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2014年10月28日 (火)

★結局はこれ以上の深堀りは無意味★単なる枠順+騎手、枠順+種牡馬

偶然か、まじめにいいネタが続いているうちに注目しておいてくれたまえ(笑)。

今月の最強誌の枠順記事をもう少し掘り下げたいなあ、と思って

眺めていたが、前回の結論「素人にはわかるまい」以上の展開には

ならない感じ。

そこで、データの何が優先されるか、という話をしたい。

ディープインパクト産駒のダート出走。

買いか、消しか。

09年1月以降の京都ダート出走数。

ディープインパクト産駒は36位。出走数1位はクロフネ産駒。

勝利数1位はやはりクロフネ産駒。ディープインパクト産駒は24位。

さて、このデータをどう読み解く。

最初のポイントはデータ集計開始の09年だな。

10年に初年度産駒がデビューしたディープインパクトはこの年は延べ4頭しか

京都ダートに出走していない。

にもかかわらず、複勝率は35.8%で、一部の出走数の少ない外国種牡馬

を除けば1位なのだ。しかも複回101円。決して人気サイド一辺倒ではない。

(平均単勝人気4.9)

当然ディープ君は芝の成績のほうがいい。

となれば、天才ディープ君がもっとも苦手とする科目に対し、

凡才○○君が得意教科をもって対抗しようとしても負ける、構図がそこにある。

ある特定の条件で何が買いか、となったとき、あるマニアック種牡馬の

ここしかない条件に対し、万能種牡馬のどっちかというとニガテな条件のほうが

まさっていることがあるのがデータというもんだ。

だから繰り返して積み重ねても、やっぱりその数字が優秀で、しかも

買い続けるとプラスになる、条件だけが「使えるデータ」となる。

ところが馬を走らせるのは騎手。作るのは調教師を含む厩舎のメンバーたち。

お金を出すのはオーナー。こういう人間関係の上で、血統だけで走る、

わけじゃない。複勝率40%で複回90円よりも、複勝率20%で複回120円の

ほうが使えるのは明白。5階に2回安い配当になるよりも、5回に1回高い配当

になるほうを買ったほうがいいに決まってる。

ということは「安定して穴を出す」組み合わせをどんだけインプットするか。

血統はあくまで、結果である可能性が高い。

特定の条件で激走できる馬は血統の裏付けだけがあるわけではない。

となると、血統で知るべきは「箸にも棒にもかからない」レベルだけでいい。

あったりなかったりする血統で取捨を悩むのは時間のムダだ。

だからディープやハーツのダート出走が金になるという逆説のほうが

おいしかったりする。

これを違う観点から言うなら、リーディング上位の騎手だけを買うより、

中堅でも条件が揃えば穴をしっかりあける騎手をどんだけインプットするか。

かといって30回に1回、超大穴をあける騎手を待つのも効率が悪い。

複勝率20~30%で複回100円をコンスタントに超える条件を狙い撃つ

ことがベースになるだろう。

だから「○○の条件で○○騎手は買い」の中身をしっかり検証しないと

とんでもないことになるのだ。その中堅騎手がどんなときに「ヤル」のかのほうが

枠よりもよほど重要なデータになる。

さて、それをふまえて、先週披露したように、そのコースの一般的な

「有利不利」を覆している騎手、これは知っておいたほうがいいだろう。

ただし、横山典騎手が東京ダ1600でいちばん苦手な条件と、

武士沢騎手が同じコースでいちばん得意な条件を比較しても、軍配は

前者に上がる。でも、よく考えると、この二人が常に同じレースに乗っている

わけではないぞ。

全国リーディング71位の武士沢騎手が、16頭立てのレースで、

優先順位6番手、7番手にくるレースだってあるだろう。

そこで人気馬が不利枠にハマっていたら?

「枠を選ばず」武士沢が上位に突っ込んで穴をあける可能性は十分なのだ。

これはある意味極論で、自分もオッズを見ながら、「武士沢差せ!」と

叫んでいるのは年に3、4回がせいぜいだけどね(笑)

施行数が多いレースではその騎手の得意不得意が平均値に寄り添っているか、

上位騎手のニガテに下位騎手の得意が肉迫していないか、調べてみるのも

面白いんじゃないかな。

実際には「短距離はスタートさえ決めれば、騎手は問わない」

そんな穴が年中あくもんね。

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