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2014年11月

2014年11月28日 (金)

★気がつくとこれも俯瞰の視点?★人間界はだまし、だまされ…

季節がら、ジャパンC絡みの検索も増えているようですね。

こっちはのんびりしてます。

昔は「G1だからって勢い込んで予習をするとガセつかまされる」とがっかりしてました。

最近は「売りたいんだなあ、人気にしたいんだなあ、本当に走る馬にかぶってほしくないのかなあ」

そう思います。

ま、メジャーなスポーツ紙はJRAにすりよるのが本心でしょうけど。

「業界を盛り上げよう」

これが馬券ファン個人が、がっぽり儲けようとはまったく一致しないことは

誰にでもわかりますけどね。

わからない人もいる。

昨日、今日、とある場所でつづけさまに読みました。

公営ギャンブルの○○って(○○はJRAで排除されています。)

いろんな相手にいろんなことを言うんだよ。でもって必ずどれかは当たるんだよ。

当たったら「ほら、当たったろ?次も欲しいだろ?」と言うんだよ。

一部の情報会社も同じことをやっていて「必ず当たってる」のだそうです。

なかなか素敵なからくりですよね。

ほかにも

「誰にも教えたくないとっておきの情報」と

「教えたくないけど、そんなに大きくは儲からないから、リスクもゼロじゃないし、

教えちゃってもいい情報」があるわけですよ。

情報ごとにグレードがある。

ま、それはオッズから激走馬の仕込み具合を探っていれば納得できる話。

いまいち芯に当たらず、レース回収率が400%どまりとか、ありますもんね。

回収というのはそのバットの振り方そのものに左右されます。

素人がいきなり大振りしてもすっ転ぶだけですが。

うーん、めったに新しいブログを見に行かない自分が出会ったそこでは、

「追いかける」ことの大切さを書いていました。

いつか、穴を開ける…。

そして、教えてもいい情報、教えてやんない情報の「せめぎ合い」も公開していました。

書き手の感情が伝わってくるね。

そのイライラ感には共感するところがある。

人気で飛んで、オッズを下げといて、条件が揃ったところで穴を開けて大儲け。

そういう常連さん、玄人馬と併せていきたいもんですよ。

でもそれ、内部に近しいものにだって簡単に悟られてはいけません。

「あんた、どうせ素人相手に有料ブログやってんだって。じゃあ、この程度の情報なら

教えてあげてやってもいい

そこに乗っかるぐらいなら、情報オンチのほうが幸せと思います。

人間社会、だましだまされ。

2014年11月27日 (木)

★無名馬券師の墓標・第6弾<解説編>★突っ込みどころ、大杉

無名馬券師No.6、ハズレを吟味すればするほど、スルメのような味わい。

○カコミは1人気馬。1・2レースは1人気が軸じゃなかったのにねえ。

141124mumei5b__2

なぜ三連複と三連単を使い分けたのか、を考えると興味深い。

3レース、5レースは1・2人気の二頭軸。5レースの新馬戦は総流し。

9レースは1頭軸をやめて、金額を200円に上げて勝負…だめだって。

5RのコンテッサトゥーレはウチのPOG馬であることもあるけど、1倍台の単勝人気で断然。

騎手はルメール。こんなに強い馬がいるはずなのに、なぜフルゲート?

牝馬限定戦だからですよね。

自分はここから馬単(1着づけ)で10点流しました。

んもう、超ハズカシイ買い方。でも、この馬が1着なら勝手に当たっちゃうと思ったし、

外れるならそこまで、と思いました。

このNo.6のヒト、2人気のディープ産駒をくっつけてしまったんです。

そこだけでも強引なのに「ゼッタイ獲り切る!」と総流し。

参加賞狙いの馬もいるわけじゃないですか。

でも外したくないと総流し。

外したくないのなら二頭軸やめなさい、だ。

三連単はムリでも三連複で獲りたい、と思い込んでいるから、こんなアホなことになります。

うちの馬券は10点買い(回収プラス確定のために傾斜配分して1600円の購入額)。

配当は5430円。

No.6の人は3頭のうち、どれも買っている馬なのに組み合わせが悪いため、

同じ1600円の購入でスカ。

はっきりいってどっちもハズカシイ買い方ですよ。

じゃあ、ハズカシイレベルは五十歩百歩か?

ここがわかんない人は出直しですね。

この流れを作るから、見事な京都11Rの買い目になる。

2頭軸マルチ×2本で4800円。でもってスカ。

1頭軸マルチなら相手が増えて6000円。三連単的中18350円。

三連複に落とせば1頭軸相手5頭で500円ずつ、5000円買えば34.4倍×5=17200円。

ちゃんと反省できたんでしょうか。

入線は1→8→14なんだから、ほとんど合っているのにね。

的中不的中の差なんてこんなもんです。

横着や短絡がどんどん流れを悪くしてしまう好例。

きっと最終レースで逆転する気力は彼には残っていなかったのではないでしょうか?

★Targetでオーナーの人柄もわかるって?★本業…知りたくありません(笑)

実は珍馬名ネタでもやろうかな、と思っていた。

珍馬名、小田切オーナーの独占じゃないよ(笑)

これから伸びそうな新興馬主とどっちがいいかな、と

1世代・2世代しか持っていない、社台グループが背中を押しているオーナーさん特集も

いいなあ、とも考えていた。

やめました。新興な方々でもけっこう色が強い。

馬主始めて1年しないうちに「名義変更」「法人化」しちゃったり。

やった~!個人名義でやっと1頭持てた~なんてのんびりした時代じゃないんだね。

2歳世代がデビューの馬主さんで、いきなり9頭持っている方がいる。

すでにセレクトセールで個人名が出ていて、このブログでもすでに検索ワードになっている。

9頭中5頭がデビューして未勝利。2着も3着もない。

某超有名種牡馬の弟を持っている。6400万。

いつデビューするんでしょうか。

担当は美浦のS調教師と栗東のT調教師。まあまあ一流どころ。

馬券圏内が一度もないって、これはおかしい。

馬名もよくない。走りそうじゃない。申し訳ないけど。

そう思ってリストを眺めていたら、こんな新しい馬主さん。

2世代で13頭持っていて、1頭を除きセールで買った馬。一番高くて、1050万。

価格帯は100~300万が中心。

はい、13頭中すでに9頭が中央抹消。2歳馬も5頭含まれています。

地方で活躍して戻ってきてね、ってかものすごく不自然だね。

で、その馬名。「色仕掛け」って???

しかも某有名馬主の冠号をぱくり。理由は父馬がその某有名馬主の所有馬だったから。

それを使っちゃあだめでしょう。

いやあ調教師稼業はたいへんそうだ。受け持ちにになったら嫌だな。

お金がすべての世界ですか?

馬を走らせるのも人間ですからねえ。

★馬券探偵11/22-24★あくまで進化の過程ではありますが、買い目の丁寧さとは?

なんか今週の馬券探偵のテーマは「横着」なんだってことに今、気づきましたね(笑)

断片だと人間が見えない部分が多いんですが、月曜日、こんな馬券を拾いました。

141124mumei6

最初、この人フォーメーションって知らないのかな?と思いました。

大下さんもけっこうこういうパターン多いですけどね。

でも馬券をじっくり見ると3枚同時に購入されたものではない。

3枚目だけがちょっと違うタイミングで買われています。

ま、それはさほど重要ではなく、この三連複24点買い、総額8100円。

24点のうち、トリガミの組み合わせが3つ、回収率200%以下の組み合わせが7つ

含まれています。まあそれでも払い戻しのほうが多ければ勝ちは勝ちですか。

均等買いの場合の合成オッズは2.08。600円の買い目が3つあるんで、

少しは数字が改善されますか。

ここでの問題は1、2、3、9の人気4頭のうち、3を最上位にとったことでしょう。

その時点でドボン。この馬、わがPOG馬なんで、買うか買わないか、ちょっと悩みました。

実力以上の人気になっている点と、輸送で馬体が減っている点がマイナス材料だったので、

ヒモに留めました。

買い目そのものは力づく、強引といった程度の評価ですが、細かい上げ下げが雑、

というのが買い方から感じられます。

こういう買い方しかしない、できない、というのであれば、馬の見立てと並行して

効率というものを考える必要があると思いました。

当然配慮のない雑な買い方になるのは、すべては時間との戦いだから。

回収率を上げるには「均等買いにしない」きめ細やかさが必要なのではないでしょうか?

★馬券探偵11/22-24★「買い方」で負け組が判別できるとはなんともはや

実は遠山さんのような高齢者打法の方、多いんですよ。

連続形の証拠が見つかることはレアなんで断片、断片での論評は避けますけどね。

年金投入には限界がありますから。

核心は夢うんぬんではなく、マークカードを使い分けない「横着さ」なんだと思います。

さて次。

無名馬券師ファイルNo.6です。

22レースで馬券を24枚残しています、この方。

141124mumei5a

141124mumei5b

残留の不的中馬券、総額で37300円。粘り強く買っているなあ。

京都の10レースだけありません。ここは三連単の配当が3430円でした。

まさか、ここで当たった?

ダメポイントをひとことで言うなら「1-2人気2頭軸の三連単マルチ」を連発しすぎ。

ほんとうに2頭で堅いと思っているなら、2頭が2・3着に終わってしまう確率を

どう考えているんですかね?

・2頭が1・2着

・2頭が1・3着

・2頭が2・3着

・1頭だけ1着

・1頭だけ2着

・1頭だけ3着

・2頭とも4着以下

確信があるってことは、7番目の可能性がまずないってことでしょう。

とすれば1番目、2番目と3番目にも大きな確率の差があると思いませんか。

3~5番目は似たり寄ったりの確率だと思いませんか。

でも、そこまで突き詰めてマークカードを塗るのは大変なんで50%多く出費している

安直さ、横着さだと思います。

こんなもん決まるときは決まる。しかし期待値は低い。にもかかわらず横着して

この買い方で追い続ける。

はっきり言って勝てませんね。

朝から最前列に座り、4万使って1割も回収できず、「なんか今日は調子悪い」

こんな人がいても、そのぶんを自分の回収額に上乗せできていない「自分」が嫌になる

ぐらいですよ。

とにかく個人的には三連複2頭軸流し、三連単2頭軸マルチは負け組肯定の買い方

だと思っています。

★馬券探偵11/22-24★遠山さん評価急落、○○○打法の限界。。。

土曜日派の遠山さん。3連休は相棒?の黒木さんが欠席でひとり打ってました。

やっぱり話し相手、欲しいんだろうなあ。

前回ジョニー23の評価が急落しましたら、いずれにしても愛想のいいおじいちゃん、

若いカップルをいじり、いじられ盛り上がってました。

あの人はあの人で明朗でいいキャラ。たとえ複勝100円買いでもね。

で、遠山さんの残していった馬券がコレ。間にクリーンキャンペーンを挟んでいるので

全貌は不明ですが、この部分的残留物だけで、もう手の内が見えたのでは?

141122tooyama1
141122tooyama2

どこで当たっていたのか推理する気が起きないほど、ノーポリシー、時間つぶし馬券。

まさか人違い?

あの黒木さんにうんちくを語っていたのと同一人物とはにわかに信じられません。

マークカードの使い分けを知らないのではなく、使い分けるのが面倒くさい、

というとてもルーズな性格を表していますよね。

ちなみにワイドをフォーメーションタイプで買う人をワタクシ始めて見ました。

いちばん理解不能なのが東京8Rの買い目。

馬単:単1→9人気 ワイド単3-7人気 三連複1-2-8人気 三連単3→1→6人気

「たったの400円で4種の馬券が楽しめるんだぞ、どうだ!」

という夢馬券にしか見えません。

うむ、人生、夢見ることは大事です。

でも見っぱなしには抵抗、あるなあ。

★馬券探偵11/22-24★そりゃコインメイク打法は外れたときこそ、でしょうよ。

今週の馬券探偵。すでに木曜までズレこんでしまったが、もう終わったと思ったら

大間違い。

まあ最近は拾得した証拠すべてを捜査することは減ったよな。

でも、成長しない、学習しない悲哀は他山の石とせねばなるまい、と感じているので

続ける。見ず知らずの他人の愚行(一部偶然の大成功?)を解析することで

確かに見えてくるものがある。

では、「いい夫婦」編に続く続編はやっぱりコインメーカー夫妻の馬券から。

まずは今週の「旦那さんの悪徳馬券」

141123cm

マイルCSをワイドで9から買って、10から買って、13から買っている。

付け足した三連複を見ると、9と10と13のうちから2頭。間違っても1頭。

そこまでは絶対、という読み、なんでしょう。

ミッキーアイルは要らない、という読みでなく、あくまでも「軸にならない」。

軸(馬)って何ですかね?

とにかく馬券を23000円買って、いちばんおいしいところが入って30000円ちょっと。

前回のワイド31点買いに続く、ワイド22点買い。

すごすぎます。これやっぱり考え方が間違っているとしか言えません。

月に1、2回でも、「さほどお金は減らない」作戦が失敗してるってことは、

「がっぽりお金を増やしてやろう」作戦が10回に1回しか成功しないのと

あんまり変わらないと思います。

この間違った強欲が、次の日は奥方に伝染。

141124cm

奥方馬券なので額は少な目6800円ですが、

141124tokyo11_cm

このワイドオッズでわかるように2-5と2-6で14000~15000円の回収になる

以外の4点の買い目はすべてトリガミ。

6800円買って2500円の払い戻しでも「十分うれしい」ようですから、かける言葉は

見当たりませんが。

1-2-3人気で2-3-9と決まって9300円の払い戻しになろうものなら、

「100円買いを1000円買いに勝負して正解だったわ」となる。

ケイバなんてどうせ遊びですから、はした金にガツガツ言いませんのよ、

というように見える「いい夫婦」のお二人です。

そういえば、タカダご主人、スマホを導入したように見えました。

引き続き追跡レポートを試みたいと思う次第ですね。

2014年11月26日 (水)

★走らない厩舎を知る=ムダな馬を買わない★そりゃ回収率アップに直結でしょうよ(笑)

いけね、もっと大事なほうから書くべきだったな。

二極化論。Eランクの厩舎の動向。

Trainer2014_erank

2014年のEランク厩舎(1走当たり賞金50万未満)は23。

よく見ると賞金10万を切っている厩舎もある。ことしまだ勝利どころか2着がない。

ことし開業のM厩舎もルーキーイヤーからEランクとはきつい。

実は2013年はEランク厩舎が20あって、そのうち3調教師が引退。

にもかかわらずEゾーンが増えている。

2014のEには来年2月いっぱいで定年の調教師が3名含まれているので、

また誰かがアリジゴクに落ちて来るのか。

7厩舎減って、Eは増える? 厳しい世界だよね。

ちなみに去年のEから脱出したのはこの7名。

Trainer_2013_etod

でもあのダービージョッキーのS調教師なんて単回・複回で悲惨な数字ですけど。

つまり穴馬を勝たせる力がないってことだよね。

そりゃ数字を見ればEからDへ這い上がった数より、DからEへ落ちてきた数が多いって

ことだからなあ。

★1頭の「当たり」で風向きは大きく変わるけど★やっぱり貢献してくれる厩舎には何かある

原点に立ち返る。全体を俯瞰する。その精神でどんなデータを洗いなおしたらよいのか、

考えていて、最新の厩舎ランク、に行きついた。

ことしのAランク厩舎は去年もそうだったのか?

去年のAランク厩舎はことしもそのままなのか?

Trainer2014_arank

これはことしのAランクリスト(右半分が2014年)

最初のABCが1走当たりの賞金獲得額(稼げている厩舎)、次のABCが

勝率・連対率・複勝率のレベル。最後のプラスマイナスは単回・複回の評価。

Aランクのままなのが、角居、橋口、松田博、須貝、石坂、大久保龍、池江、藤原英、

友道、藤沢和、堀の11厩舎。活躍馬がいてCからAへジャンプアップした厩舎も

3つある。

そのなかで注目なのは右の2014年実績の上から4番目と5番目の厩舎だ。

重賞実績があり、人気薄でも激走できる調教力があるってことだよね。

名前はあえて書きませんが。

とくにT調教師なんか、(うちの)「実績が伸びていない厩舎」カテゴリーに入りっぱなしだったよ。

いかん!

これは出走数が少なくて率が目立たないってこともあるよね。

「順位」が3桁の厩舎はガンガン使わないクチだから、つい好調を見落とす。

ワイドバッハのあの厩舎もことしAに昇格なんだね(いまのとこ)

Trainer2013_arank

いっぽうで去年AでことしAをキープできていないグループ。

明らかに勝率・連対率・複勝率が下降している。

だから三田オーナーの馬でV字回復しないといけないんじゃないか?某厩舎。

まあ、矢作厩舎のあたりは「1走当たり」にはあまり興味がなく、どんどん走らせて

トータルでとことん稼ぐ態勢だから少し位下がっても全然驚かないけどね。

★溺れちゃいけないけど知らない人についていくのも…★データの深淵の巻

なんか最近記事が精選されてなくて、同じことを何度も書いているような気もしている。

確かに気になることだったり、重要だと思える事柄だったりするんだけど、

書き散らしが過ぎるかね。

でもたまにはマジで他でないような「最新の傾向」も披露するから油断しないでね(笑)。

いろんなデータを集計分析していると「本当に馬券に役立つデータ」が自然にわかってくる。

ただし、「期間限定」に気がつかないこともあるんで実績に直結しないんだけど。

で、すこーし前フリ。

枠順理論。

コースによって内外有利不利がはっきりある。

これをデータとしてどう活かすか。

●内枠が有利なコース

●外枠が有利なコース

●内枠が不利なコース

●外枠が不利なコース

この4つは違います。

内枠が有利だと外枠が不利かってそうではない。

じゃあ3枠と6枠の数字がいいコースがあるとして、なぜ4枠と5枠の数字が悪い?

説明ができない。

当然ながら8頭立ての外枠と、16頭立ての外枠では有利不利は違う。

じゃあ「フルゲート限定」で組み立てたらどうだ?

ところがフルゲート率30%なんていう条件もある。フルゲートにならないコース。

しかも、不利な内枠に入っても動じない上手い騎手がいる。

有利な内枠なのに乗りこなせない下手な騎手もいる。

さらには不利な内枠に入った上手い騎手は、人気馬ほど注意深く乗って失敗が少ない。

不利な外枠に入った騎手はいちかばちかの乗り方をして、時にとんでもない穴をあける。

いったいどうすりゃいいのかね。

簡単です。数字に結びつくところだけ活かせばいい。

結びつかないデータは忘れるが吉。

今回、枠順フルゲート理論を進行しているが、これが適用できる汎用性のあるコースは

限られている。ダートコースが中心で芝でフルゲートが多いレースは少ない。

特に夏場はそれが言える。

騎手ごとの巧拙。東京ダ1600の武士沢の内枠何するものぞ、には頭が下がるが、

ここで3枠と5枠が得意!というデータには困ってしまう。なぜ4枠だけが数字が悪い?

偶然しかなかろう。

京都ダ1800で内が得意な川田と、外が得意な武。

並んだ枠でどっちもいい、どっちも悪いだと使えるデータになる。

いやあ、複雑怪奇だね。ホントデータに溺れないようにしなくては。

ちなみにオチに使いたかったのは2009年以降5年という期間で

同じコース50回程度騎乗している騎手でも「4枠だけは経験がない」とかは珍しくない。

50回じゃ有意性に疑問があるのだよ。

じゃあ、この5年間で上達したり、人間関係やエージェントが改善されたら

どうなるわけ?

ま、データは生きているから面白い、ということにしておくか。

★くつろぎ最優先★早起きは嫌だけど、2人で競馬場でまったりしたい症候群

すっかり確立してしまった「常連は最前列には座らない」の法則。

ふと我に返るのは「かいもーん!」の声を聞きつつ、センターゾーンに駈けこんでいるとき。

前には5、6人。それを数えられる時点で全力は必要ありません。

それこそ階段でこけて恥ずかしいことにならないよう…足もとに注意。

で、前を走る5、6人のうち、センターゾーンの最前列を目指すのはほぼ半数。

これも完全に常連目線。

1人はレフトゾーンへ。最低1人は2列目以降へ。また最低1人はセンターゾーンを抜けて

ライトゾーンへ。

パドックシートの構造上、センター・レフトは同一の入り口を通過する必要があるけど、

ライトゾーンはいったん2Fに上がってから階段を下りるテもある。

たしかにセンターゾーン経由が最短だが、途中の経路はトリッキー。

っと、その前に真ん中=正面がいちばんビジョンが見やすくないか?

券売機との距離を考えれば、そもそもパドックシートの下段狙いは理に適ってないから。

ちなみにこの3日間開催で面白かったのは、しばらくKDSヒライの指定席だった

センターゾーンの最前列左端はまあ人気のある席だってこと。

先週「出席率高いよね」とホメたら、この3連休は彼、全欠席だったけど、

代わりに誰かが早い時点で座っていた。

「ヒライがいないのならオレだ!」と思ったわけはないけど、はじっこ好き。

シャイニング市原は逆に右端好き。どうでもいいね。

9時20分の攻防が終わると、そこでフリーの最前列席は一見さんの宝庫になる。

お待たせしました、22日、いい夫婦の日、メインエピソードの始まり。

いちばん印象に残って記録しちゃったのはこの二人。

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13時25分。ふたりでせっせとスマホでゲーム。

141122fufu1b

3時間経っても依然とゲーム。

市外なんでしょうが、まあ揃って熱中していること!

小3モリモトのDSなんかかわいいもんです。

大のオトナがここまで最前列でゲームしかやっていないのは初めて見ましたね。

きっと「家ではできない」事情があるんでしょう。

男のほうは申し訳程度に馬券「も」買っていました。

残されたのはこの2枚。

141122fufu1baken

ほかのレースは運よく当たったのでしょうか。

9レースはなんと単7人気を1軸固定。1人気は単勝1.2倍なのにこの確信何?

と思いきや、続く10レースでは1人気のいる4枠からの流し。

ハナ差で枠連4-6を逃して3500円購入の3600円払い戻しをしそこなっていました。

そこまで真剣じゃないのにこの金額を普通に買うんだよね。

いずれにしろ、2人に会話がないので楽しそうに見えないんだけど、

きっと休日をこういう過ごし方をしたかったんでしょう。

で、この土曜はその向こう側にこんな男女(夫婦)。

141122fufu2a

こちらは二人で1枚のスポーツ新聞をいっしょに見つめている、

というオフセンター。

実はこの向う側にコインメーカー夫妻が着席していたんで、

カップル3連チャン。

そんだけ最前列は「くつろげる」ということでいいでしょうか。

じゃ、ほかの常連さんは「くつろぎ」より重視するものがあるってコトだわな。

★軽度のブリンカー装着で成績向上?★自分もだいじにしましょうか

さて、不的中買い目を反省するにあたり、いったいどんなパターンが多いのか。

正直、最近は極穴馬が4着に惜敗しても、「合ってたな、しょうがないか」と以前のように

イラつくことは少なくなりましたね。達観、というか。

よくその4着馬を着実に拾っているよ、5人気以下なのに。と自己満足。

なんで、4着であることに自ら調子を崩すことは少なくなった。

でもそれでも自ら調子を崩すシーンがある。

だいたいが「勝負に行って」全然だったとき、か。

なぜそこで「勝負に行く」のか。

根拠があるからなんだよね。根拠がありゃいいってもんじゃない。

勝負に行くにはいくつかパターンがあって、「大胆に穴馬を狙っていく」と

「多めの金額でいく」の2つ。「大胆に穴馬を多めの金額で狙う」ことはさほどないかな。

まあ変なきっかけで箍が緩んでしまえばその限りではないけど。

たぶんダメージ的に大きいのは「大胆に穴馬を狙った結果の連続不的中」でしょう。

これがオッズが根拠になったものでない場合、きっと「短気を起こしている」からだと

思います。俯瞰してみると我慢ができなくなっている。ま、そこまでマイナスだからですけどね。

プラスのときはそこそこ我慢がきく。

ちょいマイナスのときほど危険。

特定の直線上でまだ列車がやってこないのに乗り込もうとして、ホームから線路に

飛び降りているようなもの。やってくる列車の幻が見えている。

確かに、よそ見をして乗り遅れるときもある。1回乗り遅れた痛みを思い出して、

5回連続で飛び降りてどーすんだ?

そんだけ、来る前に先回りして穴を捕まえようとしている。

たいがいにせーや。だな。

マークしていたのにしてやられた=(大下さん同様)絶対にハズシたくない

ということでやっぱり根っこは近いんでしょう。

ホントに敵は自分だなー。

2014年11月25日 (火)

★負けても面白い!って言っちゃいかんのだが★だからオッズ打法は深いんです。

せっかくだから、誤爆に留まってハッピーエンドに終わらない典型的なサンプルを

紹介したい。

順不同で、月曜の京都1R。あまりにあざやかで唖然としてしまった激走馬。

141124kyoto01k

6番ニホンピロサンダーはもちろん要マークの部類なんだが、あまりに美しい

寸前投票に拍手しちゃいました。

このレースは決定打が見つからず、ビュイックの11番から特定オッズ打法。。

単5人気から単1~4人気を押さえて、様子見の朝イチレース。

すると鋭く2着に食い込んできたのは6番。オッズを見たら4人気。

え?1~4人気を押さえたはずなのに、6番がない!

それもそのはず、締切1分前にこの馬の単複にドーン!

最初から4人気だったようなナチュラルなオッズで決めてくれたのでした。

要マークだったはずなのに、どうして抜けたのか?

あまりに見事なスナイプ、でした。見えていたら絶対逃さない集中オッズ馬。

これと真逆な振り返っても不可思議なオッズが

土曜・東京12Rに出現。

これが自分の馬券。

141122toyo12_3

知っていて、坂本さんにわざわざ報告してしかも買っていない。

理由は「お迎えが来ていない」から。

141122tokyo12k2

最終オッズではこのように単勝2人気複勝3人気。でも馬単、三連複は6人気。

にもかかわらず、

141122tokyo12k

長い間単複は1人気で、最後の最後で「順位が下がった」先打ち馬だったんですね。

(なんと、ブログで書いた注目の調教タイムの馬だったし!)

不自然な買いが入っていても、周囲が呼応しなかった理由は何かあるんでしょうが、

よく見てほしいのは2-3-4人気決着で三連複が万馬券ってーこと。

だってこの単2人気馬、三連複では6人気、人気薄ですから。

最近はこういった置き換え馬券があんまりなく、全券種で集中投票になるケースが

多いんで、「単複勝負」の潔さが新鮮でしたね。

しかも、乗らなかった自分自身が納得してしまいました。

さらに言うなら芝1400の1枠アブソリュカフェに色気を持っていて、

はっきりそっちに引っ張られたわけですから、頭がイタイ。

やっぱり1日にこういうレースはいくつも仕込まれませんが、見破って当てたい

思いが強すぎるのも敗因のひとつのような気がしてなりませんな(自爆)

★バカやってスッキリ、文句言ってスッキリ★そしてまた次の週…

人間、自信を持って勝負に行こうとするほど、外したくなくて無謀な買い目になる。

だから変な自信を持ってはダメだ。

しかし、続けていれば、確信、自信の類は頻繁に首をもたげてくる。

当てに行かない、獲りにいかないことが的中への近道だと知っていても、

買い目に力みが入ることはままある。

それでミスをする。

また、通信環境の読みが甘く、間に合う馬券が間に合わない。

すると自分の持ち的中率の分だけ、「買っていれば当たっていた」馬券は存在する。

だから最近の自分のバアイ、買えなかった6回に5回は「買えなくて正解」だったりする。

それでも買う気がなくて、わざともたついているわけじゃなくて、

少しでも回収を大きくしようと欲張って時間ぎりぎりまで苦闘しているわけだから、

いろいろ矛盾はしている。

しかし、今週もよくミスをした。

馬単のオモテウラを逆に買えばよかった、そうでなければ馬連でも十分についていた

と思って自分の買い目を見たら、買いたい馬券とはそもそもオモテウラ逆に買っていて

万馬券が当たっていたり。

単勝6番人気を3着に押さえようとして、単勝10番人気の6番のウマを買ってしまい、

配当が「来れば」2000倍と表示されて、あせったら、その6番が放馬で除外になったり。

無茶を承知で12番の馬単1着流し!と決め込んだら12→1から12→11まではよかったのに

途中から13→12…16→12と買ってしまっていたり。

(12→5で決まって54倍ついて救われたり…)

こんだけ集中的に恥ずかしいミスを繰り返した記憶はない。

もしかして明らかな自己劣化かも(苦笑)

タカダご主人を笑えないわ。

きっと気の持ちようで「ミスったのに的中なんてツイてる」とノー天気にポジティブ発想しない

ことがさらにいけないんだろうね。

そこの部分は「ありのままに」カミングアウトしてみることで、以前のような緻密さを

取り戻したいと思うんだけど(笑)。

★自由なオフセンターじゃなく…★広い意味での「最強」天然パターンか?

11月22日、「いい夫婦の日」特集をしようと思ったのだが、あまりに多彩過ぎて

メモらなかったのでいくつかは忘れてしまった。

いろんな男女の形があるに違いないから、カップルそのものじゃなくて、ウケた部分、

疑問に思った分だけ、覚えている分だけピックアップ。

その二人が持っていた馬券はワイド5頭ボックス。

そしてその5頭の中に1・2・3着馬がすべて含まれていた。

配当はどうあれ「おめでとう」でしょう。

これでトリガミ、という芸当はコインメーカー夫妻でもたまにしか成し遂げることはできない。

するとこの二人。

確定のランプが灯った、着順掲示板の映像に対して手を合わせて祈り始める。

その十数秒後、配当の金額が映し出されると、ふたりでつぶやく。

「神だ。神配当だ」

え?紙?ガミった?

ちなみにこんなレース。

141123tokyo02

1-3-4-5-7人気の5頭ボックス。

1000円買って570円+250円+360円=1180円で180円のプラス。

違う意味で神、でしょうか。

単なる初心者なんだな、と思いきや、

次の東京3レースではキンシャサノキセキ産駒の単勝12人気馬(鞍上:横山典)が

激走するなり、

「キンシャサかよ」「きょうはヨコノリ祭りじゃね?」

これ口が悪いのは女性のほうで、男性の発声はほとんど聞こえてこない。

フムフムうなずくのみ。いつもと逆だあ。

次の京都3Rでは、「やっぱり武さん買うべきかなあ」

横山は呼び捨てで、武はさんづけ。なかなかレアだ。

もうひとつ気になったのは、「H1ニシダ18万」氏の行状。

タブレットでグリーンCHのパドック映像をガン見。でスマホの情報も駆使。

にもかかわらず、レース結果、配当金の情報をグリーンCHの音声を

タブレットを耳に近づけて「聞く」。

リアルタイムでパドック映像をマイタブレットで押さえている時点で、こだわり爆発なんだが、

なぜ配当金額をグリーンCHの音声で聞くのだろうか。

以前の18万のときは「獲った」あとさっと姿を消したわけで、

この日、メインまで席にいたのは勝ち切っていないから?

でも奥さんの41倍は「そんな馬券で喜ぶな」と一喝だから、ほんと気になる人物。

月曜の京都メインではこのニシダ氏と念願の併せ馬をさせていただき、

単勝770円(1番川田)、馬単2030円(1→8)を捻り獲りましたが、

彼が押していた馬券は馬単148倍の1-2(2番は4着)。

ただの穴屋じゃないみたいです。

だって東京6Rでは「青山さんの馬も頑張ったけど、全然差のある5着だった」と

言ってたし、タダもんじゃなさそう。

★まじめ?不真面目?★ありのままに…天然クンが世界最強、か(笑)

おー、検索ワードを見ると、なーんか元気が出て来るね。

よしよし。

自分でふっておいて、自分で落ち込むのはなんかなあ、と思っていたけど、

時間が解決してくれる、と。

それが「懲りない」と置き換えられると「学習能力欠如」につながるから要注意。

さっき自分に元気をくれたのは、

「競馬のオッズでどれを買っても回収できるようにするには」

今週ヒットした番組テロップに

「この滝は冬期は前面凍結です」

おいおい、生放送かよ。

とあるマンガ週刊誌の担当者ハミ出しに

「わが子の出産には立ち合いたい、と女性編集者が言った…疲れてる」

言葉ってだいじ、だよね!

ブログで「間抜け」と取り上げると、「おまえも誰かに刺されるぞ」てなもんかも

しれませんが、ミスを看過する寛容は、ポジティブな何かを生むのか、自分には

わかりません。

★連勝が止まる、は誰でも怖い★連敗が止まる、は何も怖くないから(笑)

「大きな流れ」読みがほぼ合ってはいてもジャストからわずかにズレることで

結果が大きく変わってくることがよくわかった今週のケイバであった。

1.藤原英厩舎の真剣勝負

2.マイルCSでの外国人騎手の役割

1についてはジャストとはいかず、不完全。

2については逆の目を引いてしまった。

ま、ここを意識しないと買える馬がいないってのが正直なところだが、

3.ミッキーアイルとダノンシャークはウラオモテ

に気づいたことで、不的中は免れた次第。

しかし、2.を意識したことで、ダノンシャークが7番手扱いに。

「なんで馬連買っていないの?」である。

ウラオモテ状態を無視すれば、ここでピークは考え難く、この結果は

小原軍団大勝利、の構図である。

学んだのはその部分。

JRAも前年比10%UPと売上回復基調が継続していて、

「どうやって人気を吸わせるか」が毎年毎年露骨になってきているのを感じる。

週アタマからハープスターは2400大丈夫。

というコメントが調教師から出ているぞ。あの凱旋門の走りを見て、

大丈夫もクソもなかろうに。

★この3日間の収穫は新コードネーム氏★またしても常連は入れ替わり

よほどがことがない限り、開催日にはブログを更新しない。

そのパターンを知ってか知らずか、今週も土日月とまずまずのアクセス。

ブログ主の行動パターンに一切興味がないことがよくわかる。

3日間開催を3日ともしっかり買う人もレアなんでしょう。

土曜日に好調だからって、うかれているほどお気楽ではない。

でも3日間トータルでしっかり勝つのはなかなか難しい。

11月22日は「いい夫婦の日」だったのだそうだ。

そんなことは気にしたことがないが、馬券探偵的には

この3日間で「夫婦連ればかり目立った」競馬場であった。

まあ、ピンキリですけどね。

月曜日には新コードネームがついに登場。

「H1ニシダ18万」氏である。

強そうなのがいい。

奥方も間合いが絶妙なのがいい。

そこが来たら三連単29万、というところで絶叫!

2・3着が逆になって、三連単20万は取り逃がしているらしい。

もしかしたら、単+馬単+三連単の重ね買いか。

三連単200倍を獲って何も嬉しそうじゃない。

獲っていないのか?

奥さんが三連複で見事に的中。すると「この組み合わせでつきゃしないだろ」と

41倍を明らかに見下す。

その割には1人気から買うこともある。

母父ストームキャットがいい、と言ったりする。

うーん、となりにいるとなかなか興味深いね。

たぶん地元でこのレベルの人はそうはいない。

観察継続、である。

★G1連続的中…なのに★気分的にはかなり底のほう

「低調」から脱するきっかけがなかなかつかめない。

ミスも多い。

買い目をミスしたレースで的中していたりする。

運がいいだけか。

喜んじゃいけない。

2週続けてG1は当たっている。

でもトリガミである。

単にボロクソに負けている状態よりはマシ、ということか。

1人気の取捨うんぬん以外にも原因があるはずだ。

あまり深刻にならないのもいいのかもしれない。

ことしの流行語「ありのままに」

でも、ありのままに自由でいすぎると、ケイバの場合、ろくなことがないだろう。

ほどほどに。

それがキーワードかも。

2014年11月21日 (金)

★何かの縮図…で、特殊じゃないなら?★共感は遠く遥かに…

最後に脱線ついでに「感覚のズレ」について書く。

「幸せ」を感じている人に

「あんた、なんでそんなことで幸せなの?」と突っ込むのはおせっかいもはなはだしい。

そこんとこを承知で。

とあるカフェ。

カップルが相談事をしている。

女子が男子にホテルのグレードと食事内容を説明している。

その女子仕切りでUSJメインで2泊3日ぐらいで関西方面の個人ツアーを

パッケージしたらしい。

よく言うのは旅は計画を立てるのが楽しい。

それはいいんだが、その日の朝、○○を食べるから、夜は何がいい?

と店まで予約する。神戸へ行くんで有名ステーキハウスにしよっか。

それはいい。次の日は? 前の日肉だったけど、次も肉でいい?

翌日の食事場所も最寄り駅を調べて予約しようとする。

あのう、いつ行くんですか? 4週間後である。

問題点がいくつかある。

・男子は積極的に意見を言わない

・女子は仕切りたがり

たかだか国内で2泊の旅行。でも若い二人には初めての経験であって

特にその女子はこの時点からテンションが上がりっぱなし。

4週間後の朝昼晩の食事を今からフィクスされたら、男はたまらなくないのか?

それとも食えれば何でもいいのでおまかせ、か。

若いっていいね。

別の話。

若いつながりで二十代女子が同じカフェで友人宛て手書きクリスマスカードを

せっせと執筆。かわいいシールを貼って心をこめて。

そこへ待ち合わせの人物が到着。男?じゃなく、女子の母親。

娘のクリスマスカード執筆に冷静にアドバイス。

「あなた、ここシールが曲がっているけど、これわざと? 味?」

会話はその程度で薄く、母親はケータイでずっとメールをチェック。

閉店30分前「そろそろ行かない?」と母親。

テーマは「待ち合わせしてお茶を飲み、いっしょに帰る」

ただそれだけでも、いいんですけど、特に会話がないのにちょっとびっくり。

クリスマスカードは母を待つ時間を利用しての作業なのではなく、

母が到着しても関係なく継続する「本日のノルマ」

その作業に普通に共感する母。仲良し母娘。

きっとオフセンターが当たり前、の典型なのかと思う。

おひとり様が多く静かなカフェの店内。

勉強する学生、仕事をするサラリーマン。いても井戸端会議中の主婦。

あなたがたの浮いた会話は周囲に聞こえているのです。

★あらゆるものに世間の縮図★競馬ごときにも世間の縮図

いいね、ちょっとした検索ワードの傾向からインスパイアされて、

常に本質論へ向かうって流れ。

知人曰く

「目指すゴールが違うから、共感がズレる」

「多くの競馬ファンはトータルで収支をプラスにしたいとは考えていない(ハズ)」

「いま、このレースを当てたいと思っている人が多い」

もし、この仮説が正しいなら、「少数派だ!やったね!」である。

志向が違えば、目的地へ向かう手順も違ってくる。

あるとき

「受験とギャンブルを同じ捉え方をしてはいけない」

と言ったら、

相手は

「受験はギャンブルじゃないですから」

とニコニコして答えた。

まったくわかっていない。

イチかバチか。解ける問題が出たら受かるし、出なかったら不合格。

立派なギャンブルでしょう。

過去問を研究して、9割以上攻略した!と受けるのと、

偏差値が近いところまで伸びたから、5割以上は合格率がある、という受験では

さっぱり違う。

はっきり言います。人生はすべてギャンブルです。

ただし五分五分の勝負なんてほとんど挑まない。

勝率97%で戦っていれば、ギャンブルという感覚はない。ハズすという感覚は理解できない。

裏の3%が出れば「交通事故」で片づける。

交通事故? いいかげんな例えだよね。

地震災害より、頻繁にありそうな気がするから使うのか。

勝率97%と98%に1%上げようと不断の努力がある。

でも。

人生そんなに思ったようにいかない。

想定外は常にある。

金融、特に株や為替なんてそのものでしょう。

常勝のメソッドなんてありますか?

法改正に基づいて、新しいズル賢いビジネスが創出される。

対応できない人間はどんどん勝率を下げていく。

まあそれでも勝率5割までは下がりませんよね、って話。

人間死ぬ時までに勝っていればいい。

何が勝利か。勝利を幸福量に変換して自分が納得すればいい。

もちろん自己評価は人それぞれ。

1勝1000敗でも、「オレはついに1勝したぞ」という満足もあるから。

肝心なのは自己評価の基準をそのときどきで妥協しないこと。

つまりそれが「夢」なんでしょう。

★「確かに努力する自分萌え」はあるかも★でも「要領のいい自分萌え」ってあんの?

無料で指数を入手してそこから買い目を構築しよう、という輩について

書き始めたつもりだったが、気がついたら堂々巡り。

常日頃、

「また本命対抗で決まったよ」という高齢者を「ドロドロの馬券おやじ」呼ばわりしている

わけだから、あんたの持っているその新聞の予想の世界をすべてと思わないでね、

という話。

じゃあ世界のすべてはどこにあるかというと、馬券購入者の総意が反映している「オッズ」。

(レープロ派はケチというより特定のシンブンの限定された世界を嫌悪している可能性も

ある。ただしリアルタイムオッズをチェックしている人間のみだけど)

新聞とかの予想は不要なの?

「この記者、よく穴を取るよね」

「この本紙予想、確実だよね」

競馬専門紙やスポーツ紙の競馬面はそれで売り上げている(ハズ)。

でもそれでは勝てない。だって勝てるならみんなその紙面を頼りにして

オッズの回収率は100%を超えないから。

どこかで、回収率を下げている人がいるおかげで、相対的に勝ち組は100%超を

得られる。勝ち組は超少数派。だから、多数派の戦略を追うことに何の意味もない。

自分の場合でいうと優馬を買う。

必ず買う。

でも、その紙上の予想はまったく読んでいない。

優馬を「台紙」に使っているだけ。そこにさまざまなマーキングをする。

簡単に紹介すると

生産者、騎手のグループ分け、前走人気、特定馬主、特定馬主と厩舎の組み合わせ、

勝負騎手、勝負厩舎、勝負馬主、枠の有利不利、前走のスピード指数レベル、新馬は調教、

今回これに枠ごとの騎手の巧拙を重ねられるかトライアルを始める。

これらを準備した上で、「変なオッズ」ほかオッズの特徴から、戦略、攻めどころを発想する。

別に優馬じゃなくても、それができる「台紙」ならOK。印刷されている内容より大事なのは

記入エリア、と紙質だ。

つまりこれに毎週1000円はかかる。マーキングする時間もかかる。

これより効率的に勝てるノウハウのある人に、こんな手間は薦めないよ。

自分で工夫せずに、短時間で安価に成果を出そうという発想には敬服するね。

もちろんトライすることは否定しない。

それこそ、どこの塾に月謝を払えば、東大に合格しますか、と同類の発想。

もうすばらしすぎて涙が出て来る。

それほどまでに「ネットにはなんでもある」と思っている人たち。

数十年後にどんな老後を迎えるのか、どんな日本になっているのか、見てみたい。

★何を基準に馬券を買うか★その深遠なるテーマに答えはない。

うーん、反響が大きいよね、日刊スポーツの○○○指数。

(検索されたくないので伏字)

自分がそこを信用しない理由は、インサイダーなオッズを知っているから。

リアルタイムで入る「他人に教えたくない勝負」を指数がフォローできるはずがないから。

でも。

単なる単勝オッズの羅列よりは指数って精度が高い。

○○○指数じゃなくても「指数」と呼ばれるものはそのために存在しているからね。

にもかかわらず、指数順に馬が来る、とも言えない。

とすると、これはまさにスピード指数黎明期の「バージョン」馬券術の発想。

「指数1位と4位の組み合わせこそが回収できる」的なね。

それはいい。

日刊スポーツって全国どこでも手に入る一般的なメディアだから。

Targetがなくても、PCがなくても、専門紙がなくても、使えそうだからね。

一般ファンがお手軽を志向するのは理解できる。

しかし、つねに多数派と同じ発想で後追いする、という方向性はいかがなもんだろう。

俯瞰の視点から言うと、

「日刊スポーツを買わないで○○○指数がわかる方法はありませんか?」

こんなドアホが増えているように思う。

昔、「競馬予想TVで今週、誰がどんな予想を出したかわかりますか?」

とネットで聞いたバカがいた。

「CSは有料放送なのでそういう非常識はやめましょう」とたしなめられていた。

けっこう昔の話。

いまどき、そうやって非常識、とたしなめる良心派も減ったのではないだろうか。

馬券探偵的に見ていくと、スポーツ紙すら買わず、競馬場備え付けのレープロで

馬券を買おうという安直派は少なくない。カツマタ君やアスカのその部類。

オッズはケータイ・スマホでチェックしているから十分なのだ、と。

うーん、これは実は堂々巡りの議論で面白いんだけどね。

ちょっと、ここはいったん切ろう。

2014年11月20日 (木)

★10分の1すら目指さない、めげない「大胆」★「当てたい」病から卒業できる!?

馬券探偵が拾ってくる「素人」の思考パターンと、

その素人をダマくらかして、売り上げを増やそうとするJRA&メディア側。

予想屋も1枚噛んでます、ってね。

自分の感性と「結果」を照らし合わせて、どんだけズレていたか。

そのズレをどうすれば最小限に抑えられるか。

反省なくして進歩はありませんけど。

・秋華賞=ヌーヴォレコルトは鉄板だけど、相手がわからぬ。とんでもない穴馬かも。

その予想が当たって、ヌーヴォが3着だったら…。馬連で大穴狙い

→ショウナンパンドラ抜け

・菊花賞=ワンアンドオンリーを皆さんが盛りたてているが、いまいち自信はない。

かといって、トーホウジャッカル、サウンドオブアースでは平凡な狙いすぎてミエミエ。

結果としてワンアンドオンリーが来ちゃうんじゃないの?

→ワンアンドオンリー撃沈

・天皇賞=どうしてみんなイスラボニータを人気にして3強を形成させようと目論むのだろう。

じゃあジェンティル推しにして3頭で決まらない買い目にしよう。来てほしくないのはイスラ

だからこそ、串刺しの串に指名。→スピルバーグ抜け

・エリ女=イスラに続いてみんなメイショウマンボを盛り上げる。この流れには乗りたくない。

だからといって3歳牝馬どうしのワンツーになると思えぬ。ヌーヴォ+内枠の古馬。

メイショウマンボ買っちゃうなあ。イヤだなあ。キャトルフィーユが激走してくんないかなあ。

→ラキシス+ヌーヴォの馬連を100円しか押さえずトリガミ

秋のG1で「真裏」を引いたのは菊花賞ぐらいで、エリ女以外は「大胆に買いすぎて明後日」

な結果に終わっただけ。

弱気に堅い目に大きく張って、飛ばしているのとはワケが違うから。

大局観が間違っていなければ、連続G1のどこかでちゃんと当たります。

だからといって、連続G1通算の収支をプラスにするのが目標じゃないんで。ね。

大下さんを見るほどに「ハズレたって怖くない」が重要だと思えるのでした。

(本心はもちろん全部的中させたいわけですが…笑)

★ほんとに競馬(関係)で食ってるなら「プロ」でしょう★でもいろんなプロがいるからね

トレセン内で直接厩舎関係者から取材できるプロのほうが一般ファンよりも

情報量が多いか、と言えばどうなんだろう。一概には言えないような気がする。

ただ情報量が多いから馬券が当たるってもんでもないから、「結果」で比較しなきゃいけない

けどね。騎手のエージェントをやるほどの「記者」になると、多様な視点を持っているだろうけど、

スポーツ紙になんとか週1コラムを書いているクラスになると、「読ませる、面白いネタ」探しに

いろいろ苦しんでいるのではないだろうか。

直接当該の記者を責めたいわけじゃないので、そこは割り引いて読んでほしいが、

今日発売の東スポの10面・競馬面のコラムのタイトルはこうである。

「今週の坂路追いで時計がかかっても心配がいらないワケ」

一瞬、「わが意を得たり」な記事かと思いきや…。

栗東坂路に対しての記事なので、ここんとこの不可思議な美浦坂路の時計については

触れていない。だってG1は京都だから。

内容はウッドチップの入れ替え中なので馬もすべって走りにくくて時計がかかっている、

と言いたそうな記事だ。

果たしてそうなのか。

水曜の坂路の開門は午前7時。その4分前から各馬が集まってきてごった返す。

当然踏み荒らされた遅い時間帯より、開門直後のほうが調教コースは走りやすい。

ミッキーアイル、トーセンラー、フィエロ、ワールドエース、エキストラエンド、ダノンシャーク、

ダイワマッジョーレ。この7頭はすでに7時前にはコースイン。この中でラスト2Fで24秒台が

なんと5頭もいる。いいタイムで気分よく調教を終えたいので混んだ時間帯でもへっちゃら、

なのか。

こうなるとわざわざ遅い時間帯にコース入りする意味を知りたくなる。

いいタイムを計時して人気になりたくない。そういうこともある。

グランデッツァの9時42分が出走馬の中でもっとも遅い登場だ。

ラス2Fは12.2-13.1の25.3秒。

加速ラップにはなっていない。

別に栗東に取材に行ったわけじゃないし、Vを見たわけじゃない。

Targetが集めて来るJRA-VANデータがそう語っているだけのこと。

9時19分登場のクラレントなんていつ入っても「調教駆けしない」タイプかもしれないし。

それよか、ロゴタイプの好タイム、美浦の坂路のカラクリを解説して欲しいのだが、

取材の主力は栗東トレセン。京都競馬場だから。

マニアックすぎますか?

★予想を買う人も同類★刹那な楽しみ、偶然に身を委ねるスリル?

競馬予想TVのオンエアにて、太組氏が

ショウナンパンドラの伸びしろがヌーヴォレコルトの実力を上回る!

と宣言してすべっていたが、

馬券探偵が収集した2名の無名馬券師は揃ってショウナンパンドラ推しだったのは

偶然か。

問題。

ショウナンパンドラでイケる!と判断したのはどの時点か。

まさか当日の新聞とオッズを見て「来そうだ」と思ったのではあるまいな。

太組氏は「初めての待機レースであれだけ走れたのなら、エリ女も待機レースになりそう

なので伸びしろが期待できる」と理論を組み立てている。

自分の意見を言わせてもらえるのなら、

あの不良馬場の紫苑Sで権利を取りに来て、レーヴデトワールの大駆けに屈したものの

2着に食い込んだとは案外実力はあるのかも、と見ていた。

秋華賞本番ではオッズを見つつ、穴狙いに徹したため、単3人気で買い目は抜けた。

レースはご存知の通り、国本オーナーに恩返しをしたい浜中が経済コースから渾身の

騎乗を見せ、1人気ヌーヴォを封じ込む。

普通に考えたら、「秋華賞ができすぎ」。

太組氏はさらにその裏を狙ったわけだ。

太組氏の予想はどうでもいいが、そういう前後関係を自分なりにふまえて、2名の無名馬券師は

12番ショウナンパンドラを重く見たのか。

まさか、人気だからこれかな、という単発の選択だったのか。

ここで言いたいことはG1レースであっても、そこまで勝ち抜いてきた道筋、過去レースに

その馬の長所短所が凝縮されており、もちろんすべてを把握しての未来予想は無理に

しても、なにがしかの「連続性」こそが、買う側の実力だろう、ということ。

なぜその馬を買ったのか、結果と照らし合わせてどう感じたか。

そこが分岐点。

雪の土曜の朝。福島2R。小崎騎乗の15番タイセイクインス。(単6人気)

美しく狙いが立った。そこ十数秒のジャストのタイミングで非番のKドライバーが

席に現れ、「今日はだいぶ空いてるね」

結果、買い目構築に失敗し、15番から買いたいと思ったのに買えなかったと告げ、

面白いから見ていて、と告げた。

タイセイクインス2番手から、あっさり2馬身の差をつけて快勝。

Kドライバーいわく

「未勝利戦で軸を決めるだけで難しいのに…」

ちゃいまっせ。

牝馬限定の500万下。第2レースでも500万下。

そこはオッズ。偏重を裏付ける好調騎手、好調厩舎の組み合わせ。

以上。でんがな。

一度結果を出したショウナンパンドラを追っかける消極的発想にどんな根拠があるのか。

おそらく単勝オッズが秋華賞よりも人気だったことをふまえて、それでも狙ったわけでも

あるまい。

最後の最後はおいしいかおいしくないかの二択でいいのに、それもできない人気サイド

発想か?

ちなみに自分のバアイはエリ女に購入意欲がわかず、5枠から外は1頭も買いませんでした。

連続性、継続性がない常連組。

リスキーのひと言でしょうか。

★マニアックと徹底は近接★非マニアックと出たとこ勝負も近接

人それぞれケイバに対する時間の使い方、熱意は千差万別。

すべて自分を基準に考えてはいけない。百も承知。

ま、でもケイバをテーマにブログを書くぐらいだから、半端なく時間使っていることは

認めざるを得ない。

問題は楽しくなるための折り合いでしょう。

ケイバやめられない=楽しい

だからね。

土曜日、KEN綿部氏が昼過ぎにやってきて1つ空けて左隣に座った。

例の雪の朝だったのでゆっくりめの御出勤。

近所に座るぐらいだから、別に自分が嫌われていないことに安心(笑)

いつもの競馬手帳を取り出して、「本日の傾向」を書き写し始める。

本日の傾向のためにはスマホ+JRAサイトは必須。電源確保のための最前列必須。

36レースの結果によってA、B、C、Dの4タイプに分類していく。

これが配当の荒れ方によるグレードなのか、1人気馬の着順分類なのか

わからないが、A、B、C、Dを合計すると36になるみたい。

9、9、9、9とか10、6、12、8とか。

ん、内枠外枠の偏り、じゃないよね? 4分類。

土曜日は午前のレースをパスしているので、まずはその日の流れ、結果を確認することから。

で、最初のレースを買うまでに小1時間。ずっと表を書いている。

雪で出遅れただけなら、家で調べておけば、来てからたくさんレースを買えるよね。

でもきっと落ち着いてしっかり分析してから判断したい性格なんでしょう。

仮に年間で

A=28% B=30% C=19% D=23%が平均として

午前の12レースを終わって、

4、3、2、3だったら、次のレースは4つのうちどのパターンを狙うの?

これで可能性が高いのはBで1日Bを狙い続ける、とかそういう馬券術?

いやいちばんの着目ポイントは手帳のページに表組を作る作業で

マークカードのヘリを使って線を引いていたことです(笑)。

使ったことないけど「システム手帳」なら綴じ込みのパーツで線は引けるだろうし、

几帳面な性格ならマークカードのヘリできれいに引けなかったらイラッとするんじゃ

なかろうか。

これ黒木さんの馬券の1~6レースまでしか収支を記録していない、にも通じる気がする。

徹底しそうで徹底してないのは、大きな弱点。

徹底しないぐらいなら終始ノリで乗り切るぐらいのお気楽馬券師と大差ないと思うよ。

ね、カツマタ君。

いずれにしろ、堅い→荒れるのゾーン絞りはともかく、買い目をどうするか、

券種をどうするかは別の問題ですから>綿部さん

★それでも新聞にダマされる…★調教タイムは7割引きで読みましょう

例によって、意味なく月・火のアクセスが上昇、意味なく水曜のアクセスが

減少しましたので、朝からくだらないネタを書いてみました。

いずれにしろ、人間は相対的な存在なので、ひとりで生きてはいないってことです。(笑)

大下さんはエリ女の馬券2万円買ったのだそうです。

1日、東京だけ、それも日曜だけ11レース。

5万ぐらい買うんでしょうか。

そのうちメインに40%の配分。

「ちぇ、またトントンだよ」

そ、メインがね。

「今日は珍しくトータルでプラスだ」という発言は聞いたことがなく

それでも年に4、5回は万馬券を獲り、

メインの重賞で大当たりしないと

「はい、とっとと帰ります。駐車場混まないうちに」

と最終レースはパス。

不動のスタイル。

だから、きょうは柴山が狙い目だね、となっても、柴山が東京で騎乗していなければ

彼にとって意味ない情報。

こっちも話題を選んじゃうか、

「どうせ関係ないけど」と前置きしたうえでの話になるわ。

それはそれで典型的だよ、なあ。

そう言えば、日曜の2列目に「パドックを1回しか見せないなんて」と

憤慨して席を立った男性がいました。

3場買うんなら、パドック専用のモニターの前に張り付いていないと大変でしょう。

でも、全頭複数回見てたら、マークカード塗る時間がないのでは?

メインレースならいざ知らず、3場買いでパドックチェックははっきり言って無理ですよ。

開催場を絞るなら可能かもしれないけど。

いろんな馬券スタイルがあるけど、それにぴったり合った行動様式が確立されていない

時点で「イタイ初心者」です。

自分との接点あるなし、かかわらず。

ということで今朝触れたかったのは、調教。

水曜朝のマイルCS追い切り。

タイム上は優秀と見なせる栗東坂路調教馬が4頭。

サンスポの評価がS、S、A、B。

B?なんで?一杯に追って出したタイムだから?

調教の良しあしはタイムで見るのではなく、気配で見る?

新聞記者のいらん主観を通してしかファンが判断できないのなら、

調教なんて使えない情報だよな。

変わって美浦坂路。ロゴタイプはどうして加速ラップになっているの?

13.1秒→12.1秒。

今週出走しないスノードラゴンも同日13.2秒→12.2秒。

近走ふるわない500万下の1勝馬コウセン(鈴木伸)なんて12.4秒→12.0秒で

全調教馬中4位のタイム。

絶対におかしいよね、タイムの出方。

これが午前10時前後に集中。ウッドチップの内容を変えたので、その時間帯になって

走りやすくなってきた?

ぜんぜん判断の基準としては使えませんよ。

調教捜査官レベルの前後関係他の周辺情報がないと調教タイムでほんとうの調子は

わからん!と思いました。

★視点の違い=俯瞰の違い★そのほうが人生、面白いんで。

何事も全体像を俯瞰する作業は重要だと思うんだが、

どうも自分以外でそう思う人は少ないらしい。

たとえば飛行機の搭乗者。

年間数十回乗っている人と年間1回ぐらいの人と、数年ぶりに乗った人は

何対何対何?

もちろん便にもよるだろうけど、出張ニーズの幹線でなければ、

たとえば羽田-函館だったら、

年間数十回3%、年間1回25%、久しぶり35%ぐらいかね。

年間数十回の自分から見たら「乗り方を知らない素人客ばかり」となるのは当然。

久しぶりの35%から見て、「なんで年間数十回も乗る必要があるの?想像できない」

てなところでしょう。

競馬場も同じだ。

毎週朝イチから最終まで馬券を買っている人は、

土曜日に開門までに並んでいる人が50人だとすると

ほぼその半分。

終日の入場者が1000人だとすれば2.5%だ。

ま、1000人ってことはないだろうけどね。

開催時に土曜日は6000人だとすれば、場外発売時は2000人は行かないか。

それぞれの関心ごとがバラバラなのはしかたのないことだろう。

1日36レース買う人の気持ちがわかるのは、最初の25人しかいないのかもしれない。

いや、開門から並んでいるからって3場すべて買う、資金と作業力を伴った人は

そんなにいないわ。

という意味ではブログの共感度が低くて当然。だな。

そういえば、土曜日、函館は本格的に雪。

積もる?って思ったほど降っていた。

気温はプラスなので積もらないのだが、東京のごまかしのみぞれ雪とは違って、

マジ降り。

土曜の朝、そんな天気だったものだから、競馬場はガラ空き。

しょうがないよね、出かける気、萎えるよね。普通なら。

そんでもって「今日は最前列、空いてるね。座っちゃおうか」な人が続出。

何時に競馬場に到着しようが、前の席、空いているんだもん。

ということはそれでも2列目がいい、っていう人はそれはそれで特殊。なんだろう。

で、偉いのはヒライ。こんな日でも開門前に並んでいて、開場と同時にダッシュ。

いつものセンター左端の席に、午後1時に来るカノジョの席も取る。

馬券探偵の捜査対象外なので最近ブログでは影が薄いが、常連組?の中では

相当に出席率は高い。でも変人だから、馬券買ってないけどね。

11月の土日含めた出席率を90%とすれば、競馬場デートにもほどがある。

ケイバに興味がなく?付き合うカノジョにもほどがある。もう夫婦かっ!

それでもほどがあるわ(笑)。

雪の土曜日、アスカ兄姉、カツマタ君、KEN綿部も欠席。

なんか安定していない。

「雪だあ、出んの、かったるい」

なのかね。

こう見ていくと「地方は娯楽が少ないから競馬場でも」という日本全体の構図が

若い世代も浸食していることが俯瞰できる。

これもまた「マニアック」とは相容れないって話だ。

そりゃ「ケイバがいちばんおもしろい」と思わなきゃ、

日帰り温泉だの、B級グルメツアーだの、アウトレットめぐりだの、まとめて映画鑑賞だの、

休日の過ごし方は無限にあるからね。

ま、ケイバほどほどで、ほかと両立させるのは自由だけど、

それはきっとケイバのほうから(オマエ、中途半端だな、と)嫌われると思うんだけど。

2014年11月19日 (水)

★(続編)秋の敗因分析完了!★突然変異とも言える傾向変化の裏に何が?

でもってダメ押し。

少頭数(8~11頭立て)の三連複・三連単の配当の出方の比較。

Shoutousuu141118

通年データ(主場)で前年比較をすると、そんなに驚くほどの変化はなく、

配当面では14年のほうが数字が大きいほど。

ところが9月以降に限定するとこの数字だ。

万馬券になる確率は大きく40%を割り、その代わり5000円未満の三連単配当が

出現する確率がぐっとアップ。

考え方によってはぐっと獲りやすくなった。

もちろん獲りやすい代わりに的中率を上げないとプラスにならないのは当然。

この傾向、年内は続くが年が変わるとどうだろうか。

師走の餅つきケイバが注目だろう。

しかし、だ。

業界内の二極化の進行がこの現象を下支えしている可能性も残されている。

強い陣営の強い馬には基本的に挑まない。

弱いモノ同士のレースで、着拾いに徹する。

こうなってしまうとますますケイバはつまらなくなってしまうのではないだろうか。

★秋の敗因分析完了!★突然変異とも言える傾向変化の裏に何が?

真剣に分析しました。

後半戦の「切り札」が見事に不発に終わるカラクリ、競馬ってなかなか怖いものであると

同時にこんなに傾向が変化するのか、という思いです。

まずは復習から。

「人気馬が嘘をつくカラクリを見破らないと勝てない」

人気馬が年ごとにじわじわと複勝率を下げている様子はこのブログでもレポートしましたよね。

それがこの秋ケイバから、いや「から」なのか「限って」なのかは終わってみないと

わかりませんが、意図的な変化を見せました。

Graph1_141119

夏までは1~3人気、1人気とも複勝率、前年比でじわっと下回って

いたにもかかわらず、10月、11月の1人気馬激走は明らかな変化。

2・3人気はそれなり、というよりは低めの数字のままなのに1人気だけ好走の連続。

全場のデータだとまだ濁るので、

Graph2_141118


主場(東京・中山・京都・阪神)に絞ったところ、目立って10月に2・3人気も激走した

以外は特に1人気馬の反攻態勢が顕著なわけです。

Graph3_141118

しかも、さらに少頭数で見ると、

主場における1人気はほぼ完ぺきなレース運びをしている!

9月なんかこの条件で複勝率100%!

これではマジカルエイトの出る幕がないのも当然だ。

2014年11月18日 (火)

★馬券探偵11/16-Part2★三連複2万馬券、当然か偶然か(コードネーム未確定)

今回の馬券探偵最終は残骸を26枚残していった、以前取り上げた無名馬券師。

コードネームが特定できないのが残念。

33レースを買って、5レース的中も、(日曜)京都10Rで三連複209倍をゲット。

今日は勝ちか、と思いきや、エリ女に5000円突っ込んでマイナスに。

これも「まあまあ、だな」と片づけるんでしょうか。

たぶん万馬券は1-2-4-6-7人気の三連複ボックスの4-6-7が来て

2万馬券。実力、ですか?

エリ女でヌーヴォ→ショウナンが本線の馬券師、何も迫力ありません。

ヌーヴォ1頭軸の三連複にはディアデラがなく、

ヌーヴォ→ショウナンの二頭軸マルチ(三連単)には15番を買っている、この矛盾。

たかだか155倍ですが、獲れるものなら獲っておいたほうがいい、ですよね?

2万馬券を獲ってノッてこないあたりが最近の自分を見るようでした。

(馬券画像は省略)

★馬券探偵11/15…熱血高齢者馬券★毎週きっちり負けるのは律儀な証拠

先週の…48枚の残留の犯人は黒木さんでした。

例の遠山・黒木コンビのおとなしいほう。

今週も42枚残していったのですが、実際捜査してみるとけっこう証拠が不完全。

それより、ちょっと「来て」しまったのが、初回の印象は「認知力に難」と見えた

黒木さん、けっこうマメで作業力があるってこと。

36レースで50枚以上の馬券を買う行為は作業力なしには完遂しませんよ。

ってことは、遠山さんの話をかるーく聞き流していたってことですか?

まったく仲良しさんなこと。

15日もマメに1~6レースでは購入額、的中額を馬券のウラにメモっていたため、

捜査がとっても楽でした。

だが、しかーし。18レース終了して的中は4レース。レース回収率が100%を

超えたのはたったの1レース。そこまでの回収率が25%…。

しかも、6レースのメモは4行で1050という数字が書いてある。

これ、ヒルメシ代か?

馬券代と合計しているもん。

で、7レースからはメモがない。

その割には馬券の抜けが目立つので後半は当たってきたようにも受け取れるけど、

どうかな、回収率50%までいったでしょうか。

きっちり1万円負けて今週も終了?

土曜日男の黒木さん、このマメさは変化しようがなさそうだな。

1人気軸でも、ここまで前半悪いこともあるんだね。

ワイド中心でも人気順から微妙にずらしているもんね。

また22日にお会いしましょう。

★馬券探偵11/16→競馬でほのぼの親子の対話★ってなんも話してねえわ!

それにしてもPOG的に馬名を入れて検索している輩が多いんだろうなあ。

だから具体的な馬名は書きたくない。

ま、馬券の話で自然に出て来るならしかたないか。

今週の馬券探偵。

思ったよりも不完全燃焼。

こんな親子馬券が拾得されました。

141116m2

こっちがおやっさん。(60代)

こっちが息子。(20代)

141116m1

ケイバを通して親子のコミュニケーション、ですか。

すっかり成人した息子が父母と3人でケイバ、という姿がなかなか想像つきませんね。

特にマザコンな感じでもないし。

でも馬券を見るとお父さんは別にケイバをやりたいわけではなさそうな、

お付き合い馬券。

そして息子は熟達していない素人買い目。

それでも人気サイドを買い続けていればどこかでは当たる。

昨今の競馬。

プラスにならなくても素敵な休日でしたってとこ?

でもな、ちょっと問題がある。

朝から親子3人で最前列に登場。

昼を過ぎたら母上は離脱。

そりゃ父子に1日付き合うのはきついっしょ。

G1デーだからのゆるーい展開。

左隣で父と子の立ったり座ったりの回数に明らかに差があった。

父は馬券を買ってない。

たぶん違う親孝行があるんだと思うけど?

競馬に関する会話も乏しいしね。

2014年11月17日 (月)

★凱旋門賞3頭遠征に端を発する…★その場しのぎのG1売上向上作戦の裏

もうきょうは店じまいにしようと思っているが、

ひとつ、胸を張って書いてしまいたいことがある。

「来週、再来週のG1でよからぬことを考えている」

これ、受け取り用によっては「末期的症状、ヤケクソ」

でも、ずっと10月アタマから見通してきた結果、そう感じている。

ま、結果が出なかったらだまっておく。

そんなもんだ。

エリ女はまったく馬券を買うモチベーションが高まらなかった。

馬連1-5はあっさり当たったが、何の感慨もなかった。

だって1~4枠しか来ない、が結論だもの。

あんだけ、「メイショウマンボ、買わされる」とつぶやいていながら、やっぱり買ってしまう。

ヌーヴォとのワイドまで厚めに買ってしまう最悪。

ディアデラマドレは15番ゲートからよく3着に来たよね。1-3-5着の角居厩舎

おそるべし。

あのね、三連複、三連単を買わなきゃいけないと思うから、来ない枠も買わされる。

大下さんに「それ、ありえない」とあまり自信満々に宣言すると反動が怖いけど、

怖がりは直らないよね。そりゃケイバにゼッタイはないんだから。

とってもつまんかかったG1の反動が、来週、再来週やってきますように。。。

早めにお祈りしておきます。

でも、きっと直前になると「心が揺らぐマイナス要素がやってくる」と思うけど(苦笑)

★必殺「移動」騎手打法★それにしても多過ぎも困るけど。

せっかくだから、恒例の馬券探偵ネタに行く前に核心のネタを披露しておきましょう。

うーん、過ぎたるは及ばざるがごとし、という部分もあるけど、本当に核心的なネタなんで、

次回があることは保証しない。

人を見る、ということがまさにこれ。

Jockey14111516

日曜は川島命作戦だったが、

0-0-2-7ともう一息だった上に、メインで騎乗停止に。

実は、柴山、伊藤工真、松田大作をもっとマークできていれば大儲け。

また、メインで用無しの戸崎ほど怖いものはない、もまたセオリー通りだね。

福島のバルザローナを買う、のは誰でもできるけど、「移動する騎手」は

こんなにホンキ度が違う、がよくわかる土日でした。

もっとも土曜の東京は多すぎて完全に絞れなくなってましたが。

1レースあたり6、7人該当騎手がいるのはさすがに多すぎ。

でも冷静に見れば東京のムーア、北村宏、京都の福永、岩田の小原軍団コンビは

ブレない軸として存在していたことがよくわかるのではないでしょうか。

前週とは対照的だったよなあ。

★もちろん凡ミスは減らす★ただ、あせりは禁物、のはず

で、次の話題。

いろいろと不調である。

とりあえずは馬券の不調について切り込んでいくしかないだろう。

まず自覚症状としては、そこまで危機的状況というつもりはないが、

数字的にはまったく満足できない状況だ。

・当たっているが、数は少なく、質も低い

数が少なくとも質が高いのであれば、金額は追いつくが両方ダメ、と来ている。

原因はどこにあるのか? まさか慢心?

ちょっと気になったことがあったので調べてみた。

遠因としては「馬券探偵」活動がきっかけである。

「1人気を信用するのは競馬で勝つことを放棄している」

この秋、馬券探偵活動を根拠に明確に結論づけた。

そのいっぽうで一定の的中が欲しければ、とりあえず1人気を頼っておけばいい。

これも明確になった事柄だ。

もちろんこの両者は背反する。だが

「競馬で勝つことを放棄すれば、馬券を1人気から買ってさえいれば一定数当たる」

から、ラクだ。函館競馬場にはこうして楽をしている方々がたくさんいらっしゃる。

ことし前半までのテーマは「消える1人気にダマされない」だった。

いかに消える1人気を見抜くか。

その部分に血道をあげてきた。

もちろん「人気薄の激走馬」もしっかり見渡しているが、穴馬が1人気を連れてきたのでは

配当がつかない、ことは明白。

そこで編み出したのが特定オッズ打法、そして串刺し定食、である。

1人気から買わないが1人気を完全否定しない、そんな打ち方。

この路線は間違っているとは思っていない。

ところが、なんと今年秋に入って、主場の出走頭数減、1人気複勝率上昇の

傾向が顕著に見られる。

これ一部の馬主が「ヤラセ」をやりすぎて「まずいでしょう」という空気になったか。

秋のハイシーズンぐらいは、勝つべき馬に勝たせましょう、という風潮か。

あとで数字を出すが、人気馬がしっかり走るレースが激増。

もちろん条件やメンバーによるが若駒のレースほどその傾向が強い気がする。

これに対して「1人気を信用してなるものか」のアプローチがことごとく裏目に出た、

と見る。

もしかしたら、これもケイバの季節感。人間の営みと季節感は切っても切り離せない。

ケイバを年間通じて俯瞰する。

年ごとに微妙に変わる「傾向」を感じ取る。

そんな原点を忘れて、目先の馬券術に走るなかれ。

そう思っている。

★新馬戦の血統ぐらいふつう見るでしょう★ましてや芝の中長距離

11月に入ってのディープ産駒の大攻勢を取り上げると、

泣きっ面になるのは社台系のクラブ会員さんたちではないだろうか。

個人馬主系はわからんが、

「社台生産じゃなくてもディープは走る」となるとセレクトセールは安泰だ。

サンデーRに入れて必ずクラシックに勝ち負け、まで持ち込んでも、生産者に

メリットはさほどない。

それよりは第二グループと、母が重賞勝ち馬を優先して系列クラブに回したほうが、

売り上げ的な楽しみがあるというものだろう。

そしてどの厩舎に入れるか。栗東か、美浦か。

POGとリアルが融合する醍醐味がそこにあるよな。

ポルトドートウィユを倒すエイシンライダー。

レトロロックを倒すベルラップ。

ティルナノーグに続くディープ産駒の2勝目はことごとく阻止されるのが面白い。

★焦点、核心はまさにココにあり★この「最優先」をいかに読むか

誰が何と言おうと「俯瞰の視点」は失わずにいく。

印象を客観化することで、ケイバの全体像が見えてくる。

まずはコレ。新馬戦の種牡馬データ。

Sire_2012birth_141116

ついにディープインパクトが首位に躍り出た。

Deep2012birth_141116

これが月別の成績。11月すでに7勝。14勝中7勝が11月。

大攻勢だ。

Deep2012birth_breeders141116

そして生産者別。14勝中6勝、馬券圏内33回中17回が社台系。

全出走馬では社台系29頭、非社台34頭だから、まあそこまで圧倒的な差はないにしても

社台出身のディープ産駒はまさに格高ライン。

今度はオーナー別。

Deep2012birth_owners141116

ま、これはよく読み取ってください。

こっちじゃなく、

Deep2012birth_stables141116

こう見たほうがいいかな。ディープ産駒を2頭以上デビューさせている12人の

精鋭調教師たち。

まさにPOG指名テクと実状がリンクする瞬間でしょう。

これは去年、おととしのセレクトセールからずっとつながっている一連の傾向読み、でしょう。

★POGは痛み分け、馬券は連敗★でも2戦目は確信持てないぞ。

今週も月曜日からぐだぐだ書かねばならない。

ひとつずつ片づけていく。

まず新馬戦。池江厩舎のディープ2頭の件。

レガッタの新馬戦、土曜京都芝2000mにラヴィダフェリースをぶつけた。

POG指名に際し、この馬には懐疑的だった。

まず仮、でロードユアソングを指名していて、こっちを東京日曜の芝1800の新馬に

使うという。鞍上はムーア。稽古ではラヴィダが優勢で、ロードユアソングを遠征させると

なると脈があるのはラヴィダのほうではないか。

案として

1.ラヴィダを急きょ指名する

2.ロードユアソングをキャンセルする

決断は1.

どっちも来ない池江厩舎じゃあるまい。

まあ、ありがちなのはレガッタ、人気だけ。実はノーザンFのディープ。

しかしこの土曜の京都の新馬戦で明暗が分かれる。

レガッタは社台勢(5頭中4頭がノーザンF)の包囲網を軽々と突破。

インから33.2秒の最速の脚で完封。わがラヴィダは6着完敗。

こりゃ即放牧でしょう。

やっぱり作戦は2.が正解だったか。

あくる日、東京の新馬戦。こちらは岡田兄弟の2頭が人気で社台勢は影が薄い。

そこへロードHCのディープ産駒。

直線メイアルーアが食い下がるところを1馬身1/4突き放してロード完勝。

池江厩舎、強いのはどっちなんですか?

少頭数組しやすし、はどっちもなんだけど、見事な1勝1敗。(馬券は不発)

神様は公平?

いやあ、どっちも社台系がすべっているんだから、それも違うか。

2014年11月14日 (金)

★娘の名前を馬名に入れるシリーズ★これ愛人だったら、ありえん。

そんなことより、だ。

今月の「最強」誌のレビュー。

まずはタカス馬名問題。

馬名問題そのものは決着してますが、だ。

目立ちたい人もいるんだよね。隠れたい人もいるし、それはどっちも。

そこは小宮連載でもちょっと触れてる。

目立ちたい人って一般的には長続きしないから、隠れたいほうをマークしたほうが得策。

それにしても昨今のドクターコネクションはすごいよ。

小宮氏も社長が馬主だと、馬にうつつをぬかすぐらい儲かってんなら給料上げろ、

と社員から突き上げられるのがオチ、みたいなくだりがあるけど、

社員から突き上げられない経営者が馬主ライフを楽しめるとしたら、まさに「ドクター」ですよ。

これ以上は突っ込みが危険なのでこれぐらい。

あと目からウロコ、なのはエージェント記事。エージェント関係を少々理解したからって

明日の馬券に結びつかねえだろ、となめていたら、

ユーイチ、とピグナリ(古っ!)の乗り替わり、すごいね。

お互いにとっかえっこしてもすごい。

しかも。しかもだ。関東馬の乗り替わりはポンコツ。

これ大事。

そんでもってC騎手は蚊帳の外、ときたもんだ。

今週から二人の乗り替わりピックアップ、ソク採用、だね。

この記事は読んでよかった。

★迷子には何もいいませんが…★なおかつ騙されてしまうと、何か言いたい

「検索ちゃん」は著しいオフセンターを発見するのに有効なんだが、

じゃあ、発見してどーする、てなもんでもある。

とりあえずネタとして突っ込んでみる、というだけで、

単に日本語が不自由だとか、なんも考えてない、とか

自分も求めているものが何かも何もない、とかそんな感じ。

それらに混じって「ただの粘着」もいるんで相当に質が低い。

だからマイペースで記事を連ねている限りはさほど変化はないってもんだが、

最近、日刊(スポーツ)のコンピ指数関係の検索ワードがちらほら目につく。

まあこれ、毎月の月刊誌「最強」の感想を述べている中に9月発売の号だったか

新連載が始まったことを触れただけ。

以外とこの指数の守備範囲は広く、オッズ解析の分野まで浸食している

(もちろん活用アイディアの次元だが)ので、少しだけ接点ができたかな、てな程度である。

今月の最強誌、この連載でオパールSのヘニーハウンドが拾える、とあった。

おいおい待てよ。そこんとこキモだぞ。

ヘニーハウンド単13人気で、12人気と13人気の間に断層が。。。

しかし、この位置の断層に着目、しますかね。

言わせていただければ、1年に1度ハマれば「鬼の首」な必殺オッズなんじゃないすか?

次が何年後、とかそういう奴では。見事な客引きだと思いますよ。

オッズ偏重的には、何かの券種の(合成)オッズが11人気、13人気にずれていても

おかしくないずっとずっと下位の馬。(16頭立て)

たぶんこのアイディアの持ち主は、いろいろ苦労して本質を直感していて、

たまたま指数を題材にしてハードルを下げているだけじゃないんだろうか。

ま、ちょっとあぶりだしの方法も難解なんで、いまの自分のやり方のほうが

イージーだと思うんですがね(そりゃ慣れているから)

そこ、日刊とTargetの敷居の差なんだろうな、と。

2014年11月13日 (木)

★戦うのが仕事、競うのが仕事★関係者の総合力を思うと、すんげー楽しみ

でもって、さっきのPOGネタはちょっとした前フリ。

今週、アノ名牝の子がデビューするんだよね。セレクトセール(当歳)で1億円した

父ディープの牡馬。ディープスカイじゃないよ(笑)。

1億円は「格安」だったらしい。あるところでは「ちんちくりん」という評も。

オーナーと調教師は日本有数の育成施設では成長が追いつかない不安を持ち、

育成場を変えたのだとか。そんなこたあどうでもいい結果が出れば忘れるってもんだ。

問題はこのオーナーが成功しているとは言えない点と、この調教師が反○○の筆頭的

お方だということだ。で、いちばんに気になったのはこの馬の入厩時期。8月下旬。

どうやら馬名が決定する前からトレセンに入っていたらしい。

そんでもって11月3週デビュー。いくらなんでも乗り込み過ぎだろう。

デビューをここまで待った甲斐があった、というコメントに落ち着くかどうか、とても注目している。

土曜の京都5R1800m。10頭立てながら、社台勢が5頭。

実はさっき、このうちの1頭をPOG指名馬に仕込んだばかり。これがことしの9頭目の

登録馬(鞍上川田)。

なぜ駆け込みで登録したかと言えば、この厩舎がキープしていたディープ産駒を

東京に使うから。こっちは日曜5R9頭立て。鞍上ムーア。

東上馬と、京都へ使うほうとどっちが評価が上でしょうかね、やっちん先生。

2歳世代はディープ産駒が未勝利だから、今回は期待できる。(と思う)

そういう意味で2レースとも楽しみな新馬戦だな。

★そろそろ間に合わなくなるかクラシック★今週はアノ馬に注目だな

なかなか旬が見極めにくいネタ。

日本でいちばん温い、JRAのPOGをやっている。

たぶんことしで5年目。2012年からはディープインパクト産駒縛りで選んでいる。

最初の頃は、シェアポイント(指名者が少ない馬で活躍させる=穴狙い)を気にしていたが、

ディープ縛りにした時点でこの作戦を放棄。

すると超優秀なディープ産駒の中でも、ハズレをひかないためにはどうするか、

だいぶ読めるようになってきた。

12年は牡馬7頭、牝馬3頭。未勝利2頭。現在、現役7頭。

勝ち頭はサトノノブレス4勝馬。

期間中は10勝で、1年半経って計15勝。

13年は牡馬6頭、牝馬4頭。未勝利1頭。現在現役9頭。

期間中は12勝で、半年経って計18勝。

活躍馬はトーセンスターダム、ラングレー、ベルキャニオン。

11年生まれ組のほうが明らかに優秀。牝馬がすべて勝ち上がったところに満足している。

14年は、今日の登録で9頭。あと1頭枠を空けている。

ここまで5頭がデビューして2勝。2-2-1-1。

ちょっとこの着外1頭が気になりますが。今週2頭デビュー予定。

去年は10月27日の東京のレースで、指名馬3頭がかち合った。

ひとりで「伝説の新馬戦」の盛り上がり。そのうちの1頭が勝ち、残り2頭は

次走できっちり勝ち上がり。

こうして見極めていると高馬をハズさない厩舎がわかってくる。

もちろんこういう厩舎に「イチかバチか」の馬を入れるのは勇気がいるしね。

さらにはこういう定番のラインナップの一角を崩す新進調教師も、すぐ目につくよね。

POGは新たな視点を与えてくれることは間違いない。

★知っててレースを見るとさらに納得(のはず)★ケイバ深化理論ってとこ?

断片だけのぞかせて寸止め。

タダでは全部教えない。回収率に直結するからね。

フルゲート枠順理論×騎手をじっくり熟成中。まだまだ時間がかかるが、

こんな断片が見つかった。

Kawada_kyoto_da1800

これは京都ダ1800m、16頭立て、09年以降。

見事に「全体の傾向」に沿っている。1・2枠が若干有利なのが京都ダ1800。

となると外枠に強い騎手っているの?

いました。

Takeyutaka_kyoto_d1800

これすごくない。東京ダ1600における武士沢並の逆傾向じゃないの?

これで「外枠」買い!じゃないところが残念だけど、明らかに外枠好き。

折り合い名人ということ? 外にいてもひっかからずに走らせることができる?

この騎手の小回りでのまくり、あんま記憶にないもんね。ほほう。あるね、これ。

でもこのコラボ理論で重要なのは「フルゲート率」であることもわかった。

いままでこんな概念誰も語ってないんじゃない?

・フルゲート率の低いコースで枠順の有利不利、騎手の得意不得意を論ずるのは

ナンセンス

これでしょう。

この理論が生きるコースは自ずから限られてくる。限定条件でちゃんと馬券に絡めばOK。

合致しない条件で、未収束?を悩む必要はないよな。

もしかしたら京都はダ1800じゃなくてダ1400なんすかね。さっそくやってみよう。


★ゼロじゃないってのはとても重要★あとは自分でブーストすればいい

どう展開しようか悩んでいたんだが…。

CSフジが先週あたりからまた視聴できるようになった。

とある事情でアンテナの不都合から、夏の間はちゃんと受信できなかった、のだ。

で、また競馬予想TVを見るようになった。

土曜深夜、早朝の時間の使い方がちょっと要注意になった。

そんだけのことでもないけど、そこで思ったのは「外部情報」「外部刺激」はそれなりに

重要だ。もしこのブログがその人にとってその役割なら、それはそれでありだろう。

「そ」が多い文章だな、まったく(笑)

こんなくだり。

「藤沢調教師が言ってました。美浦の坂路は生まれ変わったぞ」

これを受けて調教捜査官が

「実績として変化が表れたら、自分もその説取り入れます」

確かにタイムを見ると、最近栗東より美浦坂路のほうがかなり遅いタイム。

十分な負荷がかかるようになったって?

とてもじゃないがしまい13秒切れないもん。

ちょっと待て。それより栗東坂路がタイムですぎじゃないか?

朝の10時を過ぎてもラスト2Fで25秒切ってくる馬がいる。

もう水曜なんか24秒台のオンパレード。

スマートレイアー、メイショウマンボ、ショウナンパンドラ、数字面だけ見ると、

「オッケー、オッケー」だけど大丈夫か。

気づかせてくれるじゃないの、予想TV。

予想TV+Targetで、こんな全体像がわかる。

自分で確かめてごらん?

★嘆き、愚痴、諦め…★いちおう1日の始めをネガティブに始めました(笑)

しっかし、ケイバの用語ってなかなかちゃんと理解されていないよな。

正確に言えば、既存の日本語が競馬界でどういうときに用いられているか、だけど。

「二頭軸」がわからないって人がいるぐらいだからね。

二頭軸=軸二頭でしょ?

実は日本語の問題です。

今朝は「インサイダーが買う馬券」ってのがあった。

インサイダーって誰?

なんらかの内部情報を持っている人がまとめ買いするのがインサイダー馬券でしょ?

外部情報とギャップがあるから、オッズが不可思議な動きになる。

すぐに考えれば「どっからが内部情報?」となる。

大金持ちが息子の誕生日馬券で500万買うっていうのはインサイダーですか?

オッズの不可思議な動きのどこからどこまでが「インサイダー」なのかはわからないし、

どうでもいい。その買い目がおいしく当たれば。

ネットで何でも検索できる世の中になって、明らかに思考力が低下していて、

ここで何を書こうと変わらない。

それがよくないと思うけど「彼ら」の目的は真実を知ることではなく「調べること」だからね。

ま、心ある人にとっての「何かのヒント」程度にしか、このブログは使えないよな。

2014年11月12日 (水)

★昔だったらタイトルは「バラすな、どアホ」★でも見せネタだから許してよ

おっと先の記事の馬主さん、こっちのデータも大事だった。

Owner_tm2_trainer20141111_2

厩舎別を見ても、新鮮な部分が明らかにあるね。

ただし、これはできすぎ。

じゃあ、このメジャーな馬主さんはどう?

個人で年間80勝ってすごいよね。

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名前を隠す意味ないじゃない。

騎手の並びと勝利度数を見たらバレバレだ。

でも。

日曜京都8Rのような仕込み、ヤリはあるんです。

スタートさえ決めれば、誰が乗っても勝てる作り。

他の騎手が逃げに驚いてナメてくれる展開。

このオーナーのこのパターン何度見たことか。

「○○はアタマで買え」

でも、上記のデータを知っているから、6.3倍も100円しか買えないんだけどね。

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さて、こういう騎手の好みのオーナーは誰でしょうか?

これはさ、単回・複回を切り取ってしまったけど、そこを見てもイマイチわからない。

ただし、

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これがこのオーナーの本質。好きだよね、馬券で儲けるの。

でも雑誌のインタビューを真に受ければ5000倍以上の三連単、年に1回あるか

ないからしい。馬券は本人じゃなく「お客さん」が買っているんでしょうけど。

こんな門外不出のしかも最新の「真相」を見て何も感じない向きには

ケイバはいつまで経っても「非日常」だと思います。

★非日常を日常に取り入れることこそが早道★果てしなく深い○○道

先日、記事を書いていてふと気づいたのだが、多くの人にとってケイバとは

「非日常」なのだろう。

でもケイバを職業としている人たちにとっては当然ケイバは「日常」だ。

どうでもいいようでいて、この視点の差は大きい。

確かに日常のしがらみから解放されて、楽しめる時間ではある。

それは自分も同じ。ただ「非日常」としてテンションが上がるのは万馬券が連続した

ときぐらいだ。

最近は馬券探偵として、自分を見失った人々を観察することに嬉々としている(笑)。

あるとき知人に「函館競馬場・指定席」という検索ワードで何を知りたいんだろう?

と聞いてみた。JRAのHPにある情報では満足しないのか、と。

その知人は「ブログで指定席に座った感想を書いている人を探したいのでは?」と

返してきた。

感想だって?

それは指定席に座ったことのない人、競馬場に行ったことのない人しか興味のある

事柄じゃないでしょう、と答えかけてふと気づいたのだ。

ケイバというより「競馬場そのものが非日常」ということなんだよね。

つまり。

「慣れてない」

そりゃ不慣れで勝つのは無理でしょ?

まず慣れなさい。経験値であり、経験知。

自分の慣れと他人の慣れの比較。

どうすれば馬券は当たるんですか?

華厳の滝へ行く道順を教えてください

ではまったく質問の質が違うことに気づくべきだろう。

「1人気の馬は3着に来る確率はどのくらい?」

それは出走頭数によっても、1人気の内容によっても違うし、そもそも1人気って

単勝の人気順のこと? 数%しか売り上げシェアのない単勝の?

大半の人がデータ競馬の深さに気づかず、新聞のくだらない「傾向」にダマされるわけだ。

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ふと、ことしを振り返っていて馬主別のデータを見ていた。

これは明らかに新傾向。突出しているもんね。

去年の3月だったか、あのブログの主宰は消えた。自分の解釈では

このオーナーにレーマネとして雇われたんじゃないのか?と推測した。

真偽はともかく、1年経って結果が残ってきている。

適切な資金で適切にケイバを楽しめる環境がこのオーナーの周囲に整備されてきては

いないか?

シャレにならんデータがほかにもいくつかある。

競馬界にはメジャー路線の裏を行くのが好きな変わり者もいるからね。

2014年11月11日 (火)

★秋のG1後半戦の展望?★それよか来年のクラシック戦線でしょ?

JCはハープスター、出るだけで盛り上がるってか。

帰厩したのはつい数日前みたいだぞ。

短期放牧明けでいきなり、はあるかね。

相手はムーアですが、ん?川田クン。

しかし、エリ女もマイルCSも思ってたより面白くなりそうもない。

エリ女はどっちの3歳馬を消すべきか、の戦い。

マイルSは「ホントにミッキーアイルでいいのか?」問題。

ヒデちゃん、マジでトーセンラーなんすか?

それはそれですごい。

ステファノスは京都金杯で出す?

キャロットFは何を考えている、のかな?

で。エリ女のポイントは「ここで引退レース、メイチ」と思わせておいて、

惨敗、巻き返し組じゃないか?

過去のデータが語るのは牝馬5歳でエリ女2桁着順からの巻き返し。

つまりG1で大敗しておく必要があるんだよな。

★馬券探偵の捜査ファイル・11/9★無名馬券師の墓標(5)

今週はもう少し馬券探偵ネタが残ってる。

無名馬券師No.5。

この人は途中参戦だね。

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141109mumei05a

はっきり言って、短時間で成果を出そうとあせりがみられる買い目。

それでも、ハマればそれなりにデカいでしょう。

その振れ幅はもはや趣味の領域なんでコメントは避けますが、

1人気+(2・3)人気の2頭軸三連複をフォーメーションでこう買うのか。

ま、意図してやっているんだろうけど。

ここで的中して欠けているようにも思われるのが、

東京9R=三連複670円

福島10R=三連複3470円

福島11R=三連複1870円

京都のメインがないのでここで力尽きたかな。

もし馬連で獲っていれば4480円。

12レース購入で4レース的中、約22000円投入で、回収が約10000円。

ここでいちばん悲しいポイントが枠連総流し。

しかもア共和国杯は単14・16人気の入った4枠から。

もはやチャレンジャーは通り越している。

もし馬連5-8、枠3-4で決まったら、配当は753倍、159倍だからね。

ん?意外とつかないね。代用品の馬連6-7なら3774倍ですけど。

とりあえず「夢のある」馬券ちゅうことです。

これさ、負けているから振り回した、ということなら、悲劇系ですな。

果たして、これは不変の「ポリシー」なのか。

なら、

「1人気+(2・3)人気の2頭軸三連複」

は本気じゃなく、本気までの迎合買い目だってことだからね。

★「見え過ぎも罪」という結論では進歩はない★勝負強さ、ですか。

そこで簡単に正解が出たら、苦労はない。

まず、この馬券。

日曜京都2R。

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果たしてどこまで求めるべきか。

まず、目についたのは14番ダイメイチャンプ。

なーんも考えなければ、「ここから特定オッズとして買っておくか」

となれば買い目は14を2着に、相手は3、4、10、13、16とせいぜい5点。

14の単勝をこのレベルなら、せいぜい300円。800円買って、馬単87.4倍がすんなり

的中。

でも、考えないわけがなく、藤岡佑介、森田厩舎と見て、串刺し定食と判断。

ちょうど、7番が動いたので、あと1頭を探す。

気になったのは4番、ヤマニンナジャーハ。でも芝1400のディープで却下。

一族初のハズレか、と思いながら10番を拾う。

ここで串刺し定食に決めたのなら、串は気になった4番だ。

でも、この決断がまた安直なような気がしてならず、さらに狙いを下げる。

つまり14と7の複勝。結果は複勝280円×300円でトリガミ。

例によって裏の裏はオモテという奴。午前中のレースだからこれぐらい考えるだろう。

仕込みが入っていた7番は人気薄9人気で必死に逃げたぞ。

うん、悪くない、というしかないだろう。じゃ藤岡佑介×森田厩舎に飛びつけが正解か?

日曜の東京最終。こんな買い目。

141109tokyo12_2

ずっと狙っているマジカルエイト。前回の万馬券的中からかなり空いている

(連敗中)なので、どこかでは来るだろうが、せいぜい年内1回かもしれない。

大事なのは7人気以下もケアすることだ。

で、7人気を見る。3KG減量の石川ユキト、ヤマチョウフェア。

相沢厩舎、あるなあ。

でも注目すべき動きはその下の、ブドーのチャンスメイク8人気。

これもありそうだなあ。普通なら7人気→3、4、5人気へワイドを買うところ、

8人気からも買い、おまけに軸どうしの7-8人気も押さえてワイドの「追加」は7点。

すると断然人気のムーア騎乗の1人気が直線伸びあぐね、俄然穴馬軍団が

ヤル気上昇。ワイド3800円の的中となったのでした。

でも、攻めるべきは7人気(8人気)軸の三連複万馬券狙いなんだよな。

詰めが甘いのか、単に強欲なのか。でも三連複は247倍。

何回かに1回、背伸びしてハメておく勝負強さが必要なのでは?と思うわけだ。

そこそこイケてるけど、結果が伴わない、とはこういうことを言ってるんですわ。

作戦が散っている(まとまっていない)と同時に、いつも大下さんに言っている

「外したくない」病の傾向は自分にも確かにある。

「押さえ馬券の的中でレース回収率250%なら上々」

と満足してはいけない、ということだと思うけどね。

2014年11月10日 (月)

★男は過去に生きてこそ、ナンボ★…なわけ、ありまへんがな。

なんか(地元の)タクシーの中で、競馬の話ばかりするために、

「このお客さんはケイバ好き」という評判が一部の運転手の間で立ってしまっているとか。

そこで面白いのが、「ケイバ好き」でもない運転手にするケイバの話。

そこでこっちは面白さのウデを磨く。

Tさんとの話は機内の騒音の中で、初めてということもあり、振り切れることは難しかった

けど、一端はのぞかせたつもり。

それにしても、その評判を立ててる運転手さんたちには、「いかにも」の困った人が

一部にいるんだよね。

こないだのHドライバーのように、菊花賞・天皇賞、2週連続で馬連あたりました、は

かわいい部類。

今週の、あまりにムカついて名前もド忘れしちゃった人なんか、

まあ、話がでたらめ。

「競馬あたんないですよね?」

(当たらないレースばかり買っているんでしょう)

「うちの息子なんか、競馬知らないくせに、函館記念を当てたんですよ」

(いつのだよ?)

「3-8の単勝を買えっていうんで、そんなの薄いんじゃないの、と自分は言ったわけです」

(なんで3-8で単勝なんだよ)

「やめて複にしておけば?と言ったわけですよ。そうしたら93倍が当たるんですよ。」

(12年のトランスワープ、イケトップガン、4→8人気は馬単3-8だから、そのまま

買っていれば160.5倍だかんな。馬連は98.7倍だぞ)

「ビギナーズラックってあるもんですよね」

(いつの話題だ。今か?)

「いや自分もねホワイトフォンテンで大穴とって、当時市内に10台しかいなかった

フェアレディZを買ったんですが、それ以来、負け続けてますよ」

その話、前にも聞いたよ。

まあ、イジワルでしょうかね。相手が競馬好きだってんで40年前、自分が何百万か

儲けた話を振る、陳腐なタクシー運転手。名前も覚えたくないわけですな。

以来、過去に生き続ける人生…か。

40年間…過去に生き続けてきたか。

競馬って意外と罪、ですね。

★ごめんね、ごめんね、それが本質で★精一杯ここでムカついといて!

もう馬券探偵も何十回もやったから、だいぶまとまってきたよね。

ハズレ馬券を自慢するのは、いかなる場合も墓穴だと思うのでやらないが、

1.高齢者の自衛馬券(負けても嬉しい)

2.若者の早撃ち馬券(例:カツマタ氏)

3.中間層の硬直馬券(とりあえず買い目から1人気を外すと不安で仕方ない)

4.その他メチャクチャ

だいたいこの4ケース。

やっぱりオッズが見れないと「臨機応変」は理解できないんだろうな。

昔は「ナゼ?」と思うほどに「穴から流す」馬券がもっとあったように思う。

馬券探偵拾得物の中に、

「7人気からの総流し」的な穴馬券師は見当たらない。

大昔、後楽園時代に「流すのなら総流し」と主張していた元馬主がいましたっけ。

自分もさすがに2桁人気から総流し、みたいなことはようしませんが、

ワイド4頭ボックスの単勝人気の和が30を超えることはいくらでもあるからね。

そういう意味で拾得する馬券に柔軟性はないし、

なんでココでいきなりそんな買い方!みたいな驚きには出会わない。

皆さん、イマジネーションが不足しているよ。

オッズを読む=オッズ通りに買わない

この出発点に立てないから、きっとオッズに頼るんでしょう。

頼った上で、「つかないからちょっとだけ穴に振る」

で、それでも回収率は50%を超えて、「まあまあ、かな」と勝手に納得する。

ねえねえ、坂本さん、次の万馬券はいつですか?

10人気→2人気→4人気の2・3着が合っていても、アナタの1着馬は

1・3人気ですからあ。ザンネン。

その10人気を拾わないと2・3着合っていても、意味なーし。

そこに気づけないところが、坂本さんの「楽しい」ケイバの限界でしょうな。

2人気→4人気→10人気の買い目はあったのにぃ、のほうが

全然技量は上だっつーの!

★見えるからこそ「物足りない」★知らずに欲が増幅してマイナス波長

自分にとっても、JBCなら非日常、だもんで、写メりますがな。

JRAケイバは日常なので、好きなレースの好きな的中・不的中を回顧できて当たり前。

券種ごと、騎手ごと、月ごとなど、集計分析できて当たり前。

Rei西川ったら、席に白いイヤホンを忘れていきました。i-Phone付属品のアレ。

おかげでスマホがi-Phoneであったことを理解しました。

函館競馬場は、彼にとって非日常、だったんですね。最前列も、ね。

平常心は経験値からしか生まれない、か?

同じく、無意識からは何も生まれない、かな。

胸に残るT准教授の「ケイバに八百長は…」発言。

別に彼には関係ありませんが、馬券を買う人たちはレースを見ましょうよ。

ひとりじゃなく一緒に見ましょうよ。

そうじゃないと「観戦力」はつきません。

日曜の東京7R…

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いつもは進んでは買わないウチパクも、「ここは勝たせに来ている」というオッズだったので

しょうがなく買って、無事馬連+三連複的中(レース回収率758%)。

でも、「振れる」レースじゃないから、ほとんど義理買い。

ウチパクったら、「ここはさすがに勝たないと」と慎重な乗り口。

後ろから来る馬を確認して、直線追い出しましたもん。

騎手が後ろを振り返るときって、

「バテバテで早く安全に抜いてください」

というシーンでなければ、

「ここは突き抜けないと何を言われるかわかんないし」の入魂の一鞍だからね。

そこまでして追い切れずに、届かなかったり、後ろから差されたら

「ああ、ダメなやつ」と見られてポイ。

続く日曜京都の7R。あの外枠であのデキで差せなかったら、さすがにマズイ藤田シンジ。

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単勝狙い撃ちでカンタンに的中。ただし、特定オッズの狙いを慎重になりすぎて

馬連に下げたのに、2着が抜け。しかも、その2着、連続4着を腐していた、

佐久間のビコーミハイルじゃないの。11人気!

単勝狙い撃ち的中で、2着が抜けて「ショック」とはね。

だから、好調な気がしない、わけなんだけど、ま、獲れるところでは獲らないと。

でもでも。

ここで大事なのは前者がダ1300、後者がダ1200という短距離だってコト。

馬ができてりゃ芸はイラナイ。ベテラン騎手である必要はない。だからこそ恥をかけない、

そういうことっす。

★買った馬券をいちいち写メる非日常★無名…(4)の48枚とは超対照

に地元で浮いていても、「東京者のファッション」じゃないあたりが、函館場外。

レオン的なちょい悪オヤジも見かけないしね。

大下さん(BB団)のマスクも季節問わないけど、このマスクに、キャップをあわせる

「KEN綿部」ももはや変装にしか見えないんですが。

彼のハッピーな緩んだ表情を見たことがない。

そしてミカミ☆シンジ。

左側の席の展望を遮るように、テーブルに黒のブリーフケースを立てるように置く。

その若さで「ガラケー」は突っ込まないが、「ガラケー」でオッズチェックは少々痛いのでは?

そして極めつけは「馬券を写メる」。さすがに低スペックでしょう。

朝の10時に出勤してメイン直前に離席するのは、平日ワーカーじゃないから?

日曜これから仕事?それともデート?(デートに行くキメ方じゃありませんが)

その時間に離席しても、メインレースはリアルタイムで見られまい。

そのガラケーでワンセグっすか。

なにもこのベクトルの違う、若手4人組が隙間なく並ばなくてもね。

いずれにしろ、馬券探偵だからできるこの分析。

本人たちにはこの視点は取りようがない。

そこがメッチャ面白い、というわけです。

とにかく早撃ちせず、ケイバをじっくり楽しんでほしい。

それだけでんがな。

★確かに高齢者集団とは一線を画す若手組★当然の相互不干渉

つづいて新人「Rei西川」の登場だ。

モヒ女アスカの男性版?

地元に似つかわしくないイケメン&ファッション。

かつての石川遼をほうふつとさせる、パーマヘアに北海道の11月に似つかわしくない、

ブルーの麻のジャケット。ん?コートは?

で15インチのノートPC持参で、馬券はマークカード手塗り。

2.5KGはある15インチじゃなく、そこはi-Padじゃね?

ウチの13.3インチが小さく見えるよ。

そして、ケイバに集中「しない」ためのi-Phone…。

やっぱり、場外の最前列は楽しいよ。

写真を撮るのも忘れて圧倒されてた。

これがカツマタ君、KEN綿部、ミカミ☆シンジと並んで、お互い無干渉。

もう、気になってしょうがないよね。

BB団、日曜は坂本さんが来てたけど、先週の「土曜楽しませてくれるおひとり様軍団」

今週はG1のない週で「日曜日に集結」、なのでした。

…ということは?

★カツマタ君、これから総額チェック?★せっかち、早撃ち、雑、ですかな。

今週から「アスカ兄」に「ミカミ☆シンジ」というコードネームを授けようと思う。

今週カツマタ君は空いているはずの土曜にはセンター席には姿を現さず、

混んでいるはずの日曜日に「ミカミ☆シンジ」、「Rei西川」(新キャラ)、「KEN綿部」の若めの

男性おひとり様3人衆の陰にもぐりこんでこんな馬券を残していった。

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もう、4回も5回も紹介しているから、読者もいいかげん慣れただろう。

無名馬券師No.4と比べたこの若い買い目、軽い買い目。

短気馬券とでもいうべきか。そして最後に「ケッ」と捨て台詞を残して去っていくこんな

感じ。最後の1枚が常に「ヤケクソ」。

入りのレースと出のレースがこれだけ不一致ということは、定時に買いに来ていない、

出たとこ勝負ギャンブラー。これがいろいろ工夫をしたり、戦法を研究しても、

所詮はキマグレであることに、本人がいちばん気づいていない。

だから、新馬戦だから穴馬の単勝、もブレているし、

1人気1着づけの馬単も本人が飽きている。

前回のように、25倍の単勝のありがたみを理解していないから、100円でいいや、

と11人気、12人気を買うのである。ミスター根拠レス。

とにかく「早撃ち」。

「1人気からでは限界がある」ことに気づいていても、策が思いつかないから、単勝、

ということなんだろうか。

★馬券探偵の捜査ファイル・11/8★無名馬券師の墓標(4)

馬券探偵史上、最多枚数の拾得になる。

福島、東京、京都…1レースから最終まで総枚数48枚。

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これだけ展開しちゃうと、単に「多い」ですますしかないよな。

なので、以下のように解析。

141108mumei04
ご丁寧にもこの人、馬券のウラに購入額と払戻額をメモっていた。

それでそのまま置いていくんだからマメなのか、そうでないのかわからない。

的中は2、3、4、5、6、7、9レース。3場のレース番号の同じレースをまとめて

裏書きしていたので、たぶん1、8レースは3場ともハズレ。で、馬券は最終まで

あったので、10~12レースは的中がなかったのか。

何に驚いたかというと、こういうケズった買い方で、回収率が50%ちょっと、ということ。

この証拠物件から34レース買ったことは証明できるし、このうち8レースが的中だった

ことも推察できる。累計金額で見ていくと、収支プラスになった瞬間は、この日、一度もなく

2レース終了時の78%が最高値。そこから回収率は徐々に下がっていき、最後には51%

となっている。

これをもって1日、それなりに遊べた、と思うならとんでもないことである。

「この買い方だとまあ、負けても1万円どまりだから」

そういうスタンスはコインメーカー夫妻にちょっとだけ共通する要素があるね。

でも8レースの的中のうち、5本は1人気絡み。

人気薄の組み合わせも枠連だったり、馬連の代用だったりで、若干救われているような実績。

「前半はそっと買う」という意味での馬連じゃなく枠連なら、

練れているようでいて、初心者に毛の生えた程度かもしれない。

それでも、このほんの少しの「知恵」で1日楽しむことができる。

歩みはカメでも、チャンスはこっちだろう。

カツマタ君がウサギに見えてくるから不思議だ。

★単なるケイバ好きおっさんのノンストップトーク★ただし中身は水と油

ま、いろいろと順番に。

まずは北海道へ向かう機内の話から。

とっかかりは自分が「競馬好き」オーラを明らかに発しているのが原因だ。

先週はCAに

「精が出ますね」「大きく当たりますように」

と声をかけられ、(心の中で)「うるせえ、大きなお世話だ」と反抗して見せた。

その結果、土曜に2万馬券が当たり、日曜はそのプラスは使い果たしてしまった。

今週は、となりの席の男性(40代)に

「ぼくは馬の写真を撮るのが大好きで。馬券は買わないのですが」と

ケイバ話を振られ、目的地に到着するまでの40、50分、ずっと馬の話をしていた。

どっちも珍しい、今までにない体験。

その理系の研究者である男性のウマ話はトウショウボーイ、テンポイントから始まって、

オルフェーヴルまで続いた。

この程度の名馬バナシは何の苦も無く、適切に広げたり、返したり、転がしたりして、

非常に楽しく機中を過ごした次第。

もちろん彼は非常に好意的に接してくれたことは疑いがないが、

馬券を買う身からすれば「ロマン派」の知識幅は、残念ながら時間軸とビジュアル方面の

広がりはあっても、中央競馬のシステム論とはまったく接点がない、ということを

痛感した。

ここで詳細は省くが、この種のロマン派には、ケイバで生計を立てる方々の

「実業」という発想はないようだった。(もちろんロマン派全員とは言わない)。

印象に残った彼のひと言。

「ケイバに八百長はあるんですか?」

もちろん適切に答えたが、この質問が出ること自体、実業の世界とはかけ離れている、

そう思う次第だ。

★そう、「手応え」というヤツ…★それが微妙、なんだな。

今週も無事、土日のケイバが終わりました。

特に変わったこともなく?…。

そんなはずはないよなあ。

特に変わったことがない、とは、大勝ちしていないということか。

それとも、連勝が継続していない、ということか。

そう考えると、「ちゃんと的中しているのに不調な気がする」というのが

感覚的に近いかね。

69レース購入で16レース的中。でもって「その内容が悪い」と?

そうだな、よく見返してみると、16本中トリガミが4本も。

やっぱり感覚的には、そんな使えない買い目、よくガマンして買ってるな。

なんだけど、そのせいで回収率の効率が悪いという事だな。

広い意味で「慣れ」がマンネリになっているような気もする。

馬券探偵も含めてね。

常にいろんな見直しが重要だな、やっぱり。

2014年11月 7日 (金)

★「騎手で買う」んですかって?★アンタ、ろくなもんじゃねえな(笑)

よく「騎手で買う」って人がいるけど、浅いなあ、って思う。

「騎手キャラ」で買う、が正しいと思う。その騎手の得意条件を知って買う。

ま、なんでも得意な名人は、どこで買ってもがんばってくれますが。

(リーディング上位でも結構条件を選ぶ極端な騎手はいるんでね)

さっき、東京芝1400で江田の逃げを買う、というのはどうなんだろう、と

11月1日土曜日の東京最終Rを反省してみた。

3枠5番ルネッタアスールの逃げ。

確かにここに直前の偏重が入った。すんげー面白そうと、その日、勝っていたのに

強めの勝負に行き、当該馬は逃げて直線9着に沈んだ。

面白かったのに。

はい、江田騎手、1枠で逃げて実績あり。常に人気薄を連れて来る。

だが、しかーし。ほかの枠ではさっぱり、なのでした。

ただでさえ東京・芝1400の1・2枠は逃げ・先行天国。

ここでうまく逃げ・先行できたら、かなりの確率で結果が残る。

じゃあ、その一般的な傾向に逆らっているのは誰?

田中勝春騎手でした。2~4枠に入って、差しに回って、複勝率36%。

単回複回ともに100円超え。これこそが騎手キャラ。

いくら有利枠だからって、単純に逃げていいものだろうか?と考えるのが彼なのか。

(本人に聞いて!)

1枠に入って差しに回ると、結果はイマイチでインパクトなし、なんだよね。

極端じゃなくてちょうどいいのがスキ、なんだと思う。

ま、無難キャラと勝負師・一八キャラとでも言うんでしょうか。

○○な条件で特に数字のいい騎手…設定は無限に考えられるな。

条件、大募集(笑)

★これから極めるは「生きざま」馬券か?★プロとしての尊厳を賭けた勝負

せっかくのG1狭間の週だけど、「フフ」とほくそえむような、楽しい設定は

さほどないようですか。

ま、今見つけられないだけで、全然ないってことはないでしょう。

さて、先週、東京ダ1600の騎手偏差値の話をしました。

早速、こんなことが起こりました。

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言ったとおりでしょ。って、こんな15人気獲れませんが(笑)。

「武士沢騎手はダ1600で1枠で激走」

激走しすぎだよな。

はっきり言ってコース設定にかかわらず、内枠騎手、外枠騎手はいるみたいです。

こんなデータ。

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これは蛯名騎手の09年からこれまでの東京コースでのデータ。

明らかに得意、不得意がある。不得意コースは不人気馬ばかり乗っていたせいか、

というとそんなことはないね。

芝1400なんて、人気の割に自己平均値以下。

つまり。

騎手には得意不得意が明確にあるわけです。

枠順の有利不利×騎手の得意不得意

さらには、これに人気のファクター(騎乗馬の質)を掛け合わせて、

枠順の有利不利×騎手の得意不得意×平均人気

でおいしい騎手があぶりだされると。

実に。実に興味深い。

もうデータ5年取っても「未収束」ってのはなしね。

その騎手の得意不得意が(内部で)知れれば、そういう質の馬がどんどん集まるって

ことだから。一芸に秀でていないのに、人柄だけで騎乗馬が集まるほど甘い世界、

じゃない。

昨夜、枠順の有利不利がさほど大きくない東京・ダ1400をざっくり調べたけど、

ほぼ内枠派、外枠派に分かれた。大ざっぱには外枠が若干有利のダ1400で、

内枠で稼いでいる騎手がいるわけよ。

ほんと5年間のデータだから、「たまたま」は非常に起こりにくい。

あまりに極端な結果に、データの「収束」「未収束」を悩んでしまうほど。

ちなみに北村宏騎手のような「名人」は、ほぼどの枠でも数字が揃っている。

逆にありえないほどね。

ということはだ。コース得意な騎手が、大好きな枠に入って、馬の調子に

問題がなければ、人気を見つつだけど「勝負買い」が入るのは当然でしょう。

騎手だってそこで稼がないテはないわけだから。

ま、これひとつの「生きざま」馬券と言える。プロとしての存在意義をかけた勝負騎乗に

関係者がノる構図。

たぶん、フルゲート枠順理論の先には、この「生きざま」馬券・騎手編が明らかに

見えているわけです。

これですべて枠順の有利不利が時間軸で変化したり、均されたりする理由も解ける。

2014年11月 6日 (木)

★細部で国内勢、個人馬主勢の見極め優先?★最後に大舞台で勝つのは社台。

書こうとして、1日2日放置したら、新聞に先を越されました。

ムーア来日は、ジェンティル、JCで(国内)引退レース、メイチ宣言だもんな。

さらにはスミヨンが来て福永が調教仕込んだエピファネイアで、タイトル狙い。

ま、カタチはできてる。あくまでもカタチはね。

さて、ルメールは、イスラ乗り直し?

社台Fの出方に注目ですね。

そして、横山ノリもワンアンドオンリーで盛り上げる?

ってことはゴールドシップは未定なの?

国内の有力騎手が選択に迷っている間に、どんどん短期免許の外国騎手を

ハメていくノーザンFなのでした。

確執なんて気にしないってか。いただくもんはいただきます、の姿勢、明確だね。

★ほらほら、ケイバ好きどうし、わかりあえないの構図!★でもJBC兼用組は若干若め?

今週の馬券探偵は熟慮の末、打ち止め。

関西から遠征してきたご新規さんがいたんだけどね。

土日でそれぞれ20数万儲かった、と自分の耳には聞こえた。

幼児連れの若夫婦。でもって関西からの旅行者。

うーん、単複買いで?

スピルバーグが天皇賞秋激走で27万?

よくわかりませんが、勝負がハマったってことでしょう。技術云々はもし二度目があったらね。

あとは、こだわりの1人気軸で、たくさんハズレを置き忘れた人。二度目のような気もするけど、

類似形は掃いて捨てるほどだから。

1人気にこだわり続けて、負けが込むといきなり穴党にヘンシンして、またハズシ続ける

パターンだもんね。

それよっか、先日の18万男がaiba(ホッカイドウ競馬の場外)に登場。

ナント、JBCスプリントで「3着、福永残せ!」

ちょっとちょっとサトノタイガー2着の三連単は10万超えですが。

やっぱりタダものではない。

ということで探偵としてはメインレースでこの方と併せ馬を試みた。

背後に張り付いて、どっちが声を出すか。そうしたら二人とも沈黙(笑)。

ちょっと盗み見たところによれば、武から単流しを買っていたようですが、

そんなバカな。この人に限って。

まさか、9Rの勝ち金、突っ込んでないよね。

なお、aibaではシャイニング市原、小3モリモトとも遭遇しました。

DS好きの小3モリモト、JBCもやるか!ってんだよね。カツマタ君並に

ミステリアスかも。そろそろ探偵のメンが割れるころじゃないかな。

ここまで固定メンバーになってくると、誰かがここを読んでる確率増大中だもんな(笑)

★凡ミスはどこまで行っても凡ミス★反省あるのみっ!

いいかげんJBCの話は終わりにしておかないと。

とはいえ、稚拙な買い目に対する懺悔と、何を学んだかは、少しは必要なのでは、と

思うので、もう1本。

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レディスクラシックはキモを思ったコーリンベリーが発馬機内で尻もち。

仕切り直しとなり、終わってしまった。

1800mだと距離長い説はあったものの、1枠から、粘りに粘ったら3着あんじゃね?

と狙ったのに、発走前にショボン。

しかも、「馬体に異状は見られない」と発走させちゃうからね。

当然、払い戻す売上を考えたら、走らせたい主催者側。

これで除外なら3000円のうち1600円が取り消し払い戻しで、馬券が600円的中だから

プラスだった(笑)。

オッズでは単2人気の10番が最後に伸びたので「じゃあ、ない」としたら真裏。

続いてスプリント。

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で、これゼッタイ前のレースに影響受けてる。堅くても買う、と思った時点で

崩壊への道。オッズでは、2番が単勝かぶり。セイクリムズンは単勝が売れずに

三連単3着激売れ。でもコパノが初ダートをちゃんと理解せず、武人気に乗っている

時点で負け確定。しかも浦和のサトノタイガー、JRAを受検してる吉原+社台F生産馬

でしょ。6人気なのに、JRA所属馬しか買いませんでした。

荒れるならココしかなかったのに気づかず、傷を広げる。

これではメインもベストウォーリアと心中するしかなくなるわけよね。

で、この馬、距離が長いのに「世代交代」と思ったんだよね。

他は、叩いてチャンピオンズC、東京大賞典とこれから仕上げていく方々。

でも真相は斤量負わされちゃうから、武蔵野Sよりはここで、が正解らしい。

戸崎もいるしね。あくまでずっと先を見据えたケイバだったのでした。

しっかりダマされました。

これだけトンチンカンな狙いでは「盛岡競馬に献金」状態になるのも

いたしかたない。

つまり、こういう交流G1は、「JRAファンの皆さん、ちゃんと地方競馬も支えてね」

が主旨だから。レースが面白いかどうかは二の次なわけだから。

でもなあ、クラシックは久々にこれまでのJBCの中では買い甲斐のあるオッズバランス

と思ったんだけどなあ。

そんなときに限って3-1-2人気決着なんだよな。

2014年11月 5日 (水)

★河岸が変わると技が出ない、とは…★蓄積の差は如実に結果に反映

こっから時系列的に話は前後します。

3日は盛岡参戦を諦め、道営の場外馬券場へと足を向けました。

でもって盛岡ケイバをJBC3R含め4レース買いました。

結果は散々でした。レディスクラシックのみ、かすかすの本命馬券(三連複)が

600円当たっただけでした。

やっぱり丸腰で挑むケイバは常に返り討ちだな。痛感。

JRAケイバのノウハウをJBCにも持ち込んで必死に対抗しましたが、あまりに内容が

別次元。ケイバの成立背景すら違う。戦車にピストルで挑むごとし。

乗員がうかつに車体から上半身をのぞかせたタイミングで急所を撃ち抜け!

みたいな情けない作戦。戦場で戦車外に出るソルジャーなんていませんよね。

しかも、成立背景の理解がはなはだ不十分、勉強不足。これでは読みの半分も

決まるわけはない。

これをふだんのJRAケイバに置き換えて、自分が行っている探偵活動を

考えるならどうなのか。

そっか。そこまで視点に差があるってことだよね。

「こんな買い方したらダメ」

「こんな買い方が期待できる」

そりゃ理解されないでしょう。

そんな「バカじゃないの?」な買い方を、地方競馬では自分がしてる。

そこに真理があるわけ、でして。

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ま、読み違いからスタートしたサイアクの買い方、ハズシ方、ですな。

自己嫌悪。

★カツマタ君、少しはブレつつも…★やっぱり進歩は見られないのでした。

数本前に突如新コードネームで登場した田上親子。

息子は中3~高1で競馬場にゲーム機を持ち込むタイプではない。

父親のほうが「あの宮本父?」と一瞬間違えたほどの無味乾燥な人物。

息子に「ここは何を買うの?」という感じの父親。

でも天皇賞秋しか買わないし、午前中しか席にいないんだけど。

先週の土曜は恒例のBB団全欠席に対し、同じゾーンの最前列に

アスカ兄妹、ヒライ、KEN綿部、そしてカツマタ君のそろい踏み。

もちろんコインメーカー夫妻もいつもの席にいて濃ゆい並び。

でも翌日G1デーは田上少年のダッシュに恐れをなしてか、その顔触れは

だーれもいない。(もちろんコインメーカー夫妻は除外ね)。

アスカ兄妹、ヒライ、KEN綿部、カツマタ君はBB団不在の退屈を癒してくれる

土曜参戦派なの?

ま、いっか。

いちばんのトピックは、ひとつおいて左隣が空いていて、なんとそこに

カツマタ君がジャストで飛び込んできたこと。ちょうど東京2R出走のタイミングだったか。

いつもはこんな早いお出ましだっけ?

そんでもって、たっぷり馬券を残していってくれました。

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へえ、今日はずっといるんだ、そう思ったんですけどね。

福島5Rで単勝25.5倍をすっと当てる。あくまで「ヨッシャ!」じゃなく

「ふん!」という程度ですっと当てる。ま、基本は1人気馬からの馬単なんですがね。

どうやら新馬戦は、穴馬の単勝を買う主義らしい。それはそれで作戦めいたものとは思え

なくもない。

でも、たぶん明暗は東京5R。ダイワミランダからの馬単流し。

ブログ主はこういう血統馬、「お客さんでありがとう」なのだが、今回はしっかり1着入線

で不的中。じゃあ、カツマタ君がハッピハッピーかと思いきや、1、3、4人気の3、8、11

を切った買い目。どうしてここでカッコつけるんかね。ダイワミランダ、最後は2人気なんですよ。

馬単19.5倍を拾い損ねて、徐々にご機嫌ナナメに。

このあと当たった京都6Rは馬単1030円ですからね。

やっぱり福島8Rの複勝100円でこの日のケイバは終了。

この購入額の傾斜からして、そして財布ののぞき込み方から判断して、

「今日もダメでした」な1日だったように見えました。

しかし、どういう1日が彼にとってグッドな1日なのでしょう。

この買い方で「万馬券」は考えにくいのですけど。

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で、これが彼が去ったあと。注目ポイントは真ん中のマークカード立てに

「ハズレ馬券」がこちら向きに、無造作に突っ込んでる、そこです。

彼の「怒り」「落胆」が象徴されているのです。わっかりやすーい!

ホント、彼が勝ったときのテーブルはどういう状態になっているんでしょうか。

一度見てみた~い。(右手前の福島8Rの複勝100円馬券、わざと見せつけて

置いてあるのもミソですね)

★内面分析ではなく偶然の…★無意味なブレが誰にでもあるの?

かくいう自分も、他人の例にもれず、劣化していくことだろう。

自分だけ劣化せずに「永遠の生命力」なわけはない。

体力以外に記憶力も劣化するならば、

まともなブログ記事を永遠不変に書き続けることは不可能に違いない。

あくまでもそんな危機感は現状微々たるものではあるが。

そこをすでに通り過ぎてしまったコインメーカー夫妻、特にご主人を見るにつけ、30年後の

自分の姿を見る思い。最近不思議に思うのは、前日の最終レースの馬券を必ず1枚、競馬場に

持ってきては捨てていく行為。推測するに的中不的中を翌日の競馬場内の掲示で確認して、

捨てていくのか。また多くのレースでワイド7点買いを1番人気から、が通常パターンなのだが、

たまに同じワイド7点ですごく人気薄から買い目を起こしていることがある。

奥さん馬券は新聞通りでブレないが、旦那馬券はかなり大きくブレる。ときに意固地になった

ハズレ馬券を証拠として残していく。いつもマイナスなのに、やはり人間、その日、その日の

感情がブレの根源らしい。

そこで思うのは「勝ちパターンに持ち込む」の難しさ。

そもそも「勝ちパターン」がないのに、それを望むのは酷というものだ。

意地になって大振りした時に、たまたま長打をかっ飛ばす。

これがいかに都合のいい話か、経験豊富な向きはよく体感していると思う。

それでも大振りしたくなるのは、自分に負けている証拠。

でも、そこで「自分に勝って」も何も得られない、という意見もあるのだ。

どっちが正しいの?

そして振ってしまった後で気づかないのはさらに重傷だと思われる。

ということでワイド31点買いのいっぽうで、こんな二度打ち馬券も存在している。

「3-6を塗ろうと思っているのに3-5を塗っちゃうんだよ」

頭脳のみならず、視力聴力も加齢とともに劣化する。人間なら仕方ない。

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(たぶん7点のほうが奥方馬券で、6点のほうが旦那馬券。当日残されたのが上で

翌日拾得したのが下。微妙にどっちも1人気のルメールから行って不的中。

当然、旦那・奥方、 別人格であるから、それぞれの判断で買う、はありなのだが、

突然のシンクロ、ですかね?)

★揺れる思い…揺れても当然★もっともっと強くなれ!…なれない?

今週も「また」週アタマ、スムーズに更新できまへんな。

数少ない読者の皆様、大変申し訳ない。

で。いろいろ時系列的に前後しますが、お許しください。

3日の祝日。実は盛岡にJBC観戦に出向く案があった。でも、

迷ったあげくに月曜の盛岡訪問は自重。それはそれで新たな収穫を得ることができた。

その話はまた、どこかで。

なんか振り切れていないし、振り切りすぎて空回りでもいかんのよ。

さて、馬券探偵シリーズ。表面的には他人をおちょくっているように受け取られるかと思うが、

実は自分以外の人間の内面の旅、なのである。

「ばかだね、この人。こんな買い方をして」

確かにそこから始まるが、じゃあ自分はそういうバカな買い方を全くしないのか?だ。

馬券は自分との戦い、自分の欲との戦い。

それゆえに「その部分」を磨かねばならない。

しかし只一人ではその作業は困難なのである。

だからこそ、他人の存在を借りる。力を借りる。

しかし、それを頑なに拒否し、自分だけでチャンピオンになろうとするのも愚であり、

非現実的である。

そこを理解する人が強いのだと思う。

一人ではできないが、つるんでいるばかりでも不可能だ。そこのバランスは微妙で

ギャンブル行為は孤独な作業だから。人生だって最終的決断は自身が下すだろう。

だからこその自己責任ということになる。でも一人じゃない。ふーむ。

最近のBB団。坂本さんはああ見えて、ちょっと健康面の不安があるらしい。

残念ながらそこはフォローができない。

フォローできるとすれば馬券上の切磋琢磨である。

しかし、坂本さんのペースは上がらない。

彼の買い方では年間20本の万馬券ではプラスにならないのである。

その途中でいくら馬単の好配当で埋めることができても、だ。

「坂本さん、今週で○週連続の万馬券だね。

今月は馬単、三連単のダブル万馬券も2回もあったね」

…とは決してならない。

悪意の結果、彼が万馬券を的中しても隠しているのでなければ、かなり負けは込んでいるはずだ。

月間160レースで万馬券、延べ6本はあの4点+4点買いでは望めない。

大下さんも混乱キャラである。やはり「どうしても当てたい」という気持ちが強すぎる。

なんとプラス収支で帰ることよりも、「いま」当てたい意識が強い。

だからいくら研究しても、大事な部分を落としてしまうし、忘れてしまう。

抜けを許さない、執念深い買い目で的中を拾っているに過ぎない。

最近、土曜日はBB団メンバーはほぼ欠席。土曜日に起こっていることをインプットせずに

日曜のケイバに臨むのはかなりリスキーだと自分は思うが、そういう生活に慣れてしまえば、

なんのことはないのだろう。

ということは欠かさず馬券を買える(自分の)幸せは、もっと自覚しなければいけないのかもしれない。

とにかくBB団不在の土曜にも「土曜の常連さん」が探偵意欲をくすぐってくれるので

退屈することはない。そのペースに慣れるだけだ。でも慣れたくない。

2014年11月 3日 (月)

★見えないストレスが(馬券)不調の原因?★でもだーれも期待してないからノークレーム

繰り返すが、JRAの奢り、お役所体質に、地元雇用の田舎者感が

掛け合わせてシャープなサービスは期待できない構図になっている。

職員間の勤務中の私語はもちろんのこと、専門的な知識や、来場者対応など

たぶん東京競馬場とは雲泥の差があるだろう。まあ東京競馬場といっても

JRAの範囲内ではあるけれど。

いつも気になっているのは午後2時のクリーンキャンペーンを担当する、

清掃のおばちゃんたち。

清掃のおばちゃんたちに何を望んでも無駄だろう、ということでよろしい?

彼女たちに「サービス論」は不要でしょうか?

きっと、パートで勤めているスーパーならもう少し気を利かしてくれるのでは?

と思うんだよね。

例えば20人係りがいたとして、毎回違う列で表面的に、不要物の収集を

して、終わると整列して「ありがとうございました」。

自分の列だけ不要物を出すお客さんが多くて、出発点に戻るのが遅れると

となりの清掃係に迷惑をかけるので「遅れて戻らない」が彼女たちの

最大目標。来場者の出す不要物になんて感心ないもんね。

いつも同じ場所にいる側からすると、なぜ習熟しないのだろう、と思うけど、

習熟させないような勤務体制をしいているんだよね。

それに甘んじて給料をもらうほうも相当のレベルだと思うけどね。

トイレ清掃もそう。午後4時に最終レースが始まっていないのに、

手洗い場の清掃をしても、お客がすぐ汚すのに。

早く帰りたいから、客がいるのに洗浄しているの?

その割には来場者が退場した午後5時でも消灯されていないけどな、場内。

日が短くなってきて、雨が降り始めた昨日の最終レース。最前列の照明は

最後まで灯されないまま。

そういう決まり事すらマニュアル化される気配なし。

★G1デーのまったり、なりゆき主義★こっちも聞く耳持ちませんが

このカテも死んでるね。

JRAも何も向上しないし、函館競馬場は働いているのが田舎もんなんで、

いいコラボです。

今日はさすがに書いたほうがいいかな、と思ったんだけどね。

天皇賞秋当日、2日日曜日の開場前の風景。

1.いつから9時20分開場になったんだ?というバカ

「しばらく競馬場に来ていなかったからな」

2.早くシャッター開けろよ、20分開場に間に合わないというバカ

だいじょうぶだよ、まだ20分になってねえよ。

ところが。

ところが。ところが。シャッターが上がる直前、緑服のバイト係員が

入場の諸注意を始める。9時19分。

そこでさすがに東京4Rの出走取り消し馬の告知はいらないだろ。

時間も確認せずに、読み上げ始める。

シャッターが上がる。すでに9時20分。

いきりたった高齢者80%のお客さんたちは場内へ殺到。

「走らないでください、危険です」の声にかぶるようにして

「かいもーん!」(誰だ?呑気に宣言しているバカは?=JRAの運営責任者)

アホか。時計を確認せずに段取り?G1デーに5分早く開けるのが

サービスでしょう。

と、ここまでは想定外なので、いいんです。

このレベルでも取り立てて記事に書くほどじゃない。

カチンと来たのはその後、着席後。

いつもの常連席には(コードネーム)田上親子の少年(中3~高1)が

座っていて、親父が後からのこのこやってきた。

親父の手には「第150回天皇賞メモリアルブック」

まあ、60ページ、オールカラーの豪華?冊子。

そう、先着入場者に無料で配られているものだ。

直感した自分はさっとインフォメーションへ戻り、

BB団の坂本さん、大下さんのぶんと3冊を持って帰ってきた。

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つまり、開門を待って並び、開場と共にダッシュして、座りたい席に

すわるような入場者には、冊子を配る想定はないのである。

ダッシュしている高齢者に「こちらをどうぞ」は危険だからね。

だったら開門前か、パドックシートで一定時間配布すりゃいいだけの話。

プロから見たら、それなりの原価がかかっていることが見てわかるから、

無視されたのでハラを立てた、という構図。

仕切りもサービスも、はなはだ適当。売り上げが上昇機運で、すでに

奢りが出ているんでしょうな。<JRA

★「万馬券でマイナス」と正対★成果はあるのに「足りない」

今週も馬券探偵ネタはありますので、ご期待ください。

それよか、自己分析。

手応えのある土日だったにもかかわらず、結局土日プラスになっていない

のはなぜか。

・惜しいレースが多すぎた

・金額を押さえているつもりでも結果行き過ぎた

・G1不的中がマイナス印象の最大要因

・BB団のテンション低さ

・常連軍団の錆び方を気にし過ぎ

・それ以外の要因

うーん、どこを改善すべきか。

万馬券を獲ってもマイナス、に自己嫌悪かもしれないなあ。

確かに凡ミスもあったし。

でもノーミス、ノーミスばっかり意識しても、買い目がこじんまりしてしまう。

「行く」「行かない」

「気が大きくなる」「石橋を叩く」

ここのバランスをまだまだ練らねばいけない。際限はないね。

いずれにしろ敵は自分。

なんでこんな気持ちになってるか、ってね。

★流されそうになるからこそ…★「周りに流されない」を徹底せにゃあかん

いやあ天皇賞秋、事前の読み通り、難しかった。

菊花賞と連続して裏の裏はオモテを思い知りました。

でも、それを意識してはケイバは勝てない。

いいんじゃないですか。素直で幸せになった人もいて。

それで競馬人口が増えたほうが面白いってもんです。

年間3、4回程度、めったに会わないHドライバーなんか、

自分が競馬マニアであることを覚えていて、配車されるなり

「菊花賞、天皇賞連続的中です!」だって。

馬連10点買いでも十分にプラスだからいいんですけど、

「じゃあ、しばらく遠ざかったほうがいいかも。次は有馬記念ぐらい」

と返してあげました。

馬券を買うのはいいけど、話の合い具合がこの人、けっこうオフセンター

ですから。

ま、いろんな人がそのときどきで幸せになるのがケイバです。

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