★一家で競馬観戦の宮本一家★場違いな父にブーイング
今週も馬券探偵は通常通りの営業でしたが、特に目新しい収穫はありませんでした。
ただね、秋のG1シリーズが今後こうして続いていくとなると、
予告したようにパドックシート最前列は初心者の巣窟となるわけです。
いかにふだんよりも強調されたその部分に悪影響を受けずに馬券を買い続けるか、
けっこう大問題です。
日曜もちょっと出遅れて開場の9時20分に間に合わなかったら、なんと最前列を
親子連れ4名(夫、妻、長男、長女)が占拠。ほどなくそこに知り合いの父子が合流。
でもってケイバに集中しない、できない状況を拡散するわけですな。
当然目的は京都のメインレース秋華賞。午前中、馬券は買わないわ、子ども同士
(中2、小6+中2)は関係ないおしゃべりはするわ、ゲームはするわ。
まったくもって周囲の迷惑は考えない。
親の顔が見たいって、すぐそこにいますけど。
ここで判断基準になるのが妻の役割。これがまた、なすがまま。
場違いなんて意に介さない。
夫いわく「なんだか眠くなってきたなあ」
実はあなた以外の5人は付属物、おまけですから。ちゃんと気を配ってくださいな。
でも、この家族。コードネームを宮本一家としましょう。遭遇は初めてではないんです。
たぶんこのお父さんは年に何回も馬券を買いませんから、上達のしようがないタイプ。
後続の父子のうちの子どもが
「ワイド馬券って買った3頭が3着以内だったら、3つとも当たり?」
と聞いたら、わかる大人がひとりもいない。
宮本父なんか「単勝のワイドって言うから3つ当たり、はないと思うよ」だって。
これはもうおバカとしかいう他はなし。
息子が「馬単の流しってどう買うのかなあ」と聞くと「たぶんこのマークカードだと思うんだけど」
無口で応用力のない父は馬連流ししか買わないので、そんなオシャレな買い方をしたことがない。
息子に質問されても対応できない。
結局は好奇心満々の中2男子のほうが、よほど馬券力の伸びしろが大きいってことですな。
前回の遭遇もそんな感想を持ったような。デジャヴです。
で、午前中あんまりヒマなんで、この宮本父、京都3Rを1人気のピンストライプから
馬連を10点買いました。息子は
「なかなか堅い買い方だね」とコメントしたのに対し、
父は「これは絶対当たるから見てろ」
案の定福永騎乗のピンストライプは着実な末脚を繰り出してきました。
最後まで抵抗したのは3人気のアドマイヤゴッド(3人気)。
配当は……見事に530円。
「あ、500円損した」
こんな父でごめんなさい。
このまま1日最前列にいられてはかなわないのですが、午前のレースが終わった時点で6人とも
きれいに離席。戻ってくることはありませんでしたとさ。
繰り返すけど秋華賞を買いたいたった一人のために5人をつき合わせる発想。
その本人のスキルが「最近馬券を買い始めたんだよね」という競馬歴2年レベル。
そんでもって月1回もケイバしないレベル。
まったくもって教育上よろしくない、なめられる父親像全開なのでした。
(これはどうやって塗ればいいのかな?とカードを凝視する父・手前)
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