメーションなのに1点買い?

1着固定の馬番を3着にも入れてどうすんの?

「あ、しまった、3着に9がナイ。塗り間違った」

お疲れ様です。

で、この人、メインまで1日ほぼ馬券を買わずにスマホをいじって新聞を読む、

の繰り返しでした。

きっと市外の人できょうの目的は「函館競馬場に行く」だったのでしょう。

友人に付き合っただけ、という意見もある。

途中で「田舎館」という単語が聞こえたので海峡を渡ってきたのかもしれません。

PS最前列は脱力者の宝庫であると定義されましたんで、さほどは驚かないんだけど、

あまりに「満足ライン」が人それぞれなので、だから日本は元気がないんだな、

と妙に納得してしまうわけです。

田舎の人は「人がいい」の裏面は負け組慣れだったとしたら、やっぱり悲しい。

★戦う相手は自分、馬券は自分との対話★PS常連の視野に映るのは?

もったいぶらないで結論を言うけど、以前から何回も言っているように

馬券を当てるのは難しくなくて、ケイバで勝つのがムズカシイということだよね。

コインメーカー夫妻のように、満足のラインを「的中」にすれば、いくらでも幸せになれる。

そこんとこは自分次第。

自分としては的中=満足になることはありえないけど、そこは強制できることじゃない。

よく「最近ケイバがなかなか当たらなくて」という人がいるけど、

まったく理解できない。難しいレースばかり選んで買ってしかも試行数が少ないだけでしょう。

そこを知らずに、ツイていない、不調だ、というのは愚かというしかないと思うんですがね。

どうも最近的中率が下がっていて…という悩みとは根本的に次元が違う。

で、大下さんの「しまった、三連複買い間違った、馬連しか当たってない」は

コインメーカー夫妻の「当たってナンボ」打法と共通したものを感じるわけです。

確かに買わなきゃ当たらない。当てるだけではプラスにならない。のは間違いないけど、

どこで的中率・回収率の折り合いをつけるかがケイバの永遠のテーマですからね。

だから当てたい、という思いが強すぎても回収できない。

振りが大きく、思い切りが良すぎても的中しない。

このバランスをひたすら求める…それが馬券道だと思うんだな。大きく出ちゃうけど。

それにしても今週はその点で素敵なサンプルがたくさん収穫できたので

理詰め馬券でたっぷり紹介します。

★G1=4週連続的中…★それでも盛り上がらない理由はナニ?

いやあ、まだ先週のショックが尾を引いていますかね?

エガちゃんの一件…。

今週は日本列島に大寒波到来で、真冬日の函館でのG1=チャンピオンズCとなりました。

うーん、馬連4-8的中でG1=4週連続的中なんだが、このイマイチ感はなんだろうね。

自分でハードルを高くしちゃったかね。

詳細は少しずつ振り返っていくとして、モヤモヤポイントの最初はコレ。

中京メイン、直線に向いて早め先頭のホッコータルマエにローマンレジェンドが追いすがる。

その後ろから追ってくるのはナムラビクター。

ピックアップの順位は

1.ホッコータルマエ

2.インカンテーション

3.ローマンレジェンド

4.ナムラビクター

5.グレープブランデー

6.ワンダーアキュート

この順だったんで、まあ直線このままなら安心して当たりますよね。

そこでビジョンに向かって余裕の絶叫。小牧、差せ~。

そのほうが8-12より配当が高くなる。8-12なら2020円、4-8なら5470円。

すると横から岩田差せ~と叫ぶ人がいる。

大下さんだ。

面白いので「小牧~」「岩田~」の競演をしてみました。

喉が痛くなった。

で、結果はご存知の通り、1着ホッコータルマエ、2着ナムラビクター、3着ローマンレジェンド。

普通ならオチは自分が当たって、大下さんがハズレたと思うでしょ。

違うんだな。

もちろん自分は馬連5470円的中。

大下さんはというと

「あれ、三連複の買い目に4が入ってない。3で買っちゃった。馬連しか当たってない」

しか、って?

それおかしくありません?

もしG1だっていって総額2万ぐらい買っているのなら、馬連400~500円ぐらいは

買っていてプラス収支なんだと思うけど。

もしかしてレース回収率200%でイマイチ感な自分よりも、

さらに回収率が低いってーことか。

何をもって1日のケイバを満足するか。

いつものテーマがぼよよーんと頭の大半を占めたのでした。

2014年12月 5日 (金)

★これも騎手配置を考えて気配読み★出し惜しみPOGは残り3週で?

ま、ま当たり障りのない範囲でマニアックネタを。

新馬戦。

12月に入ってわがPOGのディープインパクト一家は枠がまだ2つ空いている。

今月中に埋めないと締め切られちゃうよね。

F厩舎のサンデーR牡馬をチェックしていたけど、入厩後再放牧。

問題があったんだろう。9頭埋めたのに1頭減ってしまった。

できるだけ牡馬で指名したいのだが時間もない。

今週注目した牝馬が2頭いた。

金子さんとこのとクラブ系の馬。

前者は池江厩舎、後者は浅見厩舎。

前者は内田で阪神、後者は岩田で中京を使ってくる。結論から言えば2頭とも見送った。

池江厩舎のディープ牝馬を調べてみた。

出走比率で15%しかない。85%が牡馬。

ディープ産駒は全48勝。牝馬はわずかに2勝。

サトノネネが出世頭。これでは指名できない。上は重賞勝った兄がいる馬だが、

牝馬は未知数。鞍上も気になるんだよね。ことしは池江厩舎で指名した3頭のうち、

2頭がデビュー着外。もういいかなと思う。まあ池江厩舎とF厩舎だけで枠が埋まっちゃう

POGもなんだかな、と思いますけどね。

ということで、この2頭注目してます。あとは初戦3着の石坂厩舎の1頭が未勝利戦に

出走。こちらは足元問題なければ時間の問題。ちょっと間隔が空いた気がするけど、

敵鞍を選んでいた、と思って応援だね。2000mにこだわったあたりが、

目指せジェンティル2世。ちょっと期待が大きすぎるか(笑)

★あんまりこっち系書いてない?★人間を見る基本の情報です。

さてと。師走競馬だ。

出馬表分析…実に面白い。こんだけいろいろあると絶対に見落とすな。

それぞれのストーリーがあって、ガチンコでぶつかる。全部は「成立」しない。

でも、実に面白い。

毎週、こんだけ面白いと分析のし甲斐がある。

2場3日間開催とか全然面白くないもん。

ポイントは中京のG2、G1だな。

これで騎手が移動する。勝負が仕込まれる。

G1のために騎手が中京へ移動した補完として、中山・阪神で誰に仕事がいくのか、

いかないのか。

今回、たくさんチェックを入れてみて思ったのは、

「依頼主は誰?」

とりあえず中間にエージェントが絡むにしても、つかまえておきたいのは厩舎側の依頼だ。

馬主は違うのにその週、複数馬を依頼する。いわゆるセット依頼。

この中に明確な勝負馬が含まれていなくても、受ける側としてはたくさん仕事をくれる

人のために報いたい。当然だろう。

ちなみに先週日曜の三浦→須貝セットは1-0-0-2。

もう1レースからご祝儀的2歳馬が6馬身の完勝。残りの2鞍はアレ?てなもんでした。

メインでやれよ、という声が聞こえますが、メインでやれるかわからんからこそ、

先に勝てるところは勝っておくのが騎手の考え方。

見ようによっては「その後は油断」かもしれません。

印象深かったのは須貝プロジェクトのいっぽうで三浦騎手が鮫島厩舎400勝を

しっかりサポートしたこと。勝てるとこで勝てないと仕事が来ませんから。

「どうせそのときの気分で依頼したんでしょ?」と「いつもお世話になってます」では

気合が違います。そこです。

今週は厩舎発信と思われるセット騎乗が多いよね。どの騎手も3頭あったら1頭

決めてくれればだいぶ馬券もラクなんだけど。。。

2014年12月 4日 (木)

★堅いレースに真剣になってどーする?★素人は玄人馬券と逆行だ!

前の記事のオマケね。

結果的に穴狙いだろうが、「そこを買えだったか…」っていうのはオッズが確定して

わかるもの。確定する前のオッズでは「そこ」だとわからないケースもある。

だから、仕組んだ「人間」を読んで、予測せよ、ちゅうことになる。

最後にどの馬のオッズが動くか。もちろん最後の1分ですでにできたギャップを

埋めようがない場合もあるからケースバイケースだけどね。

1分前にフラットだったのに、インサイダー投票で「そりゃその馬が勝つし」となって

終わることもあるから、結果分析も限界がある。

でもでも。どうも複勝過剰で来るゾーンと、単勝集中で激走するゾーンが

あるんじゃないだろうか。後者のほうが回収効率が高いとするなら、特定オッズ追っかけは

そこそこでいいわけだ。

先週も上位5頭、ギャップの縁から狙ったら1~4位決着。

上位4頭で今度は縁の4頭目から狙ったら、1~3位決着。

堅いと読んでいても、欲張って不的中なわけでして、ここは工夫が必要ね。

そうそう2-3-Fとか提唱していた時代もあったもんなあ。

★「特定」の回収条件を上げていくと…★結局は穴狙いしてるだけじゃね?

いずれにしろ、いろんなデータ、いろんな傾向があり、気がつかないものも多数ある。

ここで記事に書いたからって自分で身につくとは限らない。

身につく可能性が高まるから、調べては「ためになる…」に貯めている。

もし、「あれ、違うみたい。当たんないもの」

そういう可能性もある。でもそうなると修正するから有意義。

某検索ワードにシステマチックに的中させたい、とかいうのがあり、

それはまさに特定オッズ。

だけど特定、と言えるのは回収率との絡みだからね。同じゾーンを継続して買っていると

必ず当たる。問題はプラスになるかどうかだ。

知らないよりもマシ、でも回収値80では使うべきじゃない。

そもそも特定オッズの出発点は多頭数で選択肢が多いのに、実際は何頭かで決まるレース、

の判別。つまり堅めの馬券をコンスタントに獲る手法。

しかしながら、

「何頭かで決まる」と

「穴馬に気づいていない」は表裏一体だ。

穴馬に気づこうが気づくまいが、何頭かで決まって収支がプラスなればOK。

ならないからクズって話。

単勝4人気の特定オッズがあるとする。

ここから買って単回80円、複回80円…こんなの特定オッズでもなんでもない。

気のせい。単回85円、複回85円なら、なんらかの条件付けで100円を超える可能性が

出て来る。

たとえば特定オッズ出現率が20%、5回に1回。

該当馬の複勝率が35%。3回に1回。1回あたりのレース回収率が250%。

これではダメです。

特定オッズ出現率が17%、6回に1回。

該当馬の複勝率が25%。4回に1回。1回あたりのレース回収率が350%。

これもダメです。

特定オッズ出現率が15%、7回に1回。

該当馬の複勝率が20%。5回に1回。1回あたりのレース回収率が550%。

的中レースに出会う確率が35回に1回で、そこで必ず少しプラスになる。

35回に1回、1日1回…がまんできんの?ってね。

ところがこの似たような作戦を20通り知っていたら?

2レースに1回は回収率550%を試せるから楽しいわけだ。

特定オッズだから堅い。爆発しない。そこはあくまで「狙い」じゃない。押さえ、キープなんだよね。

ま、皆さんが1日何レースやるか知りませんが、こちらの手持ち札の中から

アジャストするのが「システム」だと思うわけ。

あらゆるレースに通用する「システム」なんて存在しえない、だろ?

気づけよ、なあ。

★フジキセキ「系」のダート適性ハンパなし★それに引き換え某Eは牝馬の質に泣く

さーてと。3場の出馬分析が先か、与太話第三弾が先か。

こっちを先に(笑)。

少しまでに新種牡馬キンシャサノキセキ、カネヒキリの成績がめたくそだって書いたと思う。

でもでも、この2か月の間に何が起こったか。

まず、これ。

2014_2sai_dirt

11月になって寒くなって2歳のダート未勝利戦が激増しましたとさ。

10月までに73レース。11月だけで61レース。

するとですな、こうなりました。

Kinshasa141205all

キンシャサノキセキ産駒は芝出走が多いが、諦めて(?)ダートに出走させたら

穴を開ける開ける。

Kanehikiri141205all

こっちがカネヒキリ産駒。芝を走りそうな雰囲気がまったくない。

フジキセキの後継2頭。傾向がはっきりしてるわ。

この時期、11月辺りからダート戦が増えて、ダメ種牡馬?と思っていたものが

180度裏返るのである。見事。

転んでもただでおきないというよりは、転んでいたというのは単なる思い込み。

次に紹介するのは10月・11月の2歳ダート戦の成績、種牡馬別。

2012birtth_dirt_octnov

ブルーのマークがやや割引。グリーンのマークが一部の人気馬以外は穴が開かない。

2012birth_dirt_octnov2

キンシャサは2枚目にいて、キンカメとともに10・11月で大爆発した感。

ここでのブルーのマークはもはや何をやってもな種牡馬たち。こんなに成績が違うんです。

カネヒキリ、キンシャサ消し、を先週あたりから撤回しましたが、これだけ変わるのが

種牡馬データなんですな。

★常連さんを多くつくる…★的中ベースでそれはなかなかムズカシイ

与太話パート2。

こうして手を離れていくんだな、の話。

この馬。

Oriana_mmatuyama141204

出会いは去年の10月、東京競馬場。

偏重が入っていたので狙ったら、直線に向いたところで、津村が挟まれて落馬。

このときブログで怒りをぶちまけたので過去記事にあるはず。

「挟まれて落ちたほうが不運」の裁定となり、馬券もハズレ、がっかり。

その後、あの偏重はなんだったんだ?と追いかけ始める。

13回出走して6回馬券になり、7回目でついに1着になりクラス卒業。

本来ならクラス再編成前に1勝しておいて、降級して1勝の予定だったと思うが、

この厩舎みごとに失敗。14年はD級からE級にランクダウンした厩舎だから。

この馬が好走した7回中4回馬券を的中させました。もう常連さんだ。

勝ったレース以外はすべて人気より着順が上。人気にならないタイプでほんとに

すばらしい馬でした。(でも、知ってる人は知ってたと思うけど)

1000万に上がってしまうと、そうはことは簡単に運ばなくなる。

でもそれを覚悟の上で勝ったに違いない。E級厩舎の意地をすこしだけ信じたい。

この厩舎の主力レベルでは現在本賞金獲得額が4位。でも、上の3頭はマイネル・

コスモでしかもうち2頭は7歳馬で上がり目なし。なかなかに厳しい状況だ。

まさに、なんとか稼いで食いつないでいく典型例ではないでしょうか。

ちなみにこの厩舎、2歳の勝ち上がりはまだ0頭。3歳世代は中央1勝馬が2頭のみ。

★まあそこまで実績が抜けているなら…★「ことしからは違う」説も有力?

たまには与太話を。

エピファネイアは天皇賞秋・JC・有馬記念、3つ使うことを宣言していたね。

ことし前半は国内G1は使わず、後半に賭けたとも受け取れる。

同じくフェノーメノも天皇賞秋・JC・有馬記念、3つ使うことを宣言していた。

現在長期休養中のBB団高橋さんに言わせれば?

「オレは戸田厩舎、信用しないから」ってーことなんだと思われる。

天皇賞春を連覇して、秋のG1の3連戦は14着・8着。

競馬予想TVの某氏は

「とかなんとか言っちゃって、有馬でだいふっかつ~とかあんじゃないの?」と

JCでは消していた。

で、これ見てよ。

Nakayama_t2500_141204

あまりに偏ったデータだ。この15勝の中にオルフェは2勝しか含まれていませんから。

2勝した馬はほかにマイネルメダリストとマイネルジェイドですから。

そ、中山・芝2500はステゴ産駒が異常に得意としている。

だからゴールドシップ、フェノーメノ、フェイムゲームと歩を進めて来るわけだ。

そこまで読み込んでエピファの勝負気配、余力を判定しないと1年の集大成?

有馬記念は当てられない。

ま、JRA各コースのなかでも出色のトリッキーコースだけに油断は禁物でしょうな。

★とはいえ外部にいて全体を俯瞰するのは難しいのだよ★でも、有馬の対策は考えられる

いまのところ、頼りになる情報もないし、それなりの推測もできていないが、

JCのあのエピファネイアの激走を見て、「有馬記念もエピファで決まりだね!」

だから、お気楽だって言われんだよ!

その前に。

その前に、鞍上は誰になるのか。

騎手が決まっていなくても、馬が強いんだから大丈夫だ?

もうお気楽だよね。ぜひ、そのままでいてください。

現状、短期免許が下りている騎手は

ムーア、ルメール、ブドー、ブノワ、ビュイック。

でも、ルメールは戦列離脱で、ブドーは体重問題で帰国するという。

ムーアの免許は21日までだぜ?

有馬の週に3枠空くじゃないか!

角居厩舎はラキシスにCデムーロを乗せるべく交渉中だと?

なんで決定じゃなく「交渉中」な情報が洩れて来るかね?

同じ厩舎の最有力馬が未発表なのに。

これ、意地でも福永に戻さないのか、戻さない理由を作るのか作らないのか、

走らせる側の意図が知りたいところ。

某所のエピファ掲示板なんぞ、レーティングの数字が妥当かどうかの議論でケンケンガクガク。

それよりなあ、サトノシュレンが逃げてエピファがああなったわけだから、

里見オーナー、もしくは村山厩舎に貸しができてるだろ?ノーザンF。

WSGSのキャスティング込みでJCにスミヨンをピンポイント指名したノーザンF×キャロット

なんだから、もうひと企みあるでしょう(笑)。

そんでもってマツパク師は「一回付き合ったから、これで」とばかりに

ハープはしがらきに返してしまう……。

あのうサンデー×ノーザンでフェイムゲームがまだ天栄から戻ってきていないんだけど、

これが伏兵ってーことはないんだろうか(笑)

2014年12月 2日 (火)

★立脚点が判明する不幸★じゃあ、自分はどーなんだ?となる。

というわけで二人とも正論をかざされるのは

大ッキライだと思います。

ああいう買い方をして「楽しい」んだから。

不的中の自分をさほど嫌悪しない、わけだから。

夫婦円満が何よりです。

だからそこを突っ込んでもムダですよ。

だって複勝だって買い方によっては儲かるし、ワイドだって同様。

でもそれぞれ万能ではない。時には三連単へのチャレンジも必要。

常々、坂本さんは「JRAが何と言おうと馬連なんか買わない」というけれど、

それが必要な局面はあると思いますよ。

確かに坂本さんも「そっから買うんかい」というシーンが皆無ではありませんが、

その3倍ぐらいは「三連単ゲット!!!」

でもそれ1-2-3人気ですが。4桁配当ですが。という場面のほうが多い。

1日10万の予算で4桁の三連単を何レース当てればトータルプラスでしょうか?

5、6本ぐらいでしょうかね、36レースとして。

それがどの程度の難易度か、自分でやってみましょう。

(三連単、1日1本的中でトータルプラスが理想ですが、3本当たってプラスにならないは

だいぶ正解から遠い、と思います)

坂本さんの愛用紙は競馬エイト。もちろんシルシ通りでなく相当アレンジしていますけど、

1-2-3人気をコツコツ当ててるうちは勝ち組には入れないと思うわけで。

ちゅうことはBB団も「娯楽がない」という渦の中の一員という事になり…

トホホ以外のなにものでもない、とね。

★馬券探偵の捜査ファイル11/30★コインメーカー夫妻のジャパンカップ

平場はコインメーカーなのに、メインとなると人が変わってしまう。

ハズレ馬券メーカーになってしまう。

どうしても外したくない、という買い方をしてしまう。

これは「勝ち方を知らない」と言います。

そして娯楽がないわけですから、「勝ち方を知らない」上等なわけです。

馬券探偵が捜査したハズレ買い目にはいろいろな背景があるわけですが、

こうしてデータを集積していくと、「高齢者の金欠馬券」に次ぐ勝ちへの遠さでしょう。

まだ1人気こだわり三連単のほうが楽しめる。

さて、ふたりのJC馬券を披露しましょう。

141130cm_jc

ぬわんとハズレ馬券だけで10枚!!!

いったいどんな買い方? 総額29500円です。

ちょっと解説に疲れましたね。

一部の買い目にフェノーメノ、アイヴァンホウが入っていますが、

見どころはここだけ。

儲かる馬も買うけれど、儲からないようにも買うのはなぜかと言うなら、

新聞のシルシをただただ写しているだけなんだと思いますよ。

どの記者のシルシを写すか。

スポニチを買わないんでわかりませんが、単に万哲フォロワーだったりするのかも

しれません。

でなければ、全レース買いのスピードについていけないと思うんですよね。

それにしても繰り返しますが平場700円(ワイド7点買い)の意味はまったくない。

メインで自爆すればその日は終わり。

ならメインだけで勝負すればいいのに、と思うのは自分だけで、ここも

「娯楽がナイ」が答えなわけです。チャンチャン。

★馬券探偵の捜査ファイル11/29★コインメーカー夫妻の京都メイン

京都2歳S。

残念ながら自分もティルナノーグで堅い、と信じていたのですが、

6着というなんともはや、な結果に終わってしまいました。

もちろん1着は固定できない、と感じましたが、2着ははずさない、という三連単を

2500円も買ってしまいました。実にはずかしい。

・7番ティルナノーグ(1・2着)

・2番エイシンライダー(1~3着)

・6番ベルラップ(1~3着)

・3番ダノンメジャー(2・3着)

・1番フローレスダンサー(3着)

・5番シュヴァルグラン(3着)

7番を軸に据えると20点にもなってしまいます。

軸に据えないと、32点。

残りの12点をけちったばっかりに、682倍が泡と消えたのでした。

そんなもんです。

マジカルエイトを適用しても6番の1着はありませんので、あきらめもつく。

8番からのワイドも外れてますから、買い方はこれしかない。

でも2500円はちょっと決め過ぎでしたか。

で、このレースのコインメーカー夫妻の馬券を入手しました。

以下の通り。

141129cm_k2s

6枚。ワイド1枚、三連単2枚、三連複3枚。総額10900円。

まずワイドから見てみましょう。

141129kyoto11_wide

計8点。券面の金額を超えて回収できる可能性があるのは1通り、1-6のみ。

でも7が3着内なら2100円は2020円にしかなりません。

その場合1-7、6-7が当たるのでプラス600円。2100円購入で520円プラスにする

ことができるでしょう。

次が三連単。300円ずつ20点買いの6000円の馬券。これがメインになるんでしょうね。

141129kyoto11_3rentan2

最初の4点以外の16点はプラスに。7→6→1の72.4倍なら、

6000円は21720円となります。先に勝ったワイドもびっしり的中していますよね。

7→6→1なら。

100円ずつ4点のバージョンでは

141129kyoto11_3rentan_2

2→3→7で62倍なので、6000円馬券が外れた場合の補完としては

はなはだ不十分と言えるでしょう。

にもかかわらず三連複馬券が21点もある。

ここは、

141129kyoto11_3renpuku

となっており組み合わせがかぶっている1-2-7、1-6-7、2-6-7

が的中した場合のみ2400円購入に対し、7800円、10800円、14280円と

プラスになりますが、残り6点はトリガミ。

さて、馬券の優先順位はいかに?

当然三連単20点買いでしょうが、残った4900円の購入で何をしたかったのか?

ということになります。主力の20点が外れた場合にリカバリーできる着順は

1→6→7、1→7→6、6→1→7、6→7→1のたった4通りだけではないですか?

まあ自分同様、そもそも7が来ないことを想定していませんから、どう買っても

ハズレなんですが、三連単20点が主力なら、これに三連複3点を足すだけで、

ムダは省けるわけです。ワイド1-2で1500円回収してどうしますか?

それなら、2100円ぶんのワイドは不要です。

ということで一見謙虚なワイド中心に見えて、本質は強欲そのもの。

それが見事に実っていない、そんな二人の京都2歳Sなわけです。

自分と同じ不的中の立場からは4倍投入資金があってすごいなあ、としておきますか。

ただこの物語が翌日に続くのでネタになってしまうわけですが。

★深くは考えない…これが統一見解★だから娯楽=ギャンブル

では、地方の娯楽問題、消費問題へいったん話題を戻しましょう。

無名馬券師No.7のような「熱烈な」しかも「ギャンブルな」買い方をする人が

常連でない状況。その位置に座っていた人を思い出すに、スーツ姿の30代男性だった

ような気がしますが、もしそうだとするとJC当日にエガちゃん効果?で来場者が多く

開門ダッシュが必要な客密度の日に、スーツ姿で1日競馬場にいるのはとても不自然です。

スーツが普段着? テーブルの散らかりようは別にして、

JC当日だから朝から最前列で熱烈に馬券を買ってしまう、非日常。

やっぱりいきつくところは娯楽問題でしょうか。競馬愛なんて二の次。

この日の左隣にいた若者も全然見かけない顔でしたが、朝イチからベタで馬券

買ってました。どう買っていたかは判然といませんでしたが、自分と同じ優馬に

「黒ボールペン」でチェックを入れている感じだったんで

「黒でも見落とさない集中力」を過信しているんだなあ、と思いましたがね。

その向こう側、コインメーカー夫妻との間に3人入っていて、

15インチノートPCをオッズチェックに使っているマークカード塗り、実馬券購入派と

その連れの女子、そしてその連れの女子の後輩?の20代男子の3人組がいました。

まさに。

まさにその連れの女子は後輩男子に

「ケイバはパチンコより楽しめる」

「馬券を買うからレースを見て楽しい」

を力説。

「ケイバならやっていいと思う」というどっかの女子が強調していたセリフが

聞こえておりました。

その20代男子は京都7R1人気ベアトリッツの複勝130円を100円買い、

「なかなかセンスがいいよ。次は組み合わせで買ってみな」

とアドバイスされていましたよ。

で、15時半にはエガちゃん(16時、2回目のステージ開始)

の席取りに並ぶので、JC(発走15時55分)は買ってられない、と

発言して、その女子に「たしなめられて」いました。

今度はJCが終わってエガちゃんステージの順番になると、

最前列はスカスカ状態に。そこに「ラッキー」と座り込んだ男子2人組、

「京阪杯をやりたかったんだよ」

たった20分、彼らの会話を聞いていると、いつもの最前列常連レベルよりは格段上。

レースは大荒れでがっかりの様子でしたが、その片割れが残していったのが、

141130kyoto_11_12baken_mumei

この馬券。京都11Rは大胆な狙いで、最終は1人気レッドから。

ちゃんと意思を感じる馬券だったと思うわけです。

最前列・非常連の紛れ=娯楽の枯渇

結局、これに尽きるんですね。ちょっとため息。

★馬券探偵11/30の捜査★無名馬券師の墓標No.7

コインメーカー夫妻ネタよりも、こっちを先に。

無名馬券師No.7登場です。

この日JC当日、東西23レースで、拾得証拠馬券が31枚!

うっしっし、と解析してみると、あらら意外!

(○は1人気馬)

141130mumei7a

141130mumei7b_2

総額49600円。ないのは京都5R。三連単1170円。

当初は、いつものパターンだな、と思ったわけです。

5万も買って回収1000円かよ。

でもNo.6の方とはちょっと違う。

1人気馬依存かと思いきや、そこが来ないほうが大きくなる、爆発力を秘めた

買い目がけっこう多い。一瞬で収支を逆転する三連単の威力、ってね。

京都8Rの買い方を見ると「堅いレースがわかる」買い方のように見えました。

1・2人気1・2着固定の2点だもん。

あとは決め打ちの精度と度胸の判定でしょう。ここまで来ると的中規模に推測の

誤差が出るので、正確に馬券力は判定できないレベル、読み切れないレベルです。

京都5Rが500円当たったと仮定して、この日のNo.7の馬券は不発に終わった、

回収率10%としておきます。

JCの買い目も実はさっぱりですが、ここで4000円しか買っていないのだとすると、

とても面白い馬券師さんです。

だが、しかし。

ここで見落とせないのは、この人がセンターゾーン最前列の常連では決してない、

ということ。

そして馬券の残留状況が前代未聞だということ。この2点。

残留状況がなぜびっくりかというと、マークカードとハズレ馬券が机の上に「散乱」して

いたんですね。あのカツマタ君ですらここまで散乱させてはいない。

マークカードの間にハズレ馬券が重なっている状態で発見されましたから。

つまり回収するには塗ってないマークカードと使った競馬専門紙と残留馬券を

仕分ける作業が発生したのでした。これ、いきなり落ち葉が降り積もった状態には

ならないわけで、この環境で馬券を買い続けたのだとすれば、確かにタダモノでは

ありませんな。

いやあ、この人には二度と会いそうにないけど、無名馬券師No.7の人。

でも冷静に考えると不発とは言いながら、2回に1回、10万馬券を炸裂させないと勝てない

買い方ですけどね。馬券探偵が当該日の勝ち負けを判定しにくいだけで(笑)

★最凶の真実か?★何も求めず、何も得られず、それでじゅうぶん幸せ、と

このブログの記事内容と、自分の買う馬券と、視野に入ってくる周囲の状況と…

絶妙に不調和をかもしだしています。

どうしたものか。

まずはJC当日、函館競馬場のゲスト、営業のあの方にふれなくてはならないでしょう。

はい、江頭2:50氏です。

すでに動画アップしている方もいるようですが、これがまさに近年にない盛り上がり。

…だなんて、函館寂しいよ。

でも、これが現実。

ここ数年の、夏ケイバ、ゲスト・営業の中で出色のウケ、と個人的に評価していただけに

函館再訪(前回12年7月8日)を興味をもって迎えました。

あの下ネタに徹する芸風、客のつかみかた、彼の評価が2回目、で下がることは

ないわけですが、問題は客。

マジでJCそっちのけでエガちゃん目的の人がこんなに多いとわ。

オフシーズンのスタンド席に、しかもコースに面したオープンエアに

家族連れ含めて1000人強!ですよ。京都最終そっちのけで場所取り場所取り。

この盛り上がりっ!

ほんとうに「娯楽がない」んだな!!!

競馬がスキ、じゃなくて「娯楽が欲しい」なんだな!!!

あのですね、東京に住んでいる人は、どんな娯楽の差がありますか?

え?毎週でもTDL行きたい?大阪の人はUSJ?

そりゃ函館にソレはない。残念。

その代わりがエガちゃん?たった1000人だけど。

「どーして、そんな負け組の買い目なんだ!」を言っても空しいが

痛感の日曜日でした。

ということは馬券探偵もそろそろ、方針転換かな。

これほどまでに「勝ちたい」と思ってない。時間つぶし上等、ですもん。

函館=低レベルじゃなく、地方と都会のギャップなんですねー。

そして、その地方(在住者)売上でJRAも成り立っているとしたら?

まさかまさか、の展開になってしまうのでした。

世の中の裏側、恐ろしい事です。

★こんな不本意なG1=3週連続的中は記憶にナイ★誰かのビョーキがうつったのか?

ジャパンカップ。。。

またしても超不本意な的中でした。

最初にここから、と挙げた3頭を無視して、4番目の馬「からも」、5番手評価以下の

馬を押さえに行き、そのあげくの的中。

「あとからわかった」なら「先にわかれ」ですよ。

血統的にG1で買いたくない馬、エピファネイアが相当勝ちに来ていることは、

スミヨンの体重オーバー(当日東京6R)で確信できました。

そしてさらに調教の良くない世界ランク1位馬が地力で2着に来てしまう流れ。。。

秋が深まり、冬が近づき、ずっと変わらない流れ。。。

もしかして、「当たっても満足しない(強欲な)自分」がより数字を押し下げているのか???

馬券探偵ネタはまたしてものちほど。

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